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滞在するエヴォレーヌを拠点に、ラーナ、レ・ゾデール、アローラ、フェルペークルなどからハイキングを試みる。

スイス・ハイキングの旅 2010夏(9) エヴォレーヌ(Evolene)1

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2010/07/11 - 2010/07/11

391位(同エリア522件中)

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ロク69

ロク69さん

滞在するエヴォレーヌを拠点に、ラーナ、レ・ゾデール、アローラ、フェルペークルなどからハイキングを試みる。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配
  • 7月11日(日)の朝、アパートのベランダからの南方向の眺め。素晴しい天気で1日が始まった、目の前に見えるダン・ド・ヴェージヴィ山群は朝日を受けて輝いているようだ。

    7月11日(日)の朝、アパートのベランダからの南方向の眺め。素晴しい天気で1日が始まった、目の前に見えるダン・ド・ヴェージヴィ山群は朝日を受けて輝いているようだ。

  • 今日は、レ・ゾデール(Les Hauderes)の村を経由してフェルペークル(Ferpecle)までバスで行く。そこからモン・ミネ氷河とフェルペークル氷河を眺めながらブリコラ(Bricola)小屋(2415m)まで登るコースに決定した。朝のエヴォレーヌのバス停からみたダン・ブランシュは三角の堂堂たる偉容を誇っているようだ。

    今日は、レ・ゾデール(Les Hauderes)の村を経由してフェルペークル(Ferpecle)までバスで行く。そこからモン・ミネ氷河とフェルペークル氷河を眺めながらブリコラ(Bricola)小屋(2415m)まで登るコースに決定した。朝のエヴォレーヌのバス停からみたダン・ブランシュは三角の堂堂たる偉容を誇っているようだ。

  • 今日は日曜日なので、バスのダイヤが違っていてフェルペークルに着いたのは10時過ぎになってしまった。Bricola(1時間55分)の標識を確認して、10:10にスタートする。

    今日は日曜日なので、バスのダイヤが違っていてフェルペークルに着いたのは10時過ぎになってしまった。Bricola(1時間55分)の標識を確認して、10:10にスタートする。

  • スタートしてしばらくは舗装道路を歩く、まもなく車が10台程度駐車してある場所に着く。家族連れが沢山来ているようだ、ぽつんと途中にレストランがある。帰りに立ち寄ってみようかとも思う。

    スタートしてしばらくは舗装道路を歩く、まもなく車が10台程度駐車してある場所に着く。家族連れが沢山来ているようだ、ぽつんと途中にレストランがある。帰りに立ち寄ってみようかとも思う。

  • さらに進むとコースは左右に分かれる地点にやってくる。右へ直進ぎみに進むと多くの家族連れが行くモン・ミネ氷河の末端だ、我が家は左へ曲がってブリコラ小屋を目指す。正面に見えているのは、グランド・ダン・ド・ヴェーシヴィ(Gde Dent de Veisibi、3418m)だ。アパートから見ていたのを真横(東側)から眺めることになる。

    さらに進むとコースは左右に分かれる地点にやってくる。右へ直進ぎみに進むと多くの家族連れが行くモン・ミネ氷河の末端だ、我が家は左へ曲がってブリコラ小屋を目指す。正面に見えているのは、グランド・ダン・ド・ヴェーシヴィ(Gde Dent de Veisibi、3418m)だ。アパートから見ていたのを真横(東側)から眺めることになる。

  • 右手に調整池を見ながら登っていくと、ブリコラ小屋がはるか遠くに見えてくる。まだ600m以上の標高差を登らなければならない。

    右手に調整池を見ながら登っていくと、ブリコラ小屋がはるか遠くに見えてくる。まだ600m以上の標高差を登らなければならない。

  • やがて高度が高くなってくると、左手にモン・ミネ(Mont Mine、2914m)が現われる。真っ黒な特徴ある山容は独特だ、右端奥の山はポアント・ド・ベルトール(Pointe de Bertol、3499m)だ。それらの間には、モン・ミネ氷河が横たわっている。空は雲が多くなってきた。

    やがて高度が高くなってくると、左手にモン・ミネ(Mont Mine、2914m)が現われる。真っ黒な特徴ある山容は独特だ、右端奥の山はポアント・ド・ベルトール(Pointe de Bertol、3499m)だ。それらの間には、モン・ミネ氷河が横たわっている。空は雲が多くなってきた。

  • モン・ミネの左には、フェルペークル氷河が見える。花の一杯咲いている草原を登っていく、このあとから急勾配のコースになっていく。小屋まであまり近付いた気がしない。

    モン・ミネの左には、フェルペークル氷河が見える。花の一杯咲いている草原を登っていく、このあとから急勾配のコースになっていく。小屋まであまり近付いた気がしない。

  • モン・ミネ氷河のズームアップ、時々「ドーン」と氷が落下する音が響く。また時々、遠雷が鳴っているような気がして思わず空を仰ぎ見る。

    モン・ミネ氷河のズームアップ、時々「ドーン」と氷が落下する音が響く。また時々、遠雷が鳴っているような気がして思わず空を仰ぎ見る。

  • 再び、モン・ミネ氷河と周辺の山々。中央はダン・ド・ベルトールで右側のピークはダン・ド・ツァリオン(Dent de Tsalion、3589m)、そのすぐ左に突出している針峰はエギュイーユ・ド・ラ・ツァ(Aiguille de la Tsa、3668m)の頭だ。

    再び、モン・ミネ氷河と周辺の山々。中央はダン・ド・ベルトールで右側のピークはダン・ド・ツァリオン(Dent de Tsalion、3589m)、そのすぐ左に突出している針峰はエギュイーユ・ド・ラ・ツァ(Aiguille de la Tsa、3668m)の頭だ。

  • さらに右には,ポアント・ド・ジュヌヴォア(Pointe des Genevois、3674m)、ついでダン・ド・ペロック(Dent de Perroc、3676m)と続いている。これらの山々はエヴォレーヌからは重なって見えているのだ。 

    さらに右には,ポアント・ド・ジュヌヴォア(Pointe des Genevois、3674m)、ついでダン・ド・ペロック(Dent de Perroc、3676m)と続いている。これらの山々はエヴォレーヌからは重なって見えているのだ。 

  • ブリコラ小屋が大きく近付いてきた、まもなく到着できそうだ。背後のフェルペークル氷河も迫力を増してきているようだ。

    ブリコラ小屋が大きく近付いてきた、まもなく到着できそうだ。背後のフェルペークル氷河も迫力を増してきているようだ。

  • 小屋には11時45分に到着、1時間35分の登高時間だった。小屋の前にある十字架とジュヌヴォア、ペロックの山々、氷河を抱いた深みのある趣きが素晴しい。

    小屋には11時45分に到着、1時間35分の登高時間だった。小屋の前にある十字架とジュヌヴォア、ペロックの山々、氷河を抱いた深みのある趣きが素晴しい。

  • 小屋の左手には、ダン・ブランシュが大きく聳えている。やや傾いた表情がその迫力をさらに大きくしているようだ。

    小屋の左手には、ダン・ブランシュが大きく聳えている。やや傾いた表情がその迫力をさらに大きくしているようだ。

  • 右手には大きなフェルペークル氷河が広がっている。うねるような流れは巨大なエネルギーを感じる。

    右手には大きなフェルペークル氷河が広がっている。うねるような流れは巨大なエネルギーを感じる。

  • ド・ラ・ツァ(針峰)と右のツァリオンのズームアップ、空は曇ってきたが山は明確に見えている。

    ド・ラ・ツァ(針峰)と右のツァリオンのズームアップ、空は曇ってきたが山は明確に見えている。

  • 小屋から200mほど進んだところで持参のおにぎり弁当を食べる。氷河と山山を目の前に食べる昼食はとても美味しい。氷河の中央あたりに数人のパーティを見つけた。

    小屋から200mほど進んだところで持参のおにぎり弁当を食べる。氷河と山山を目の前に食べる昼食はとても美味しい。氷河の中央あたりに数人のパーティを見つけた。

  • 昼食後、気持ちが良いのでごろりと横になったら可愛い花たちが目の前にたくさんあるのに気付く。背中の下は石が多くてごつごつしていたが、山と氷河、花々の眺めが美しく極上のベッドであった。

    昼食後、気持ちが良いのでごろりと横になったら可愛い花たちが目の前にたくさんあるのに気付く。背中の下は石が多くてごつごつしていたが、山と氷河、花々の眺めが美しく極上のベッドであった。

  • ここから見るダン・ブランシュは特異な形をしていて、どしりとした安定感よりもダイナミックな躍動感が感じられる。見る場所によって様々に変化する山の面白さを認識させてくれる。

    ここから見るダン・ブランシュは特異な形をしていて、どしりとした安定感よりもダイナミックな躍動感が感じられる。見る場所によって様々に変化する山の面白さを認識させてくれる。

  • 十字架と小屋、この日は多くの人たちが登って来ていた。老若男女を問わずスイスのハイキング好きの人たちが多いのを実感した。

    十字架と小屋、この日は多くの人たちが登って来ていた。老若男女を問わずスイスのハイキング好きの人たちが多いのを実感した。

  • スタート地点方向を眺める。左右に点在する村々と谷の様々な様相が人々の営みを感じる時間である。小屋は使われていないようだった。

    スタート地点方向を眺める。左右に点在する村々と谷の様々な様相が人々の営みを感じる時間である。小屋は使われていないようだった。

  • 約30分の滞在の後、登ってきた道を下り始める。雲が出てきているが空は明かるいが時々ポツリと雨粒が落ちてくる。約1時間15分でスタートのバス停に戻る、雨は結局降らなかった。バスは3時間以上ないのでラ・フォルクラ(La Forclaz)まで歩くことにする。

    約30分の滞在の後、登ってきた道を下り始める。雲が出てきているが空は明かるいが時々ポツリと雨粒が落ちてくる。約1時間15分でスタートのバス停に戻る、雨は結局降らなかった。バスは3時間以上ないのでラ・フォルクラ(La Forclaz)まで歩くことにする。

  • フォルクラには45分で到着、14時10分だった。バス停よこにあった掲示板には多くのポスター、ビラなどが貼ってあって興味深い。コンサート、映画、絵画などの催し物が結構あるようだ。一見、乱雑に掲示してあるようだが全体的には雰囲気のある現地の風景に見えた。

    フォルクラには45分で到着、14時10分だった。バス停よこにあった掲示板には多くのポスター、ビラなどが貼ってあって興味深い。コンサート、映画、絵画などの催し物が結構あるようだ。一見、乱雑に掲示してあるようだが全体的には雰囲気のある現地の風景に見えた。

  • バスまで時間あるので周りを散策後、ホテル、レストラン「ル・グルニエ」にてビールで休憩を取った。

    バスまで時間あるので周りを散策後、ホテル、レストラン「ル・グルニエ」にてビールで休憩を取った。

  • 良く冷えたビールはとても美味しく、あっと言う間にグラスは空になった。15:10のバスに乗ってエヴォレーヌに着いたのは15時45分だった。本日の登高は760mの上り下り、3時間35分の正味行動時間だった。雲が多い天気だったが、雨にも振られず良かったと思ってアパートにもどった。

    良く冷えたビールはとても美味しく、あっと言う間にグラスは空になった。15:10のバスに乗ってエヴォレーヌに着いたのは15時45分だった。本日の登高は760mの上り下り、3時間35分の正味行動時間だった。雲が多い天気だったが、雨にも振られず良かったと思ってアパートにもどった。

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