湯殿山の紅葉と日本海夕日ツーリング

2006/11/03 - 2006/11/04

R13→R287→R112→R7→R345→R290→R113→R13の全行程444?を1泊2日で旅してきた。

日本海に沈む夕日はダイナミックであり感動ものである

エリア 湯野浜温泉(山形)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク

日没の30分位前からバイクを止めて太陽の動きを観察する。

沖合いでは小船が漁をしており、アクセントを添えてくれる。

やがて夕日が水平線へ隠れる寸前には、空や海の色が情熱的なオレンジからモノトーンへと変化する。

「駅前旅館」というカテゴリーになんとなく惹かれる。
このジャンルに属する旅館には、歴史があって、
夜汽車の音が寂しげに響いて、
ガラス窓に屋号が書かれていて、
いずれもレトロな木造の２階建てで・・・
と自分の中にさまざまな固定観念があるが、
今回利用した新潟県山北町の「長浜屋」も私の期待を裏切ることはなかった。

羽越線の勝木駅前にある当館の私の部屋からから特急「いなほ」をスナップしてみた。

２食付７，０００円の食事は海産物がメインとなるが、焼き魚は囲炉裏で焼いてくれる。なお、女性は当館の主である女将さん。
女将さんによると当館は羽越線の開通時に創業し、８０年の歴史を誇る館とのこと。
飴色の梁や柱に歴史の重みを感じた。

洗面所もどこか懐かしい雰囲気がただよう。

バイクはシャッター付の納屋に「格納」してくれるのでとても安心。

夜汽車の通過音を聞きながらひとり寂しく孤独で贅沢な時間を持てて、料金も手ごろな「長浜屋」であった。
いつか真冬の日本海を見てみたいと思うが、その時はまたお世話になりたい。

湯殿山の中腹にある田麦俣地区は
「山村そのものの集落」を形成している。

よほど雪深い地区なのだろう
消火栓が道路からこんなに高く設置されている。

湯殿山の紅葉はそろそろ見納め。

朝日村で見かけた「後払い」のDIY
農家に優しい戦略を展開していてひたすら感心した。