2010/08/11 - 2010/08/11
604位(同エリア1139件中)
tajiさん
10時にチェックアウトし、再度散策開始。
千光寺公園の展望台から『文学の小道』を通って千光寺へ。
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/kanko/data_ono/l_komichi.html
松尾芭蕉、正岡子規、志賀直哉、徳富蘇峰、緒方洪庵、など
尾道ゆかりの作家、詩人の作品碑が25並ぶ小道。中でも放浪記で有名な
林芙美子さんの
『海が見えた。海が見える。
五年ぶりに見る尾道の海はなつかしい、
汽車が尾道の海へさしかかると、
煤けた小さい町の屋根が提火のように、
拡がって来る。
赤い千光寺の塔が見える。
山は涼やかは若葉だ。
緑色の海、向こうのドックの赤い船が、
帆柱を空に突き刺している。
私は涙があふれていた。』
の碑に感動。今回の尾道の印象にぴったりの碑だ。
千光寺の裏参道から入る。こんなに素晴らしい寺だとは想像していなかった。
http://www.senkouji.jp/index.html
公園の敷地から想像すると、もっと成◯山のように商売っけたっぷりの寺を想像していたが
山の崖中腹に建つ修験寺という趣の寺。それでも尾道の街を一望出来、全て尾道の印象を一手に
引き受けている。とても感動した。今まで見た神社仏閣の中でも、街全体の印象とあわせると特別な寺だった。
鏡岩、梵字岩、鐘楼、不動、本堂など見所いっぱい。
夫婦岩の横、くさり山・石鎚山鎖修行を100円払い行う。二つ目の岩が直角で荷物も持っているし、ジーパンで
登りづらかった。それでもご利益があったのか、そのすぐ上が文学の小道にすぐ戻れて半分ぐらい労力を稼ぐ。
助かった。林芙美子さんの碑のところでロープウェイの写真を撮る為に10分ほど休憩。言葉にならない眺め。
頂上までまた歩くと、展望台の所でまた休憩。妻に電話しその後、ロープウェイで下山。
一番前を取りたかったので一つやり過ごし一番前を確保。いい眺めだが、3分で下まで着いてしまう。
千光寺の真上を通り、艮神社を超すとあっという間。それでも記念になる乗車だった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 タクシー JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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文学の小道入り口の記念碑
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分かりづらいけど、これだけの石碑が小道にある
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小道はこんな感じ。
石に句や文章が彫り込まれている。 -
こんな巨石の間を通ったりして
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林芙美子さんの放浪記の一節
『海が見えた。海が見える。
五年ぶりに見る尾道の海はなつかしい、
汽車が尾道の海へさしかかると、
煤けた小さい町の屋根が提火のように、
拡がって来る。
赤い千光寺の塔が見える。
山は涼やかは若葉だ。
緑色の海、向こうのドックの赤い船が、
帆柱を空に突き刺している。
私は涙があふれていた。』 -
上の句の所から尾道の街を写す
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石碑からロープウェイを写す
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尾道の街とロープウェイ
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文学の小道が終わる頃、千光寺の案内板が
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千光寺裏門
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裏参道
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鏡岩
昔、玉の岩の宝珠または太陽、月の光を鏡のように反射させていたと伝えられており、鏡には神が宿るという信仰の対象であったと言われているそうです。 -
色々な観音様
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岩の間にお地蔵さんが
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裏参道から
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本堂前の2本松
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2本松のところから尾道水道を眺める
椅子がありいい休憩場所 -
玉の岩伝説
『往古この岩上に如意宝珠あり、夜ごとに異光遥かに海上を照らす、しかるに異国人来たりてこの山に登り、寺僧に向かって、我に金あり、汝これを与えるにより、この大石を我に与えよと、寺僧それに答え、売ることはできぬがこの大石を買いて何にするかとあやしむに、異国人は、この僧が岩上に宝石のあるを知らぬことを確かめ、心中欣び、ひそかにこの大石に登り美玉を奪い去りたり』と。 -
玉の岩下に
鎌倉時代からある石塔が -
弘法大師像
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鐘楼 以下HPより
大師堂前の小門をくぐると目前に朱塗り唐づくりの鐘楼が断崖絶壁に建っています。この鐘は「時の鐘」として名高く、元禄初年より時刻を近郷近海に報じ近年はテレビ、ラジオを通じて「除夜の鐘」としてひろく人々に親しまれ、尾道の名物の一つにもなっています。
この鐘の特徴として鐘の上部に百八個のイボ(乳)がなく、梵字百字の真言と五智如来の種子が浮彫りになっておりこの地方では珍しい曼荼羅の鐘であります。
千光寺鐘楼「驚音楼の鐘」は平成八年七月一日、環境庁の選定した「日本の音風景百選」の一つに選ばれました。特にこの附近の情景は文豪志賀直哉氏の小説『暗夜行路』にも描写されています。 -
鐘楼横から街を写す。
色々な寺社が見える -
絵に描くとこんな感じらしい
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鐘楼から見える尾道の街
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鐘楼前の
愛染明王 -
絵馬やお土産
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本堂
俗に赤堂と呼ばれる千光寺本堂の本尊千手観音菩薩は、33年に一度開帳の秘仏だそうです。俗に火伏せの観音とも称されています。 -
本堂から尾道の街を
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イチオシ
素晴らしい景観
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本堂の観音
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本堂から
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護摩堂から
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護摩堂の不動明王
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千光寺のすぐ上をロープウェイが通過する
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本堂すぐ上の巨石
これが落ちてくる事は無いだろうが心配 -
本堂はこのように突き出して
建っている -
夫婦岩
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くさり山
大正15年3月に石鎚山へ登る鎖を取り付けましたが、戦争の激しくなった昭和18年に鐘と一緒に供出されて以来、今では忘れられた存在でした。
平成15年ごろに住職の多田義信さんが、「本堂からとは違う一段上からの素晴らしい眺めと奇岩を見てもらいたい」と石鎚山を整備し始めたことがきっかけで、62年振りとなる平成17年から一般の参拝客にもお参りできるようになりました。 -
くさり山を登る
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くさり山頂上からの眺め
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くさり山頂上の祠
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文学の小道をまた登り
ロープウェイ乗り場へ -
買ったチケット
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イチオシ
ロープウェイのりば
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ロープウェイの中
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ロープウェイからの眺め
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千光寺上を通過
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艮神社の楠
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案内してくれているガイドさん
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アッという間に下のロープウェイ乗り場へ着いてしまった。
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下から千光寺山を
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