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飛行機の乗り遅れに始まった出発。でも、案外いい思い出になる。シルバーウイーク、サラリーマンの旅行にしては、ハードな移動だった昨年の晩夏の1週間だった。

タイランド、十章、チャーン島2。

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2009/09/17 - 2010/09/23

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Hiro Tamura

Hiro Tamuraさん

飛行機の乗り遅れに始まった出発。でも、案外いい思い出になる。シルバーウイーク、サラリーマンの旅行にしては、ハードな移動だった昨年の晩夏の1週間だった。

旅行の満足度
4.0
観光
3.0
ホテル
4.5
グルメ
3.0
ショッピング
1.0
交通
2.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
タクシー
航空会社
JAL マカオ航空 バンコクエアウェイズ
旅行の手配内容
個別手配
  • 「お客様、10時発香港行731便にはお乗りにならないのでしょうか?」電話の第一声で起こされる。時計は、09:55分、ホテル日航成田のシングルルームで、状況の判断ができないまま、「もう、間に合わないですよね。」「はい。お乗りにのらないということでよろしいでしょうか?」「はい。。。」空港のJALカウンターからと思われる電話はそれで終わった。人生初めての飛行機に遅刻、香港から先はLCC(格安航空会社)を自力で予約し、ホテルもWEBからの個人予約だ。キャンセル料は約10万円になる。明日3時に、スワナプーム空港で待ち合わせている友人にも申しわけがない。チャーン島のリゾートホテルも予約済だ。普通ならここで終わりだが。。<br />

    「お客様、10時発香港行731便にはお乗りにならないのでしょうか?」電話の第一声で起こされる。時計は、09:55分、ホテル日航成田のシングルルームで、状況の判断ができないまま、「もう、間に合わないですよね。」「はい。お乗りにのらないということでよろしいでしょうか?」「はい。。。」空港のJALカウンターからと思われる電話はそれで終わった。人生初めての飛行機に遅刻、香港から先はLCC(格安航空会社)を自力で予約し、ホテルもWEBからの個人予約だ。キャンセル料は約10万円になる。明日3時に、スワナプーム空港で待ち合わせている友人にも申しわけがない。チャーン島のリゾートホテルも予約済だ。普通ならここで終わりだが。。

  • HISで購入した格安航空券だし変更は利かないはず。ダメもとで幾許かのお金が還ってこないかを確認しに第2ターミナルへ向かう。これほどの脱力感で成田へ向かったのは初めて。しかし、カウンタースタッフの対応は完全に予想外だった。「本日夜の735便に、追加料金15000円程度でお乗りになれますが、どうされますか?」え、そんなことが出来るのか?でも、香港到着は真夜中だし、なにより自力で手配していたマカオ〜バンコクのAirAsia便には絶対に間に合わない。30秒ぐらい迷い、しかし、なぜか「乗ります」と僕は答えてしまった。<br /><br />成田空港でこれほどの時間を過ごしたのも初めてだが、航空券が目的地までの航空券がない旅も初めてだ。帰りのチケットはあるが、行きは乗り過ごしてしまうから、無いのだ。しかも、前日とあって流石の格安航空会社のWEBも予約を受け付けない。<br />不安を持ったまま、22時に香港に到着、急いでも明日朝まではしかたない。だが、<br />香港には悪いが、全速力でタクシーに乗換へ、マカオフェリーターミナルへと急いだ。

    HISで購入した格安航空券だし変更は利かないはず。ダメもとで幾許かのお金が還ってこないかを確認しに第2ターミナルへ向かう。これほどの脱力感で成田へ向かったのは初めて。しかし、カウンタースタッフの対応は完全に予想外だった。「本日夜の735便に、追加料金15000円程度でお乗りになれますが、どうされますか?」え、そんなことが出来るのか?でも、香港到着は真夜中だし、なにより自力で手配していたマカオ〜バンコクのAirAsia便には絶対に間に合わない。30秒ぐらい迷い、しかし、なぜか「乗ります」と僕は答えてしまった。

    成田空港でこれほどの時間を過ごしたのも初めてだが、航空券が目的地までの航空券がない旅も初めてだ。帰りのチケットはあるが、行きは乗り過ごしてしまうから、無いのだ。しかも、前日とあって流石の格安航空会社のWEBも予約を受け付けない。
    不安を持ったまま、22時に香港に到着、急いでも明日朝まではしかたない。だが、
    香港には悪いが、全速力でタクシーに乗換へ、マカオフェリーターミナルへと急いだ。

  • マカオフェリーへの乗船が、午前0時30分、マカオのホテルにチェックインできたのは午前2時、もはやカジノに行く気力もない、はずなのだが、流石にマカオにきて何もしないのも。。。1時間だけのカジノは勝つはずもなかった。翌朝は8時から空港カウンターに並ぶしか、スワナプーム国際空港での待ち合わせに間に合う手段はないのだ。そして、チャーン島行きの航空券も、無駄になってしまうのだ。

    マカオフェリーへの乗船が、午前0時30分、マカオのホテルにチェックインできたのは午前2時、もはやカジノに行く気力もない、はずなのだが、流石にマカオにきて何もしないのも。。。1時間だけのカジノは勝つはずもなかった。翌朝は8時から空港カウンターに並ぶしか、スワナプーム国際空港での待ち合わせに間に合う手段はないのだ。そして、チャーン島行きの航空券も、無駄になってしまうのだ。

  • 8時オープンといわれていたAirAsiaの空港カウンターは、30分遅れでオープンした。無情にも、今日のフライトは3便とも満席だと言う。そんなに急いでいるなら、エアーマカオに行ってみれば?ならばエアーマカオ。キャンセル待ちチケットは1時間前にしか発売できない、そのころ来い、という冷たい感じの美女の冷たい言葉だ。だが、張り付き粘ることさらに30分、ついに彼女は折れた。1時間半前に私の見えるとこにいなさい、と。かなりのメガネ美女だったが、英語がちょっと命令口調だ。<br />出発、1時間30分前、彼女は僕に手招きと、少しだけの微笑みで、25000円のバンコク行き片道航空券を売ってくれた。中国で、現地スタッフの方の笑顔を見たのもまたこれが、お初だった。少しだけいい旅になってきた。<br />

    8時オープンといわれていたAirAsiaの空港カウンターは、30分遅れでオープンした。無情にも、今日のフライトは3便とも満席だと言う。そんなに急いでいるなら、エアーマカオに行ってみれば?ならばエアーマカオ。キャンセル待ちチケットは1時間前にしか発売できない、そのころ来い、という冷たい感じの美女の冷たい言葉だ。だが、張り付き粘ることさらに30分、ついに彼女は折れた。1時間半前に私の見えるとこにいなさい、と。かなりのメガネ美女だったが、英語がちょっと命令口調だ。
    出発、1時間30分前、彼女は僕に手招きと、少しだけの微笑みで、25000円のバンコク行き片道航空券を売ってくれた。中国で、現地スタッフの方の笑顔を見たのもまたこれが、お初だった。少しだけいい旅になってきた。

  • 空席待ちからの税関通過はつらい。時間がない、食べるヒマがない。やっとありついた機内食は比較的おいしくいただき、さてデザートへと。見かけの通り、口の中の水分を全部もっていく、凄いお菓子に出会った。

    空席待ちからの税関通過はつらい。時間がない、食べるヒマがない。やっとありついた機内食は比較的おいしくいただき、さてデザートへと。見かけの通り、口の中の水分を全部もっていく、凄いお菓子に出会った。

  • スワンナンプーム・バンコク国際空港での待ち合わせは、30分遅れにはなったが、購入済みだったチャーン島(タラット空港)行きのバンコクエアウエイズ便には間に合った。成田を出て30時間、予定したスケジュールにやっと追いついた瞬間だった。乗り遅れた事情を知らない待ち合わせ相手は、遅いぞと僕のふくらはぎに蹴りを入れた。<br /><br />トラット空港まで、僕らを運ぶのはこの、ボンバルディア機。ときどき前輪が出なくなる名機だ。

    スワンナンプーム・バンコク国際空港での待ち合わせは、30分遅れにはなったが、購入済みだったチャーン島(タラット空港)行きのバンコクエアウエイズ便には間に合った。成田を出て30時間、予定したスケジュールにやっと追いついた瞬間だった。乗り遅れた事情を知らない待ち合わせ相手は、遅いぞと僕のふくらはぎに蹴りを入れた。

    トラット空港まで、僕らを運ぶのはこの、ボンバルディア機。ときどき前輪が出なくなる名機だ。

  • スワナプゥーム国際空港から、ボンバルディア機に揺られ、約50分でトラット空港に着く。そこからが長い。普通のタクシーもトゥクトゥクはいないから、飛行機を降りたほぼ全員が、ワゴンタクシーに分乗しチャーン島に向かう。<br /><br />プーケットやパタヤと違い、目的地まではフェリーに乗る。フェリーのタイムテーブルは、有って無いようなもの。もはや急ぐ人はいない感じだ。もちろん、地元の人や車、トラックと一緒だ。<br /><br />バンコクを午後の便で出発すると、トラットの港で夕方になり、船上で夜になる。船のエンジン音や振動はうるさいが、こんなに気分が静かな到着も珍しい。 <br />

    イチオシ

    スワナプゥーム国際空港から、ボンバルディア機に揺られ、約50分でトラット空港に着く。そこからが長い。普通のタクシーもトゥクトゥクはいないから、飛行機を降りたほぼ全員が、ワゴンタクシーに分乗しチャーン島に向かう。

    プーケットやパタヤと違い、目的地まではフェリーに乗る。フェリーのタイムテーブルは、有って無いようなもの。もはや急ぐ人はいない感じだ。もちろん、地元の人や車、トラックと一緒だ。

    バンコクを午後の便で出発すると、トラットの港で夕方になり、船上で夜になる。船のエンジン音や振動はうるさいが、こんなに気分が静かな到着も珍しい。

  • こんな夕陽を船上からみられたら、疲れは消える。懐かしい連絡フェリーに車と同乗して、約1時間、チャーン島は、結局、バンコクからは飛行機に乗っても5時間かかるようだ。

    こんな夕陽を船上からみられたら、疲れは消える。懐かしい連絡フェリーに車と同乗して、約1時間、チャーン島は、結局、バンコクからは飛行機に乗っても5時間かかるようだ。

  • 船のようには見えない連絡フェリー。チャーン島とトラットの間を常時二隻くらいが往復しているようだ。

    船のようには見えない連絡フェリー。チャーン島とトラットの間を常時二隻くらいが往復しているようだ。

  • ガランとした船内だが、アットホームな雰囲気だ。壁等はなく柵があるだけだから、身の回りすべてが海風になる。

    ガランとした船内だが、アットホームな雰囲気だ。壁等はなく柵があるだけだから、身の回りすべてが海風になる。

  • 8時20分、乗船した車がエンジンをかけ始める。外は完全な暗闇。

    8時20分、乗船した車がエンジンをかけ始める。外は完全な暗闇。

  • ホワイトサンドビーチでは、KCグランデリゾートホテルが定評があるらしい。シー・ビューの部屋は、値段は高めだが、日本やバンコクのホテルに比べてみればその価値は絶大。広いリビング、シャワールームとトイレが2セット、大きなバス、広いバルコニーには、ジャグジー、ビーチベンチもある。全てが2人用に出来ている。何より夕日の角度がよくて、オレンジ、紅、琥珀、夕闇への変化がとても美しい。

    ホワイトサンドビーチでは、KCグランデリゾートホテルが定評があるらしい。シー・ビューの部屋は、値段は高めだが、日本やバンコクのホテルに比べてみればその価値は絶大。広いリビング、シャワールームとトイレが2セット、大きなバス、広いバルコニーには、ジャグジー、ビーチベンチもある。全てが2人用に出来ている。何より夕日の角度がよくて、オレンジ、紅、琥珀、夕闇への変化がとても美しい。

  • ここまでローカルだとかえって気持ちがいい。一番賑やかというホワイトサンドビーチ沿いの道も、夜1時にはこのように、田舎道。ホテルまで5分、それでもコンビニは開いている。

    ここまでローカルだとかえって気持ちがいい。一番賑やかというホワイトサンドビーチ沿いの道も、夜1時にはこのように、田舎道。ホテルまで5分、それでもコンビニは開いている。

  • 喧騒がないという意味では充実しているし、とにかく時間がゆったりとしている。1軒だけある、SabayBarという海沿いのライブ/クラブも、感じがいい。

    喧騒がないという意味では充実しているし、とにかく時間がゆったりとしている。1軒だけある、SabayBarという海沿いのライブ/クラブも、感じがいい。

  • B52は、なぜかタイに来た時、とりわけビーチサイドのバーでいただく。強烈だが、気持ちがいい。

    B52は、なぜかタイに来た時、とりわけビーチサイドのバーでいただく。強烈だが、気持ちがいい。

  • 昼頃は、絵葉的なブルーの世界に浸れる。

    昼頃は、絵葉的なブルーの世界に浸れる。

  • 少し傾いた太陽の3時ころ、腕さえあればいい写真が撮れそうだ。

    イチオシ

    少し傾いた太陽の3時ころ、腕さえあればいい写真が撮れそうだ。

  • 落ち着いたカップルにお勧めの島、としか言いようがない。きっと20代できたら、ヒマでしようがなかっただろうし、一人で来て、こんな夕陽を見つめるのも、なんとも居たたまれない。こんな夕陽を一緒に見た相手と、そう簡単に別れるのもつらい。

    落ち着いたカップルにお勧めの島、としか言いようがない。きっと20代できたら、ヒマでしようがなかっただろうし、一人で来て、こんな夕陽を見つめるのも、なんとも居たたまれない。こんな夕陽を一緒に見た相手と、そう簡単に別れるのもつらい。

  • タイの朝は当然だが、すぐに灼熱になる。熱すぎる日に、人影はない。いや、チャーン島に人がいないのかもしれない。

    タイの朝は当然だが、すぐに灼熱になる。熱すぎる日に、人影はない。いや、チャーン島に人がいないのかもしれない。

  • ゆったりした、2泊はあっという間に過ぎる。帰りのフェリーは、日差しも物悲しく感じる。すると、写真もそうなる。

    ゆったりした、2泊はあっという間に過ぎる。帰りのフェリーは、日差しも物悲しく感じる。すると、写真もそうなる。

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