ミャンマーの旅　バイクで田舎へ

2010/07/19 - 2010/07/19

ピヨの宿でバイクを借りて、あてもなく、地図もなく、気の向くままに郊外の田舎を走ってみた。
田舎の感じはタイの田舎ににているが人々の親切さはタイに勝るとも劣らずといった感じだった。
ミャンマーの人々は生活は貧しくとも内面には豊かな感性や敬愛の情があふれている、それらは信仰と豊かな風土からの恵みかもしれない。

エリア その他の都市(ミャンマー)

宿からバイクででかける前に宿の親父にどちらの方角が一番いいか訪ねたら南に行くのが一番いいと言った。
南とは私がバスで来た方角だ、車窓から見た景色がよみがえる、そういえば幹線道路から遠くにたくさんの村や寺院が見えた。
とにかく南に向かってバイクを走らせる。

幹線道路からてきとうな脇道をえらび走って行くと民家があらわれる。

村というか小さな集落だ。

バイクで村に入ると村人が集まってくる。

ミンガラバー、と挨拶して村の中をみてまわる、子供がぞろぞろと後についてくる。

キャンディをあげて子供達を追い返しあとは気ままに歩く。

畑仕事から戻ってきた村人と行き交う、カメラを向けると恥ずかしそうに顔をかくす。

幹線道路にでてさらに南へ。

小さな仏塔が見えたので脇道に入る、仏の導きで何かあるかも・・・。

狭い道を走ってゆくと民家がみえてきた。

民家の中から女の人が怪訝そうにこちらを見ている、細くなった道を間違えて庭の方へ入ってしまったらしい。

別の細い道を少し行くと広い通りへでたのでほっとする、草むらかいきなりバイクでとびだしてきた私、びっくりして立ち止まった小母さん。

一人で遊んでいた女の子、屋根が藁と木の葉で二段葺きになっている珍しい家。

家からお婆さんがでてきて私も写してくれと言う、家の前で写そうとしたら手振りで待てと、そしてすたすたと私のバイクのところへ行きハンドルを掴みポーズをとる。

集落をでると一本道が次の集落へとつづいている。

まわりの風景は・・・。

次の集落をそのまま通り抜ける。

荒地の中の細い道を２０分ほどとろとろと走って行くと古い寺院に着く、坊主も誰もいない少し傷んだ荒れ寺だった。

ちかくで牛のみはりをしていたお爺さん、誰が来たのかとようすを見に来たらしい。

荒地を１５分ほどはしると集落にであう、この頃になるともう自分がどの辺りにいるのかは見当がつかない。

庭で遊んでいる子供達、バイクを停めて写真を撮る。

向かいの家からお姉さんがでてくる、ミンガラバー。

お母さんが軒下からこちらを見ている、庭に入ってゆき挨拶をする、ミンガラバー、この家ではお茶のもてなしを受ける、水は持っていたが乾いた喉にお茶が美味しくて何度もおかわりしてしまった。

近所のお姉さんも物珍しそうにやってきた。

集落の別の家ではバイクのミャンマー人が村人に道を訊ねていた。

民家と牛のいる庭。

集落の中を通り抜ける。

草の生い茂った荒地の中を走って行くと森に囲まれた小高い丘の上に寺院が見えてきた。

生い茂った草の中に二匹の狛犬がたっている。

屋根のついた階段が丘の上へとのびている。

参道はかなり傷んでいた。

参道の横には何体もの仏像が雑草に埋もれている。

参道の途中にもいろんな仏像がある。

院内から見下ろすと別の参道もあるが使われてなく寺院に登りきったところには金網が張ってある。

蛇の像がとぐろを巻いている、口のところから賽銭を・・・？。

隣には蛙の像が、これも口のところから賽銭を・・・？

この本殿とパゴダの裏にメインの参道がありきれいにタイルが張ってあった、裏口からお邪魔したようだ。

坊主の休憩室には円形の何か書き込んだ物が壁にかかっていた。

向こうの丘にも寺院がある、その向こうにも・・・そのまた向こうにも・・・。

丘をはなれバイクで景色を見ながらしばらく走って行くとまた寺院が・・。

古い由緒のありそうな寺院だ。

刻まれているのは鳳凰か孔雀か、たぶん孔雀だろう。

小さな仏像で囲まれた少し変形な仏塔。

境内にいた小母さん。

寺院をあとにてきとうに走る途中の民家。

途中で見かけた尼さん二人、先ほどの寺院へ帰るのかも・・・。

放牧してある牛の見張りをする少年。

木陰で休んでいる家族の所へ連れて行ってくれた、大人たちはウイスキーを飲んでいたらしい、空き瓶がころがっていた。

ほろ酔い加減のお爺さん。

ほろ酔い加減のお父さん。

村に着く、ピヨ、ピヨ、とヒヨコのように言ったら前方を指差し次に掌と指先でTの字をつくり左へ、とおしえてくれた。どこにいっても何とかなるものだ。

大きな木、気になる木。

田園地帯の中をはしってゆく、村人が稲刈りを終えて脱穀をしていた。

輪っかのついた天秤で稲を運んでくる、ところ変わればしな変わるとはよく言ったものでタイでは見かけない道具だ。

稲を刈ってある田んぼへ取りにゆく。

入れ替わるように別の人が稲を担いでやってきた。

水田の横では子供が釣竿を持って溝の中を覗き込んでいる、何かいるのかな？

荷車の荷台で昼寝をするお兄さん。

アヒルの一団がガヤガヤわめきながら横を足早に通り過ぎる。

ここでも稲の脱穀をやっている。

一人で遊んでいる子供。

牛の飼葉を担いで駆けるような速さで通り過ぎたお兄さん、この籠つきの天秤はインドネシアのジャワ島でも同じ物を見かけた。

お婆さんが杖をつきつきひょこひょこと歩いてくる。

私をミャンマー人と思ったのか傘をはずしいっぱい話しかけてきた、返答に困ったがてきとうに相づちをうってごまかす。

道端の枯れ木を集めるお母さんと子供達、こんな田舎では炭は使わない。

きれいな並木道、運よく牛車が通りかかった。

池のある家、こんな景色を見ると家の裏の畑まで見たくなる。

脇道から牛車がくる、ミャンマーの田舎ほど牛車の多い所はないかも。

赤い門が見える、あそこで幹線道路とであう、左へ行けばピヨの町につく。
しかし町へ戻るのがもったいないような・・・・・。

この旅行記へのコメント （6）

• auntofasiaさん 2010/08/19 21:17:40

  kokoじぃからのお知らせで

  ありましたねぇ
  見つけましたよ！
  
  kokono様、
  お知らせありがとうございました
  gin様、
  いつも世界のコマをありがとうございます
  
  なんかとってもひょうきんですね
  第一印象；ちゃぐちゃぐ馬っ子かと思いました（爆）
  これもいわゆるコマですね

  ginさん からの返信 2010/08/20 16:34:59

  RE: kokoじぃからのお知らせで

  今日はA姫様。
  
  ミャンマーの狛犬はでっかいですよ、寺院の入り口の両脇にいるんですが見上げないと顔はみえないです、どっちか言うと恐竜みたいですわ。
  
  名前つけるとしたら『ビルマザウルス』ってとこですかねぇ（笑）。
  
  チェンマイのサイアム原人。

• kokonoさん 2010/08/19 10:09:00

  またもや、めっけたぁ〜♪

  狛犬探求家の A 姫様が喜ぶかどうかはわかりませんが・・
  
  風変わりな容姿をしてまんなぁ
  　ミャンマーでは普通のできごとですかぁ〜　守り神でっかぁ〜
  
  衣を脱がして全体を観察したいです
  　石造なりや　鋳造なりや　木造ではあるまいな　
  
  処変われば品形がかわるんでんなぁ　納得です
  
  余計なことですが一応、探求家に連絡しときます
  ココノより。

  ginさん からの返信 2010/08/20 16:08:18

  RE: またもや、めっけたぁ〜♪

  ココノさん、ここの狛犬は放置されて忘れられたようです。
  
  この丘の反対側に表参道がありそこのは立派な狛犬でした。
  
  私は畑や荒地の中を通り裏から境内にはいったらしいです。
  
  そうそう衣を脱がすのは狛犬じゃなくて若い００の方がいいにのでは・・・（笑）。
  
  Gin。
  

• パパスさん 2010/08/16 18:11:26

  暑いですか？

  ginさん、こんにちは！
  
  今日の日本はとても暑かっただす。
  週間予報では今週１週間は暑い日が続くとの事だす。
  
  チェンマイの方が涼しいのでは？？（ホント！！）
  
  で、バイクのおばちゃん、カッコ良いでんなぁ！
  ginさんのバイクと競争できそうだすな！
  
  スピード違反の取り締まりに引っ掛からない様に！（笑）
  
  パパス。

  ginさん からの返信 2010/08/17 14:58:35

  RE: 暑いですか？

  今日は、パパスさん。
  日本は今うだるような猛暑ですね、こちらでみるNHK衛星放送のニュースで伝えていました。
  熱中症でかなりの方が亡くなっています。
  パパスさん、この暑さの中畑仕事に熱中しないように（笑）。
  
  こちらは本格的な雨期で気温もさがりかなり過ごしやすくなってきました。
  雨上がりの後はすがすがしいです、夜になると気温も下がりよく眠れます。
  気温も物価も日本よりもチェンマイの方が低いですね・・・。
  
  こちらよりはミャンマーの方が暑かったです、まぁチェンマイは少し高地ですけどね。
  
  今の時期は天候が不安定なのでバイクの遠出はひかえています。
  
  チェンマイのイージーライダー。