2008/11/26 - 2008/12/13
367位(同エリア434件中)
みすたぁさん
12/02/08
早く目が覚めたので、洗濯を済ませ「ヌビア博物館」へ向かったなみお。途中何度も何度もうざいタクシーの運転手に絡まれながらも、2kmの道程をてくてく歩いて行った。
「ヌビア博物館」は、先史時代からイスラーム時代にかけてのヌビア地方の歴史などを紹介している博物館だ。ガイドブックに載っていたエジプトの歴史を紹介しているページを読みながらじっくり時間を掛けて回った。さすがユネスコが援助して造った博物館だけあって、キレイだし展示物もきちんと湿度を保たれた状態で展示されていた。
1番印象的だったのは、アスワンハイダムの建設を始めるにあたって水沈から貴重な遺跡を守る為、ユネスコがどのようにして「アブシンベル神殿」や「イシス神殿」などを移動したかを紹介しているセクションだ。
ユネスコのメインビジョンは、2つあって、まず1つ目は、遠い昔にこれらの素晴らしい神殿を建てた人達の想いや希望をそのままそっくり保存すること。2つ目は、これらの貴重な遺跡を一目見ようと訪れる観光客がスムーズに移動出来るように様々な公共交通手段を設けることだ。ユネスコやユネスコを支持する人達が立ち上がり、一丸となって地元の人達と一緒にこの大きなプロジェクトを成し遂げたことに感動すら覚え、胸が熱くなった。
さらに、昨日行けなかった「切り掛けのオベリスク」にも足を伸ばした。ここは、その名の通りの場所だったけど、広大な石切場に位置していて、まるで映画のセットのようだった。
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ヌビア博物館
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ユネスコの働きかけで、水没からアブシンベル神殿を守る為、現在の場所へと移動したときの資料。
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切りかけのオベリスク。
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映画のセットみたい。
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観光に満足し、ナイル川沿いを歩いていると、1人のオジサンに声を掛けられた。またファルーカの勧誘かと思い、いつも通り無視して歩き続けようかと思ったけど、なぜか立ち止まって話してみようと思った。さっき声を掛けてきたリッチな船のレストランで働く若いにーちゃんは、テキトーに巻いたのに、なぜこのオジサンと話してみよう思ったのか自分でも不思議だ・・・(苦笑)
サイードは、オジサンかと思いきや、なみおと同じ歳の色黒のヌビア人でファルーカのキャプテンをしているらしい。ひょんなことから一緒に向こう岸に渡り、彼のフルーカで飲むことになった・・・。 -
サイードの友人に頼み、ファルーカでナイル川を横切った。短い距離の移動だったけど、ゆったりと風に乗って進むファルーカでの移動は、気持ちがよかった。
ビールとスプライト、地元のタバコをご馳走になり、マッタリとした時間を過ごした。ファルーカには、キャプテンが過ごす小さな部屋があり、「クロコダイル・ルーム」と書かれていた。何故その名前をつけたかを尋ねると、小さな部屋でワニのようになって部屋の入口を入るからだそうだ。 -
あっという間に暗くなり、いつものようにマッサージ話が持ち上がり、「やっぱり、そうきたか」と思い、何度も何度も断った。インドやイスラム圏の男達は、みんなマッサージをしたがるのが本当にウザかった。トルコの一件以来、いつもマッサージ話が持ち上がると「マッサージは、大嫌いだ」と答えるなみお。それでも男達は、「俺は、うまい」とマッサージをしたがるのがいつものパターンだった。
なんとかマッサージ攻撃をかわしたのもつかの間、クロコダイル・ルームのようなちっこい部屋に入っているのが悪いんだろうけど、微妙な空気が漂ってきた・・・。 -
サイード: 「I AM HOT・・・(暑いなぁ)」
文法的には、オカシナ表現で「オレは、イケてる」という意味になるのだけれど、カタコト英語で話すサイードだから、間違って使っているのかと思い、相槌を打ってみるなみお。
なみお: 「YES, IT’S HOT・・・(そうだね、暑いね)」
サイード: 「NO NO, I AM HOT!!(違う、暑いんだ)」
なみお: 「YES, IT’S HOT, ISN'T IT?(そうだね、暑いね)」
というコントのようなオカシナやりとりがしばらく続いた後、ようやく本当の意味に気付いた超アホななみお・・・サイードの英語が、ヌビア訛りなもんだからしばらく彼が意図していることに気付かなかった。
サイード: 「NO NO, I AM HARD!!」 -
漫才のようなやりとりだけど、考えてみればとっても危険な状態のなみお。サイード曰く、ヌビアの男がそーいうことを言ったら、ヌビアの女はそれに従うもんだと言う。またしても、いつもの手で自分は結婚している、と告げるも全く動じないサイード。つーか、なみおヌビア人じゃないし、エジプト人じゃないし、自分の文化にはそういう解釈はないということを論理的に説明するなみお・・・我ながらこんなときによく冷静でいられるなぁと呆れてしまう(苦笑)
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最初は、そーいう不満でキレ気味のサイードだったけど、ようやく理解してくれたようで、最終的には、謝ってきた。でも考えてみれば悪いのは、なみおなのだ。世界中の一般的な人達の論理で考えれば当たり前のことなのだけれど、ここは特殊なイスラム圏・・・しかもまた特殊なヌビアの地域なのだ。その地域に足を踏み入れているのは、なみおなのだ。「郷に入ったら郷に従え」ではないけど、彼らのカルチャーを考えたら、勘違いされてもおかしくない行動を取っているのは、なみおなのだ。毎度のことながら、どうしてもなみおはガードが低いというか、人をすぐに信じてしまう。旅の間は、特にキッタナイ格好だし、自分的には女性の部分がゼロに近い状態で旅をしている。だからきっと相手もそう思うだろうという、勝手な思い込みをしているからだろうか・・・相手と同性的な感覚を持って接してしまう。それがきっと相手に勘違いをさせてしまうのだろう・・・。 反省、反省・・・。
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