2010/05/31 - 2010/05/31
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polestarさん
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2010年5月にまた行きました。
お天気が良ければ日本平から見る富士山は絶景です。
静岡に他県からのお客様がいらっしゃった時には、良く案内します。
この日はロープウェイで久能山まで行きました。
2009年の暮れにアップした、【静岡観光 --- 日本平】 は、こちらです。
http://4travel.jp/traveler/polestar/album/10406211/
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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お客様は食い倒れの関西からいらっしゃいました。
静岡といえば寿司ですか。
以前寿司は食べたので、この日はさわやかのハンバーグ・ランチを食べました。 -
えらい派手な演出やなぁ・・・とパフォーマンスを楽しんで昼食。
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日本平を散歩してから、ロープウェイで久能山東照宮へ。
ロープウェイまでの様子は【静岡観光 --- 日本平】 をご参照くださいませ。
http://4travel.jp/traveler/polestar/pict/17761805/ -
ロープウェイの切符です。
ロープウェイの運賃は片道500円、往復900円、子どもはその半額です。 -
切符裏面です。
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ロープウェイの切符を買うと切符と一緒に渡されるリーフレットです。
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開くと三つ折になっている一枚の横長の紙にいろんな説明が印刷されています。
ご興味のある方は画像をクリックし、大きな画像を見て内容を読み取ってください。
大きな画像を一旦PCに取り込んで(ダウンロードして)、DLした画像を見ると、より鮮明です。 -
その三つ折パンフレットの裏面です。
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殿様の乗る駕籠と、姫様の乗る駕籠をイメージしてデザインされたというロープウェイのゴンドラです。
500円を払って乗るロープウェイは、5分で反対側の駅に到着します。
この値段・・・高いと考えるか安いと考えるか。
どう判断すべきか難しいところですが、いつも利用客は閑散としており少ないです。
運賃が高額なので(?)土日祝日でも、あまり混みません。
平日ですと、ほとんど貸切です。
ちなみに、静岡市はロープウェイだけでなく、バス賃も高額なのです。 -
とても険しい谷間をロープウェイが渡ります。
高所恐怖症の人には恐い高さ・・・だそうです。
高いところが好きな人にはテンションのあがる高さです。 -
ロープウェイのゴンドラにはガイドさんが添乗しています。向こう側の久能山駅(くのうざんえき)に着くまで、いろいろと説明をしてくれます。
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これは確か、ロープウェイに乗るときにチケット売り場付近に 「どうぞご自由に・・・」 という感じで置いてあったリーフレットだと思います。
画像をクリックし、大きな画面で説明書きを読んでみてください。 -
そのリーフレットの裏面です。
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久能山駅についたところです。
日本平駅行きの最終便は17時15分と、表示されています。
もしも、この最終便に乗り遅れたらどうするのか?
久能山の石段(1159段)を降りたところに静岡鉄道のバスの停留所があり、そこから静岡駅まで行くことができます。
久能山下という名前の停留所から、静岡駅南口(新幹線口)まで、440円です。
だからぁ・・・静鉄は日本一高額なバス料金を徴収するんだってば。
そして、静岡駅の構内を通り抜け、北口に出て19番のりばから静岡日本平線で日本平(終着)というバス停まで行くとロープウェイの日本平駅近くまで行くことができます。
バス運賃は580円です。
そのひとつ手前が日本平ホテル入り口という停留所で、バス賃は560円です。
静岡駅を発車する平日の最終が15:17、土、日、祝日の最終が16:22です。
・・・ロープウェイの最終よりも早いですね・・・。 -
久能山駅にある、久能山東照宮全体の見取り図です。
切り立った山の山頂にある施設の割には広くて大きな施設です。 -
ロープウェイの駅から久能山東照宮に向かう道です。
この道が混雑するようなことは、まずありません。
いつでも閑散としています。 -
東照宮の入り口にある売店の品々。
けっこういい値段の商品が並んでいます。 -
一本(一升)一万円の日本酒。
そんなに旨いとも思えないんだけど、お金を持ってる人が買うんでしょうか。 -
久能山博物館には家康公の鎧かぶと、刀、陣羽織などが展示されています。
あとで寄ります。
まずは東照宮の拝観です。 -
拝観料と表現せずに、初穂料とかかれています。
払って奥に進みます。 -
途中の道に置いてあった駕籠です。
自由に乗って記念撮影ができます。
雨の時なんか片付けると思うので、いつでも置いてあるとは限らないけれど、あれば乗って記念写真を取ることが出来ます。
わたしたちも観光の記念に色々写真を取りました。 -
こんな駕籠です。
乗り心地は??? -
東照宮の入り口の門です。
お寺なんかだと山門というんですが神社(宮)ですから・・・なんと言うのかな? -
きんきら金に輝く東照宮です。
日光の東照宮ほどの規模はありませんが、そこそこ見事です。 -
こういった建物が韓国の影響を受けていることが良くわかる造りです。
当時の日本は中国と韓国の両方からの文化を輸入してきましたが、これはもう韓国様式ですね。
どこの国をお手本にしているのかで、志向する方向や時代が見えるようです。
現代で言えば、ドイツを手本にしているのか、フランスか、イタリアか。
美術、音楽、建築、法律、哲学など。
お手本の国が透けて見える段階の記録、痕跡、足跡は、いろんなことを考えさせられます。 -
50年ごとに社殿の塗り替えが行われ、手入れの行き届いたメンテナンスのために現在でも落成当時のままにキンキラです。
とくに最近、2006年に塗り替え補修工事が終わったばかりなので、なお一艘きんらキラキラです。
2015年に鎮座四百年を迎えるため、いろんなイベントを予定してるそうです。 -
携帯電話のカメラで撮影したので、いまいち画質が良くないです。
-
境内に植えてあるソテツです。
その前に、山下より1159段と書かれています。
久能山の石段は、「”いちいち・ご・く” ろうさん」 と読んで覚えています。
家康公のお廟までは、あと40段です。 -
ここが久能山の、施設の最高峰にあたります。
家康公の墓です。 -
お廟を背にして、来た道を振り返ると、こんな感じです。
この道を登ってきたのです。
2009年の夏(お盆の頃)静岡では大きな地震があって、駿府城の石垣が崩れた事件がありました。
崩れた石垣部分は近代になって組みなおしたところが崩れたのですが、一番最初の、創建当時の建築技術の方が優秀だったことを見せ付けられます。
これだけの石組みを、この山の山頂まで運び上げて組む技術と忍耐力。
精神力が違うのかなぁ、すごいです。
見事です。 -
お廟を正面に見て、右を向くと遠くに駿河湾が見える断崖があり、その手前の景色がこんな様子です。
横長の将棋の駒型の看板が見えます。
近寄ってみましょう。 -
お寺などの山門には、ここに仁王像が安置されているのですが、東照宮では矢を背負った武将が両脇で宮を守っているようです。
この武将が誰なのかわかりません。
仏教の寺では、桃山時代からの流行で仁王様が仏様を守護することになっているのですが、久能山の東照宮は時代的にそれよりも新しいし、仏教寺院ではなく、家康公のお廟なのです。
(廟 = 墓) -
横長の将棋の駒型の看板をズームすると、このような事が書かれています。
金のなる木?
聞き捨てなりませんね、なになに?
良く読んでみましょう。 -
日光にも東照宮がありますが、こちらの東照宮の方が本家であると、地元静岡の人たちは主張します。
その流れで見ると(考えると)駿府城の方が江戸城よりも、本家、という考え方、見方になります。
しかし徳川幕府が栄華を極めた江戸時代の中心は江戸城であり、その守りとして日光に東照宮を建て、家康を東照大権現として神格化するために東照宮神道をつくり、元和三年 (1617)に久能山に登り、霊柩を発掘して、日光山に移遷したというこです。
だれが?
その世界では有名な 天海僧正です。 -
これぞ狛犬。
狛犬とは犬に似た、獅子にも似た、想像上の動物で、頭に角が生えたものをさします。
最近では頭に角の生えていない犬のような石の彫刻が多いのですが、角がある狛犬が正しい狛犬であるとか、そんなの関係ないとか、諸説あります。
狛犬について調べ始めると、その奥は随分深いようなのです。
奥の深みに嵌ってもヤだなと思って、あまり深入りはしませんので、詳しく知らないのですが。 -
その看板の後ろにある木 (杉かヒノキ) には、小銭が一杯刺さっており、幹の根元にも小銭が一杯。
金の亡者達が祈願の為に置いていった小銭なんだろうけれど、まさに金に対する欲望の象徴だなぁ。 -
ちょっと手を伸ばして小銭を取ると、こんな感じ。
わたしは迷信を信じるほうなので、
「こういうお金を財布には入れない」
(入れると既に財布の中にあるお金を連れて出て行ってしまうと考える)
とか
「手に入れてもいいけれど、その日のうちに使い切るように」
(葬式なんかの投げ銭はそうするキマリで、家に持ち帰ってはならない)
など、
まぁ、そっち系の作法ってのがあるので、それに則って。
そもそも、一種の不浄なので触れないほうがいいとは思うんですが。
そういう事を気にする人にとっては意味のあることであり、気にしない人にとっては、どうでもいいことなのです。
そして重要なことは、「ほんとうに自分は気にしないタイプなのか?」 それとも、「本当は気にするタイプなのに気にしないタイプの如く振舞っているだけ」 なのか?
そこがね、ちょっと問題なのですヨ。 -
お廟から東照宮の社殿にくだる道からの撮影です。
大変こじんまりしていて緑が美しく、いかにもパワースポットという印象でした。
陰陽道や奇門遁甲(きもんとんこう)を尊重していた家康公ですから、ここはきっとパワースポットに違いありません。 -
しかし見事な造りです。
ビシーっと設計されて、ゆがみもなく、正確で、美しい。
そこに緑が映えて美しい。
時々参拝に行ったほうがいいかな。 -
巫女さんが居たので、いろいろと質問しました。
聞いて驚いたことは、ここの職員の方たち(巫女さん、神主さん、大勢の職員が居ます) は、全員、毎朝久能海岸側から、(山下から) 1159段の石段を登って出勤し、帰りもその石段を降りて帰るとのことです。
ひぇーーーっ、体調の悪いときは出勤もできない?
そもそも毎朝1200段近い石段を登っていたら健康になっちゃうだろうな。
遅刻しそうなときなんか、駆け上がるんだろうか?
まさかね。
そのほか、飛行機の免許を持っている 「空飛ぶ神主さん」 の話・・・静岡のローカル・テレビに出ていたんですよ・・・色々聞きました。
ちょっと世間話みたいに立ち話をしました。 -
久能山博物館に入りました。
家康公にゆかりのある鎧や兜の展示ずらーり。
中で写真を撮っても咎められないとは、なんとものどかでいい博物館です。
ちなみに、静岡県立美術館の中は(ロダン館のみ)撮影可です。
フラッシュを光らせてはならないと書いてありますが、撮影してはならないとは書いてないんです。
つか、「撮影するときはフラッシュを焚かないで」 みたいな表記を見て唖然。
あ、撮っていいの?
へー。 -
もしかしたら、久能山博物館の方は、撮影禁止だったのかも。
でも、禁止とはどこにも書いてなかったし、堂々と撮影しても文句言われなかったし。
「撮影禁止が当たり前だから、わざわざ明記していなかった」
と言われたらそれまでなんだけど・・・。 -
教科書なんかに出てくる家康公の絵です。
-
トリミングすると、こんな感じ。
鎧兜のほかにも、陣羽織や旗などの装飾品、刀(それも名刀)や銃、そのほか武器など、こういうものが好きな人には興味深い展示です。
刀が好きな方は、静岡市葵区柚木366に護国神社という神社があるんですが、そこには名刀の展示が多くあります。
また故国神社では毎月最終週の土日に骨董市が開催されています。
そのほか、静岡市葵区宮ケ崎町102-1にある浅間神社内の文化財資料館には、各種宝物(ほうもつ)のほか、刀や鎧兜の展示があります。 -
これは東照宮一帯の鳥瞰図です。
-
久能山東照宮博物館でお金を払って入館するときにもらうリーフレットです。
入館料は大人400円、子供150円
拝観・博物館共通券で 大人650円、子供250円
8:30〜17:00(4/1〜9/30)
9:00〜16:00(10/1〜3/31)
年中無休
URL は http://quetzal.gozaru.jp/q010/zp05013.html
または http://www.toshogu.or.jp/art/art.htm -
東照宮の説明書き。
そうか・・・ここは静岡市の持ち物なのか・・・。 -
東照宮から見た駿河湾。
まぁ絶景ですが、こんな景色なら(この程度の絶景なら) いくらでも見ることができますし、これより絶景な景色は、いくらでもありますからね静岡市には。 -
静岡駅から新幹線に乗って関西に帰る前に、静岡駅周辺の「隠れた名所」を散策しました。
ここは 「西郷・山岡の会見の場」 とのこと。
江戸城での会見で明治維新の幕が下ろされたということになっているけれども、それはセレモニー的な会見であって、実質的な会見は、この場所で行われたと碑には明記されている。
静岡市葵区伝馬町というところで、その場所の地図URLはコチラ。
https://maps.google.com/?ll=34.974729,138.387021&spn=0.001288,0.00169&t=m&z=19&layer=c&cbll=34.974712,138.386607&panoid=1dKwZmaIM_TFuIZGdUBrKg&cbp=12,4.76,,1,-1.44 -
駿府城に近いところで、今はビル群の中に埋没しているけれど、ほんの50年前ぐらいまでは、この場所から駿府城が見渡せました。
と、言っても駿府城という城は1607年に全焼して、再建したらまた1610年ごろ(400年前)に消失。
そうこうしている間に1616年(元和2年) 家康が死去(75歳)。
それ以来城というものは無い状態が続き明治になってから日本軍の兵舎として利用され、昭和になってから巽櫓など一部の建物が再建されました。
お城の再建は、正確な図面が出てこないことには再建してはならないという法律があるらしく、城の設計図も焼けてしまった駿府城は再現のしようがないとのことです。 -
つい最近も、この場所の開発が終わったばかりで、今はオシャレなオープン・カフェがテナントに入った近代的なビルと、いかにも都市の一角という風情に様変わりしました。
西郷・山岡の会見の碑が立っています。
https://maps.google.com/?ll=34.974784,138.38671&spn=0.001288,0.00169&t=m&z=19&layer=c&cbll=34.974765,138.386307&panoid=jIFaVhosifmx0LMPkV-c8g&cbp=12,14.12,,2,3.62
昼に静岡に着いたお客様と、一緒にランチを戴いたあと腹ごなしの観光を楽しみ、予定通り夕方4時過ぎの新幹線で関西方面へとお帰りになりました。
静岡駅で途中下車し、また静岡駅に戻るまでの約3時間ちょっとの滞在でしたが、道中いろいろと話が弾みました。
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