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京都御所の一般公開に行ってきました。<br /><br />今年は今上天皇の御即位20年記念ということで、特別公開として通常非公開の所(皇后宮常御殿・飛香舎・若宮・姫宮御殿・朔平門)も公開されていたので、これは是非見に行かねば・・・。御所の一般公開は毎年春秋に実施されるのですが、10日間くらいしか開催されていないので、普通の職業人としては日にちは選べません。今年は幸いにも秋晴れに恵まれてとても気持ちのよい一日を過ごせました。

京都御所秋季一般公開

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2009/11/07 - 2009/11/07

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ねいちゃ

ねいちゃさん

京都御所の一般公開に行ってきました。

今年は今上天皇の御即位20年記念ということで、特別公開として通常非公開の所(皇后宮常御殿・飛香舎・若宮・姫宮御殿・朔平門)も公開されていたので、これは是非見に行かねば・・・。御所の一般公開は毎年春秋に実施されるのですが、10日間くらいしか開催されていないので、普通の職業人としては日にちは選べません。今年は幸いにも秋晴れに恵まれてとても気持ちのよい一日を過ごせました。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
徒歩
  • 京都は本当に綺麗な街です。何年も過ごした街ですが、少し歩いただけでも足をとめてつい見いってしまう。紅葉の高野川河川敷、遠くに送り火の「法」の字も見えます。

    京都は本当に綺麗な街です。何年も過ごした街ですが、少し歩いただけでも足をとめてつい見いってしまう。紅葉の高野川河川敷、遠くに送り火の「法」の字も見えます。

  • 参観者は宜秋門から入場し清所門から退場します。<br />見学料は無料ですが、テロ対策のため荷物チェックの行列に並ばなければいけません。

    参観者は宜秋門から入場し清所門から退場します。
    見学料は無料ですが、テロ対策のため荷物チェックの行列に並ばなければいけません。

  • 入場後すぐに見える「御車寄」。高貴なお方は牛車後方から降り、一度も地面に足をつけることなく、御所内に入られることになります。

    入場後すぐに見える「御車寄」。高貴なお方は牛車後方から降り、一度も地面に足をつけることなく、御所内に入られることになります。

  • 「諸大夫の間」にある岸岱作の「虎」・狩野永岱作の「鶴」を見たあと、「新御車寄」前を通ると紫宸殿の朱塗りの「回廊」が見えます。こちらは「月華門」側。

    「諸大夫の間」にある岸岱作の「虎」・狩野永岱作の「鶴」を見たあと、「新御車寄」前を通ると紫宸殿の朱塗りの「回廊」が見えます。こちらは「月華門」側。

  • 普段外側から見られる「建礼門」を御所内部より見る。振り返ると紫宸殿正門にあたる「承明門」。ちなみに平清盛の娘徳子は、高倉天皇の中宮となり安徳天皇を産んだが、彼女の院号は「建礼門院」。平家滅亡後、後白河法皇が大原寂光院の徳子を訪ねる灌頂巻は古典文学『平家物語』の終巻にあたり、人生の無常を訴える名場面となってます。

    普段外側から見られる「建礼門」を御所内部より見る。振り返ると紫宸殿正門にあたる「承明門」。ちなみに平清盛の娘徳子は、高倉天皇の中宮となり安徳天皇を産んだが、彼女の院号は「建礼門院」。平家滅亡後、後白河法皇が大原寂光院の徳子を訪ねる灌頂巻は古典文学『平家物語』の終巻にあたり、人生の無常を訴える名場面となってます。

  • こちらが「承明門」。紫宸殿の玉座から南面される天皇の正面に当たる門です。

    こちらが「承明門」。紫宸殿の玉座から南面される天皇の正面に当たる門です。

  • こちらも築地塀外側から見られる「建春門」。倉庫である「春興殿」前の広場から撮影。

    こちらも築地塀外側から見られる「建春門」。倉庫である「春興殿」前の広場から撮影。

  • 「日華門」を越えて紫宸殿をのぞむ。「左近の桜、右近の橘」が見えます。通常は「右近の桜、左近の橘」などと言いますが、南面する天皇から見れば逆になるわけです。手前側が「桜」で遠方が「橘」、京都市内も東側が「左京」で、西側が「右京」、これも同じ理由です。

    「日華門」を越えて紫宸殿をのぞむ。「左近の桜、右近の橘」が見えます。通常は「右近の桜、左近の橘」などと言いますが、南面する天皇から見れば逆になるわけです。手前側が「桜」で遠方が「橘」、京都市内も東側が「左京」で、西側が「右京」、これも同じ理由です。

  • 高御座(たかみくら)。天皇が即位・朝賀など大礼の際に着座した。本来臣下が上ることは許されていないが、摂政のみ御座の中壇まで登上が許され慣例となったという。ちなみに皇后が着座するのは御張台(みちょうだい)。

    高御座(たかみくら)。天皇が即位・朝賀など大礼の際に着座した。本来臣下が上ることは許されていないが、摂政のみ御座の中壇まで登上が許され慣例となったという。ちなみに皇后が着座するのは御張台(みちょうだい)。

  • 京都御所の中心「紫宸殿」の扁額。本来正殿は、大内裏の大極殿であったが、平安中期以降衰え、内裏の紫宸殿で行われることとなった。紫宸殿後方に位置する清涼殿は、普段天皇が居住する所で私的な意味合いが強く、紫宸殿は公的な意味合いが強いとされる。<br />

    京都御所の中心「紫宸殿」の扁額。本来正殿は、大内裏の大極殿であったが、平安中期以降衰え、内裏の紫宸殿で行われることとなった。紫宸殿後方に位置する清涼殿は、普段天皇が居住する所で私的な意味合いが強く、紫宸殿は公的な意味合いが強いとされる。

  • 清涼殿横に展示されていた「年中行事一覧」。宮廷での年中行事が細かにあらわされていました。<br />

    清涼殿横に展示されていた「年中行事一覧」。宮廷での年中行事が細かにあらわされていました。

  • 高校の日本史で習った「小御所会議」の現場がココです。「王政復古の大号令」のあと、15代将軍徳川慶喜に対して下された「朝敵」のごとき処置が決定した場所。龍馬が避けようとした内乱、戊辰戦争の幕開けとなる事件でした。

    高校の日本史で習った「小御所会議」の現場がココです。「王政復古の大号令」のあと、15代将軍徳川慶喜に対して下された「朝敵」のごとき処置が決定した場所。龍馬が避けようとした内乱、戊辰戦争の幕開けとなる事件でした。

  • 寝殿造では母屋の畳部屋と建物周囲の間に廊下が設けられるのが普通で、これが「廂」で、後に囲いが設けられ「廂の間」とも呼ばれることになります。そしてその外側と内側を隔てる目的で作られた格子状のものを「蔀(しとみ)」。一般には上下二段にわかれ、上段は写真のように吊り上げて使用します。これが「半蔀(はじとみ)」。でも読めないですよね、こんな漢字。

    寝殿造では母屋の畳部屋と建物周囲の間に廊下が設けられるのが普通で、これが「廂」で、後に囲いが設けられ「廂の間」とも呼ばれることになります。そしてその外側と内側を隔てる目的で作られた格子状のものを「蔀(しとみ)」。一般には上下二段にわかれ、上段は写真のように吊り上げて使用します。これが「半蔀(はじとみ)」。でも読めないですよね、こんな漢字。

  • 御所の一般公開を見た後、まだ時間があったので、すこーし足を伸ばして「黒谷さん」に行ってみました。ここは新撰組を統括した会津藩の松平容保が宿舎としたお寺で、正確には「金戒光明寺」と呼ばれます。京都人は親しみを込めて「黒谷さん」と呼ぶことのほうが多いかもしれません。

    御所の一般公開を見た後、まだ時間があったので、すこーし足を伸ばして「黒谷さん」に行ってみました。ここは新撰組を統括した会津藩の松平容保が宿舎としたお寺で、正確には「金戒光明寺」と呼ばれます。京都人は親しみを込めて「黒谷さん」と呼ぶことのほうが多いかもしれません。

  • 多摩の農民が幕末の混乱を利して正規の武士となった新撰組ですが、都人からは「壬生狼(みぶろ)」と恐れられ、蛇蝎のごとく嫌われた新撰組。彼らもまた歴史のうねりに翻弄された人々だったのでしょう。この山門を見上げたであろう近藤勇や土方歳三の胸中はどのようなものだったのか、そういうことを考えながら静かな境内を歩きました。<br /><br />では、今回の旅行記?は、このへんで。<br />最後までご覧いただきありがとうございました。

    多摩の農民が幕末の混乱を利して正規の武士となった新撰組ですが、都人からは「壬生狼(みぶろ)」と恐れられ、蛇蝎のごとく嫌われた新撰組。彼らもまた歴史のうねりに翻弄された人々だったのでしょう。この山門を見上げたであろう近藤勇や土方歳三の胸中はどのようなものだったのか、そういうことを考えながら静かな境内を歩きました。

    では、今回の旅行記?は、このへんで。
    最後までご覧いただきありがとうございました。

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