アメリカドライブ2010　その1

2010/08/10 - 2010/08/24

2年続けてのアメリカ旅行。今回は前回行き残したグランドサークルの北半分とロッキーマウンテンやヨセミテをプラスした行程です。
写真の青線が第１日目の行程です。（デンバー空港からボルダーのホテルまで）

町工場をやっておりまして　１５日払いのパートさんの給料と２０日払いの外注さんの工賃・仕入れ代金を　９日に済ませた関係で　現預金がほぼ底をつく心細い中での旅立ちでした。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 3.0
• ホテル: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ANA ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

残念ながらセントレアから成田までのチケットが購入出来ず　JRで成田まで移動です。
学生時代　東名高速のドリーム号か在来線の普通夜行列車「東海」ばかりで　まれに新幹線を利用するときも　もっぱら「こだま」でした。（当時「ひかり」に乗るには特別料金が必要だったので）
そのため　新幹線で名古屋から東京と云うと３時間という認識があるんですが　それが品川まで１時間半とはまったく驚きです。

喫煙ルーム。
見せ物になってます。（笑）なんか利用しにくいですね。
昔は通勤ラッシュの中でも　喫煙してる人がいたし　それが当たり前の光景でしたので　隔世の感があります。

品川で「成田エクスプレス」に乗り換え　空港に到着。
早速　ヤマト運輸のカウンターへ　先送りしておいたスーツケースの受け取りに。

空港の様子。
お盆ですから　もっとごった返しているかと思ってたら　案外そうでもなく普通の混み具合。
今回は全日空でしたが　自動チェックイン機を使うのが当たり前のようでした。ただ　サンフランシスコでユナイテッドのコードシェア便に乗り継ぐので　無難にと有人カウンターに行きます。
そこには誰も並んでおらず　ここで時間が掛かるはず　と思っていたのでちょっと拍子抜け。
サンフランシスコでの乗り継ぎの心配を口にしたら　「それでしたら出来るだけ前の席をご用意しましょう」と云ってくれます。親切な全日空です。　

案内には「３時間前には空港に」とあったので　その通りにしたけど　かなり時間を持てあまし　早いけど出国手続きに進みます。
写真の通り閑散としたもの。
審査は所要時間３０秒だろうと思っていたら　私のパスポートを見て　何やらメモをしてました。ちょっと気になりましたね。
ここを抜けてから　免税店でタバコを１カートン購入。普段のペースで旅行中ちょっと足りないくらいかな　と思いましたが　半分以上残りました。
アメリカでも日本同様喫煙場所に神経を使いました。

全日空NH008便。
旅慣れなくて英語が全くだめな者が　付き添いなしで初めての乗り継ぎだし　心配しておりました。
入国審査が混んでたり荷物がなかなか出てこなかったりして　乗り継ぎ便に間に合わなかったら　どこでどういう風に交渉して次便に振り替えてもらうかとか　不安は尽きません。
心配性なんです。

サンフランシスコの空港で。
乗り継ぎは事前に調べてました。
飛行機を降りたら　早足で入国審査に急ぎ　少しでも列の前に行かねば・・とか　日本人の多い列を選ばねば・・とか。（笑）
実際は　何のことはない入国審査は前から２番目でした。
これ以上ないくらい簡単に済み　次は荷物の引き取りです。
こちらも問題なく順調で　全日空の現地係員が親切に声を掛けてくれたりして　ありがたかったです。
税関もあっけなく終わり　乗り継ぎはこっちへ進め　など指示してくれます。
何事も案ずるより産むが易しです。
途中　荷物の再預けをし　その先の分岐のところで右に進めば良い　と分かっているのに担当者が左へ行け　と言ってきます。
「いや　自分は国内線だから右でいいはずだ」と言おうとしたら　舌がこんがらがって　結局言われるまま左エスカレーターで上の階に進んでしまいました。（小心者で流されやすい性格なんです）
上の階に上がるとセキュリティー検査が真ん前です。
そこで検査を受けましたが（ここが大混雑でだんだん間に合うかと焦ってきます）検査を抜けると右が国内線のターミナル方面　左が国際線方面になってます。
要するに上の階からも国内線へ移動出来　客の分散と云うことで上の階へと誘導されたんでしょう。

それにしても　サンフランシスコ空港はでかいです。
写真のように延々と進まなければなりません。
やっとの思いで　出発ゲートに着いたのが飛行機を降りてから約１時間半後。乗り継ぎ便には余裕で間に合いました。

無事　デンバー空港到着。
写真は３つあるターミナルとメインターミナルを結ぶ地下鉄乗り場です。
自分の着いたユナイテッドのターミナルはめちゃめちゃでかく　端から端まで１キロあります。そのかわり構造はシンプルで迷うことはないみたいですね。
とにかく地下鉄に乗りメインターミナルに行き　荷物の引き取りをします。
このころになると　不安はなくなり　これからの期待ばかりとなります。やっぱり来てよかったと。

サンフランシスコから飛行時間２時間ちょっと　なのに時計は３時間進んでいます。
時差なんですね。さらにサマータイム採用と不採用　アメリカ人はこんなややこしい事を日常で経験してる訳です。
自分は途中から現地時間を考えに入れず　全部カリフォルニア時間で通しました。でないと　例えば写真も順番が狂ってきて　後で撮った写真が先にきたりするわけで。（まあファイル名では撮影順になりますけど）

その連絡地下鉄です。
無人で運行されてるみたいで　メインターミナルに向かってます。
メインターミナルで荷物の引き取りですが　それがねぇ。
荷物が一つ口を開き　中身がコンベアー上を散乱してます。中国系のCDのようでした。（余分な話）
その片付けがなかなか進まず　その間コンベアは止まったまま。
結局１時間以上もかかって自分らの荷物が出てきました。

メインターミナルを見上げます。
ロッキー山脈をイメージしたらしいです。このテントみたいなものは。
聞いた話　テントは日本製とか・・・　誇らしいではないですか。
荷物も引き取ったし　残った用事はレンタカーの手配だけです。
早速　ターミナル内のカウンターへ行きます。

ターミナル内のカウンターです。
予約してある旨を伝えても　外を指さして「アイランド4」とだけ云います。
素っ気ないです。
てっきり　ここで手続きをして外の車庫で車を受け取ると思ってましたが　そうではないようです。

で　その「アイランド4」です。
わかりやすいです。迷うことはないです。
ひっきりなしにバスが来ますので　タバコ１本吸う余裕もないくらいです。
１０時間以上禁煙してるので　ゆっくり吸いたかったけど。

ハーツのシャトルバスから。
写真のように周りにはまったく何もありません。大平原の真ん中に空港があります。

ハーツのカウンターでは　日本で予約していた事もあり簡単に手続きが進んでいきます。何を云われてもイエスイエスの連発。大体の金額は分かってるしね。
とにかく　保険の確認だけしました。
車は契約のカムリより小さいんじゃない　って思える　日産のALTIMAっていう車で　トランクにスーツケース２個ギリギリです。しかも３５０００マイルも走行してる。
やっぱり　適当にイエスを連発するもんじゃないですね。
案の定カリフォルニアナンバーです。
今回は乗り捨てのため　３００ドル請求されます。でもカリフォルニアの車をカリフォルニアで返すんだから　納得できない話です。逆に配送料をもらってもいいんじゃないかと・・。

とにかく出発です。
ハーツの出口でガソリンが満タンかどうか　だけ聞かれました。
思わず「そんなのしらねーよ」（アイドントノー）って云っちゃったけど　気分を害してなきゃいいんですが。　なにぶんこっちは一杯一杯状態だったので許してもらうしかない。

写真は空港を出て１５分ほどのところ。E-470からNORTHWEST-PKWYを進んでいるあたり。デンバーの外環状線みたいな道路です。
有料道路のはずが　ゲートが無くなり無料でした。
逆に　ワールドニュースなんかを見てると　アメリカでは有料化を進め　道路の補修に充てる動きがあるらしいですね。
どこぞの国の無料化とは対照的な動きです。

最初の宿泊地ボルダーに大分近づいたあたり。US-36を北西に進んでいます。
ロッキー山脈に向かってる格好ですね。

ボルダー市内に入りました。safewayの駐車場で。
ハーツのナビは　どうも分かりにくいです。
特に　曲がる地点の指示です。時には交差点に差し掛かってから　左折と云ってきます。そうでなくちょっと前に指示してくる場合もあり　運転してて混乱します。
この時がそうで　指示通りに曲がったつもりなのにsafewayの駐車場でした。

ついでだからと　ここで少し買い物をしましたが　ミネラルウォーターが２４本で２ドル９９セントと激安でした。一本１０円ですよ。

今日のホテルです。
ボルダーのUniversityInnです。郊外にはもっと安いホテルが一杯ありましたが　ダウンタウンまで歩いていける距離で無料駐車場のあるホテルは案外ありませんでした。一泊１２０ドルちょっとでしたか。高いです。
着いたときには既に薄暗くなっており　町歩きもあまり出来ませんでしたので　郊外の安いホテルにした方が正解だったかも　です。

室内。
小さいベットが一つ　バスタブは無くシャワーがあるだけ。それも恐ろしく狭かったです。
このホテルの点数を付けるなら　立地はよかったけど　古いし狭かったし　６０点くらいです。
辺りは既に暗くなりつつありましたが　せっかくなのでダウンタウンまで食事に出ました。

ボルダークリーク。
市民の憩いの場所です。小川が流れてて　人々が寝ころんだりジョギングしたり楽器の練習をしたりと　完全に街に溶け込んでます。
街並みも実にきれいです。
日本のようにラブホテルやサラ金の看板など一切無かったと思いますよ。（たぶん）

ホテルから北へ１０分ほど歩いたところで　こんな店を見つけ入りました。
入ると　いきなり「いらっしゃいませ」ですから日本人観光客も多いことでしょう。
枝豆と冷や奴でサッポロビールを飲み干します。完全に日本と一緒。
隣は同じ日本人経営のお寿司やさんで超満員。
場所はメイン通りであるパールストリートの一本北だったと思います。

店内。普通の居酒屋さんです。

初日ですし　すっかり疲れました。
ホテルに戻り就寝となりましたが　なかなか寝付けませんでした。

明日はロッキーマウンテン国立公園に行ったあと　デンバーを通り過ぎコロラドスプリングスに行きます。

レンタカー貸し出し時　３５３００マイル
ホテル到着時　３５３４１マイル

この旅行記へのコメント （2）

• Kaku+さん 2010/09/30 01:16:08

  コロラド旅行

  たこさん
  
  アメリカ在住。　　サボ１０　とか　カク＋　の名で　４トラに載せています。　　
  
  ４トラの楽しさとでも云うのでしょうか、　お隣さんを見て同じ場所を旅した人のアルバムは面白いですね。　　特に、同じレストランに行った場合は。。。
  
  我々も有無で食事をしました。　　隣のお寿司屋さんは同じ経営者だそうです。
  
  サボ１０　と云う名でアルバムを作っています。　　コロラド食べある記：有無。　　
  
  お暇な時にでもお訪ねください。

  たこさん からの返信 2010/10/01 20:56:50

  RE: コロラド旅行

  サボ１０さん　コメントありがとうございます。
  後で気がつきましたが　このお店「地球の歩き方」でも紹介されてますね。
  たまたま見つけたお店でしたが美味しかったです。
  我々が行った時は　奥の席でアメリカ人の宴会があり　店員さんはカクテル作りで手一杯で　注文するのが気の毒なくらいでした。
  
  写真拝見しに伺いましたが　どれも質が高いので驚きました。
  ものすごく多いため　今後ゆっくり拝見させていただきます。