２００７年　ウィーン（美術、音楽そしてカフェ）を満喫！！

2007/03/23 - 2007/03/28

勤続25周年記念の休暇を使って、妻とともに、ウィーンを旅行しました。
新婚旅行以来、妻を旅行らしい旅行に連れて行っておらず、罪の意識を感じていました。そこで、妻が一番行きたいと言っていたウィーンを選びました。

今回の旅行の飛行機のチケットおよびホテルの予約は、HISにお願いしました。

【今回のスケジュール】
1日目（2007年3月23日）成田空港 → ウィーン空港
2日目（2007年3月24日）ウィーン市内観光（シェーンブルン宮殿）
　　　　　　　　　　　　　　　シェーンブルン宮殿でコンサート鑑賞
3日目（2007年3月25日）王宮礼拝堂でミサ参列
　　　　　　　　　　　　　　　ウィーン市内観光　　　　　　
4日目（2007年3月26日）ウィーン市内観光
5日目（2007年3月27日）ウィーン空港 → 成田空港
6日目（2007年3月28日）成田空港到着

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: オーストリア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

1日目（2007年3月23日）

16:00ウィーン国際空港に着陸。天気は雨、気温４℃。寒い。
16:45 送迎車にてホテル（ホテル・メルキュール・ネストロイ）に到着。
部屋で荷物を開け、早速、夕食へ。

Ｕバーン（地下鉄）にて、ネストロイ駅からカールスプラッツ駅へ。

実は、ネストロイ駅で電車に乗る時、妻が財布と取られてしまいました。

電車に乗車するためにプラットホームで最前列に並んでいたところ、電車が停車し、ドアが開いた瞬間、妻の後方に立っていた３〜４人の男性が、妻を車内に勢いよく押し込み、それで、妻があわてている間に、バッグから財布を取ったようです。
遅れて私が車内に入ると『この人が財布を取った（日本語）』と妻が大声で叫んでいました。そこで、妻が指差した男の腕をつかんで『財布を返せ（一応、英語）』と言ったところ、周りの方達も何が起きたのか気が付いたようで、その男に詰め寄ってきました。男は気まずそうに何か言っていました。次の瞬間、電車が次の駅に着き、ドアが開いた途端に、男達（３〜４人）は、ものすごい勢いで車外に飛び出て行きました。

損害は、現金２５ＥＵＲ＋現金１０，０００円＋財布（２，０００円）。
この時、妻の財布になぜ日本円が入っていたのか今でも疑問です。

カールスプラッツ駅に到着。

カールスプラッツ駅を降り、階段を上がると、雨が雪に変わっていました。目の前に国立オペラ座。真っ暗なオペラ座をバックに妻の写真を１枚。

財布を取られたことから少し立ち直り、妻の顔には笑顔。ホッとしました。
なんと立ち直りの早い妻です。

駅から徒歩５分、ミューラバイスル（オーストリア料理）に到着。このレストランには日本語メニューがあります。ヴィナーシュニツェル、グーラシュ、サラダ、ビール、ワイン等を満喫しました。

注文の際、ポテトサラダを注文しましたが、その時、ウェータからサラダはいらないのではと言われました。また、他にも何か言っていましたが、よく聞き取れず、もう一度、ポテトサラダがほしいと応えました。
料理が出てきて、先程、何を言いたかったか判りました。ヴィナーシュニツェルにポテトサラダが添えられていました。しかも多量に。当然、注文したポテトサラダも、別皿で並んでいます。妻は思わず大笑い。そして一言、「あなた、ジャガイモが好きだもんね」。結局、食べきれませんでした。

食事後、Ｕバーンにてホテルに戻りました。

2日目（2007年3月24日）

ホテルので最初の朝食。パン、ハム、チーズ、サラダ、果物、ピクルス。飲み物は、果物ジュール、牛乳、コーヒー、紅茶。どれも種類が多く、美味しさに大満足。

朝食後、警察署に行き、昨晩の被害届を出しました。（損害は、現金なので戻ってきませんが、後学のために被害届を出してみました。）
私が被害届を出している間、妻は、警察署の中を物珍しそうに、観光!!（物色??）していました。昨晩の出来事から完全に立ち直っています。

その後、徒歩でネストロイ駅まで。今日も朝から冷たい雨が降っています。ネストロイ駅からカールスプラッツ駅へＵバーンで。

カールスプラッツ駅の周りをしばらく散策しました。
写真は国立オペラ座。
通勤と思われる人達が忙しなく通って行きます。

散歩後、カフェ・ザッハーへ。

カフェ・ザッハーでコーヒーとザッハートルテを注文しました（ＨＩＳからいただいたクーポンを使ったので無料）。ザッハートルテは美味しいが、甘い。コーヒー無しでは少しつらいです。

カフェ・ザッハーはザッハ・ホテルに併設されています。

他の観光客がホテルの前で写真を撮っています。まねをして一枚。
いつか、こんなホテルに泊まれたらいいねと妻に声を掛けたが、まったく興味がない様子。

次に、カールスプラッツ駅からＵバーンでシェーンブルン駅に向かいます。
まだ、冷たい雨（雪？）が降っています。朝より寒くなったようです。

まずは、シェーブルン宮殿を見学。

宮殿見学後、ミニトレーンを見つけました。

妻が、乗りたそうな目で見ています。
早速、迷うことなく乗ることになりました。

ミニトレーンにしばらく乗っていると、素敵なアベックが前を歩いています。思わず、写真を一枚。そこで、妻が一言、「私たちでは、あんな格好いい絵にならないね〜〜」。「わかっている！」思わず心でつぶやきました・・

ミニトレーンは、植物園の前で停車。
途中下車して植物園に入ってみることにしました。

外は冷たい雨が降っていたが、植物園の中は暖かい。

入ったところで、妻が、『温かい〜。ここでしばらく温まっていこうよ』。
ここは植物園ですよ、、、何かと勘違いしていませんか。

温まったところで、植物園を出ると、子供達が集まって何かを見てはしゃいでいる。覗いてみるとかわいいリス。

植物園見学後、再度、ミニトレーンに乗車。

しばらく走ると、グロリエッテに到着しました。しばらく、停車するようです。
下車し、しばらく見学。寒い〜。風も強い〜。

本当は、車内に留まりたかったのですが、妻の後ろについて行きます。

グロリエッテから見たシェーンブルン宮殿。

冷たい雨が降っていて、宮殿も雨に煙っています。
遠くにシュテファンス寺院が見えます。
絶景ですが寒い。。。

再度、ミニトレーンに乗車。

ミニトレーンの窓からの景色です。しばらくすると、宮殿前に到着。

見学後、夜、宮殿内にてコンサートを鑑賞しました。
妻は楽しそうでしたが、私は、半分以上寝ていました。
コンサート後、妻が一言、『よく寝ていたね〜』。

さあ、夕食です。
Ｕバーンにてカールスプラッツ駅に戻り、夕食のためのレストランを物色。
小さなイタリアンレストランの前を通った時、ピザのいい香りが。
香りに誘われて入ってみることに。そこが、地元で有名なイタリアンレストランのソーレであることは帰国後知りました。
まずは、メニューを適当に指差して、ピザとビールを注文。アンチョビ入りのピザがとても美味しかったです。
ピザを食べている時、隣のテーブルにあさりがのったスパゲッティが運ばれてきました。おいしそう。
そこで、注文することにしました。まず、ウェータを呼んで、しかし、名前が判らないので、とりあえず『ボンゴレ』と言ってみたところ、ウェータが隣のテーブルのスパゲティを指差したので、大きくうなづきました。
その瞬間、隣のテーブルのお客さんが私の方を見て、にこり。
スパゲティも美味しかったです。大満足。

食事後、Ｕバーンにてホテルに戻りました。

3日目（2007年3月25日）

今日からサマータイム。時間が1時間早くなります。要注意。

今日は朝からよい天気。ただし、空気が冷たい。
今日は、王宮礼拝堂のミサに参列し、そこで、ウィーン少年合唱団の歌声が聞けます。楽しみです。
ネストロイ駅からシュテファンスプラッツ駅へＵバーンにて向かいます。
シュテファンスプラッツ駅に到着。
目の前に、シュテファンス寺院。朝早いので人は少ないです。

シュテファンスプラッツ駅からグラーベンをミヒャエル門に向います。途中、ペスト記念碑の前で写真。

グラーベンをコールマルクトに折れると正面にミヒャエル門。すばらしい景観です。

門を入ると、フランツ２世像。
さらに進み左に折れると、王宮礼拝堂前の広場に出ました。

礼拝堂に入る。
案内された席は、最前列。早速、ミサが始まる。全てが音楽のように流れていきます。
ウィーン少年合唱団も数曲賛美歌を歌う。まさに、天使の歌声です。

ミサの後、ウィーン少年合唱団のメンバーの一人と写真を撮らせていただきました。

王宮礼拝堂を出ると、目の前をフィアカーがのんびりと通って行きます。

フォルクス庭園に向かいます。
オイゲン公像が見えてきました。

フォルクス庭園を進むとテーゼウス神殿。

市庁舎も見えます。

フォルクス庭園をさらに進むとシシィ像。

ブルク劇場の前を抜けカフェ（ラントマン）に。
ここでこの景色を眺めながら休憩しました。
市庁舎の前をトラムが通って行きます。

この後、市立公園に向かいます。

市立公園にはＵバーンで向かう予定でしたが、トラムが来たのを見て、突然に、妻がトラムで行こうと言いだしました。

そこで、来たトラムにあわてて乗りました。
乗車後、妻に、乗車したトラムの行き先を確認したか聞いてみたところ、確認していないとのこと。当然、私も確認していません。しばらく走ると、トラムは市立公園とはまったく違う方向に曲がり、ひたすら市立公園から離れていきます。やっぱり!!
あわてて次の駅で降り、ガイドブックで慎重に調べた後に、別のトラムに乗車。

なんとか、市立公園に到着。

ヨハン・シュトラウス像の前で写真。

ヨハン・シュトラウス像は写真の撮影スポットで、行列が出来ていました。

次に、トラムで王宮庭園に。

モーツァルト像の前で写真。

徒歩で、美術史博物館に向います。
写真は、美術史博物館の前に建つ自然史博物館です。

美術史博物館と自然史博物館は庭園を挟んで向かい合って立っています。その庭園の真ん中には、大きなマリア・テレジア像があります。

マリア・テレジア像と自然史博物館。

美術史博物館。
入館し、半日見学したが、全てを見ることは出来ませんでした（時間が足りない）。
次回、来る機会があったら、もっと時間を割きたい。

Ｕバーンにてフォルクステアーター駅からシュテファンプラッツ駅に。
徒歩で、モーツァルト・ハウスに向います。しかし、見つからない。
うろうろしていたら、おじいさんが寄ってきて連れて行ってくれました。
おじいさん、ありがとう。

かなり判りにくいです。次回行っても迷うと思います。

モーツァルト・ハウス前の通り。まるで、中世にタイムスリップ。

さあ、夕食に。
シュテファンプラッツ駅からＵバーンでシュヴェーデンプラッツ駅へ。
そこで、ステーキレストラン（アメリカ風）に入る。
驚いたことにメニューに日本語が添えられている。なかなか感じの良いお店。もちろん味も。
食後、シュヴェーデンプラッツ駅からトラムでホテル近くの駅へ（名前が判らないが）。
だいぶトラムの乗り方にも慣れてきました。

4日目（2007年3月26日）

今朝は寝坊して、遅い朝食（もう、8:30を過ぎている）。
トラム、Ｕバーンを乗り継いで、シュテファンスプラッツ駅へ。
駅を出るとシュテファン寺院。何度見ても迫力に圧倒。
大きすぎて写真に入りきれないです。

シュテファン寺院に入る。
内部の景観に圧倒されます。

内部の写真を撮っていたら、別の観光客に『英語が読めないのか（英語）』と注意を受けました。
周りを見たら、ミサの時は写真は禁止と書いてありました。しかも、ミサが始まるところでした。ごめんなさい。

エレベータで、最上階に上がります。

シュテファン寺院の最上階から見たウィーン。

シュテファン寺院を出て、シュテファン広場、人、人、人。。。。。

徒歩で、ペーター教会を訪ねる。
ペーター教会ではオルガン・コンサートを楽しむ（無料）。
私は、また、寝てしましました。

コンサートの後、ヴォティーフ教会に向かいます。

ペーター教会前でバス停を見た妻が一言、『バスで行ってみようよ』。
そこで、バス路線図を慎重に調べ、乗車。

ウィーン大学前でバスを降りると、ヴォティーフ教会が目の前に。
残念ながらリニューアル中。

反対側にはウィーン大学。

ウィーン大学の脇の通りを散歩。

少し歩くとブルク劇場。

トラムにて、国立オペラ座前まで移動。

徒歩で楽友協会へ。

途中、ホテル・インぺリアルの脇を通る。

こんなホテルに泊まれたらいいねと妻に声を掛けるが、応えは「もったいない」の一言。

楽友協会。

今回は外観だけ、いつか、ここでオーケストラを聴きたいものだ。
でも、私は寝てしまうかな。

カール教会。

外を見ただけで中には入りませんでした。

徒歩で、市立公園に向う。

途中、ベートーベン像。

市立公園を散歩。見慣れない鳥がたくさん。

写真は、ブルックナー像。

シューベルト像。

次に、市立公園からトラムでヴァイブルクガッセに移動。徒歩で1日目に入ったミューラー・バイスルへ。

今回は、ポテトサラダは注文しませんでした。

夕食を済ませ、トラムにてホテル前の駅へ。徒歩でホテルへ。

5日目（2007年3月27日）

今日帰国する。
朝食を済ませ、帰国の準備。準備が済んだところで、チェックアウト。チェックアウト後、スーツケースをフロントに預け、シュトラウス記念館へ徒歩で移動。
しかし、見つからない。あきらめ、カフェに入り一休み。だめもとで店員にシュトラウス記念館の場所を聞いてみる。
驚くことに、隣のマクドナルドの２階がそこらしい。
喜んで行ってみる。

残念ながら、今日の開館は午後から。外観の写真だけでも。

シューベルト記念館の入口。

時間が余ったので、ウィンドショッピング。
写真はホテル近くのアパート。まるで博物館。
そして、ホテルに戻り、スーツケースを受取り、送迎車にて空港へ。11：30に空港到着。

6日目（2007年3月28日）
8:30成田空港に着陸。