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今年も祇園祭の季節がやってきました。<br />野暮用で時間が取れず、鉾建ても少ししか見ることが出来ませんでしたが、何度見ても縄絡みは美しいと思います。<br /><br />最近は機会を使っての作業が多い中、南観音山の山建ては人力で行われます。今回はそれに遭遇することが出来ました。<br />長刀鉾の曳き初めは終わりかけでしたが、ぎりぎり間にあってお稚児さんを担ぐ強力さんの姿も初めて見ました。<br /><br />巡行にスポットが当たりますが、準備の様子も中々興味深いものがあります。<br /><br />今年の祇園祭もそんな様子を見ることから始まりました~<br /><br />

2010 祇園祭 1鉾建て~曳き初め

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2010/07/10 - 2010/07/12

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jyugon

jyugonさん

今年も祇園祭の季節がやってきました。
野暮用で時間が取れず、鉾建ても少ししか見ることが出来ませんでしたが、何度見ても縄絡みは美しいと思います。

最近は機会を使っての作業が多い中、南観音山の山建ては人力で行われます。今回はそれに遭遇することが出来ました。
長刀鉾の曳き初めは終わりかけでしたが、ぎりぎり間にあってお稚児さんを担ぐ強力さんの姿も初めて見ました。

巡行にスポットが当たりますが、準備の様子も中々興味深いものがあります。

今年の祇園祭もそんな様子を見ることから始まりました~

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  • 10日 長刀鉾<br />櫓の土台部分完成<br /><br />夕方になっていましたので本日の作業は終了<br />雨よけにビニールで覆ってあります。

    10日 長刀鉾
    櫓の土台部分完成

    夕方になっていましたので本日の作業は終了
    雨よけにビニールで覆ってあります。

  • 函谷鉾<br />こちらも今日はここまで

    函谷鉾
    こちらも今日はここまで

  • 鶏鉾<br />作業中 今年は真木も新調されたようでまだビニールで覆いがされた状態で置いてありました。

    鶏鉾
    作業中 今年は真木も新調されたようでまだビニールで覆いがされた状態で置いてありました。

  • このように大きな金属の編み棒で縄の間をすくうように絡ませていきます

    このように大きな金属の編み棒で縄の間をすくうように絡ませていきます

  • 美しい縄絡み

    美しい縄絡み

  • 11日 長刀鉾には真木が取り付けられ鉾建ては終了<br /><br />残す縄絡みの作業中

    11日 長刀鉾には真木が取り付けられ鉾建ては終了

    残す縄絡みの作業中

  • 匠の技<br />木槌の音が響きます

    匠の技
    木槌の音が響きます

  • 海老型縄絡みの途中

    海老型縄絡みの途中

  • 柱を組んで屋根を取り付ける作業も始まりました〜<br /><br />まだ暫くかかりそうなので次へ…

    柱を組んで屋根を取り付ける作業も始まりました〜

    まだ暫くかかりそうなので次へ…

  • 函谷鉾はほぼ完成

    函谷鉾はほぼ完成

  • 鉾頭

    鉾頭

  • 海老型縄絡みも完成しています〜<br />見えなくなる場所ですが、こだわりを感じます。

    海老型縄絡みも完成しています〜
    見えなくなる場所ですが、こだわりを感じます。

  • 美しい軒裏絵

    美しい軒裏絵

  • 菊水鉾は立ち上げるところです〜<br /><br />ビルの間の狭い場所での作業

    菊水鉾は立ち上げるところです〜

    ビルの間の狭い場所での作業

  • 後半分くらいかな〜

    後半分くらいかな〜

  • ウインチを使ってワイヤーを巻き上げます

    ウインチを使ってワイヤーを巻き上げます

  • 立ち上がると拍手が起こります〜<br />

    立ち上がると拍手が起こります〜

  • 鉾頭

    鉾頭

  • 7月12日 今日は四条通にある5基の鉾の曳き初めでした。<br />所用で他の曳き初めは間にわなかったのですが、長刀鉾の曳き初めのしかも戻って来る時に遭遇することが出来ました。<br />こちらは鉾の後ろになりますので巡行の時には、こちら側にお稚児さんが乗る事はありませんが、東向きに進んでから元の位置に戻る為に綱を反対側にまわして後ろを正面にして曳きます。<br />曳いている人の姿を撮れへんかったので分かり難いですね(^^ゞ

    7月12日 今日は四条通にある5基の鉾の曳き初めでした。
    所用で他の曳き初めは間にわなかったのですが、長刀鉾の曳き初めのしかも戻って来る時に遭遇することが出来ました。
    こちらは鉾の後ろになりますので巡行の時には、こちら側にお稚児さんが乗る事はありませんが、東向きに進んでから元の位置に戻る為に綱を反対側にまわして後ろを正面にして曳きます。
    曳いている人の姿を撮れへんかったので分かり難いですね(^^ゞ

  • 音頭取りの合図に合わせて進みます〜

    音頭取りの合図に合わせて進みます〜

  • 本来はこちらが前になります〜

    本来はこちらが前になります〜

  • 雨が心配されたのですが、青空まで出て来ました〜<br />長刀がキラリと光ります〜

    雨が心配されたのですが、青空まで出て来ました〜
    長刀がキラリと光ります〜

  • 長刀の鉾頭<br />現在の鉾頭は軽い木製に銀箔を張ったものにかえています。

    長刀の鉾頭
    現在の鉾頭は軽い木製に銀箔を張ったものにかえています。

  • 曳き初めが終わり、禿の二人が鉾を下ります。

    曳き初めが終わり、禿の二人が鉾を下ります。

  • 次はお稚児さんですが、お稚児さんは自ら下りることは出来ませんので、強力を待ちます。<br /><br />13日に八坂神社へ御参りして「社参の儀」によって神の使いとなり、潔斎(けっさい)し、地面に足を着けることが許されず、食事や着替えなど一切の世話は父親が行うとされています。<br />

    次はお稚児さんですが、お稚児さんは自ら下りることは出来ませんので、強力を待ちます。

    13日に八坂神社へ御参りして「社参の儀」によって神の使いとなり、潔斎(けっさい)し、地面に足を着けることが許されず、食事や着替えなど一切の世話は父親が行うとされています。

  • 今日も巡行当日と同じように地に足を付ける事無く、強力に担がれて鉾を下ります。

    今日も巡行当日と同じように地に足を付ける事無く、強力に担がれて鉾を下ります。

  • 観衆に姿を披露

    観衆に姿を披露

  • 右に〜

    右に〜

  • 左に〜<br /><br />拍手が湧き起こります。

    左に〜

    拍手が湧き起こります。

  • 一段ずつゆっくり下りてゆきます。

    一段ずつゆっくり下りてゆきます。

  • 下水引は去年新調された「緋羅紗地五彩雲麒麟図刺繍(ひらしゃじごさいうんきりんずししゅう)」<br />

    下水引は去年新調された「緋羅紗地五彩雲麒麟図刺繍(ひらしゃじごさいうんきりんずししゅう)」

  • 金の鯱鉾はお城とは付き方が反対で、外向きについています。

    金の鯱鉾はお城とは付き方が反対で、外向きについています。

  • 破風(はふ)の厭舞(えんぶ)と刀鍛冶宗近(かたなかじむねちか)が長刀を造る姿の木彫胡粉彩色(もくちょうこふんさいしき)彫刻は片岡友輔の作<br /><br />屋根裏の金地著彩群鳥図(きんじちゃくさいぐんちょうず)は松村景文(まつむらけいぶん)作

    破風(はふ)の厭舞(えんぶ)と刀鍛冶宗近(かたなかじむねちか)が長刀を造る姿の木彫胡粉彩色(もくちょうこふんさいしき)彫刻は片岡友輔の作

    屋根裏の金地著彩群鳥図(きんじちゃくさいぐんちょうず)は松村景文(まつむらけいぶん)作

  • 海老型の縄絡みも綺麗に出来ています<br /><br />長刀鉾を後にしてご近所を一周してみましょうと…

    海老型の縄絡みも綺麗に出来ています

    長刀鉾を後にしてご近所を一周してみましょうと…

  • 函谷鉾は駒形提灯の取り付け中

    函谷鉾は駒形提灯の取り付け中

  • 菊水鉾の唐破風造りの屋根

    菊水鉾の唐破風造りの屋根

  • 鉾の天井部

    鉾の天井部

  • 南観音山は真木を立てるところでしたので、拝見させて頂く事にしました〜<br />近くに住んでいてても中々こういう機会には遭遇出来ませんので、ラッキーです(^^ゞ

    南観音山は真木を立てるところでしたので、拝見させて頂く事にしました〜
    近くに住んでいてても中々こういう機会には遭遇出来ませんので、ラッキーです(^^ゞ

  • 真木を立てるのに一度山を寝かせます〜

    真木を立てるのに一度山を寝かせます〜

  • 音頭取りの合図に合わせて綱を引きます〜

    音頭取りの合図に合わせて綱を引きます〜

  • 横に寝かせました…

    横に寝かせました…

  • 真木をさします

    真木をさします

  • 真木をさし終わると元に戻すために反対側から引き起こします〜

    真木をさし終わると元に戻すために反対側から引き起こします〜

  • まだ半分 頑張って!

    まだ半分 頑張って!

  • 自分たちで山建てしたので、思いが違いますう〜

    自分たちで山建てしたので、思いが違いますう〜

  • 真木の頭の青々とした松が青空に映えます〜<br /><br />偶然でしたが、中々見られへん人力で行われている山建てを見ることが出来てラッキーでした。<br /><br />明日からは一般搭乗も始まり、益々盛り上がることでしょう〜<br /><br /><br />次は宵宵宵山へ続きます〜

    真木の頭の青々とした松が青空に映えます〜

    偶然でしたが、中々見られへん人力で行われている山建てを見ることが出来てラッキーでした。

    明日からは一般搭乗も始まり、益々盛り上がることでしょう〜


    次は宵宵宵山へ続きます〜

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ツーリスト今中さん 2010/07/26 02:13:19
    jyugonさんならではの祇園祭
    携帯から御知らせも頂いていましたが
    (暑い熱い雰囲気が伝わってきていました)

    相変わらずのjyugonさんならではの祇園祭をありがとうございます。
    とても興味深く拝見しました。

    伝統あるお祭は良いですね。
    お忙しい中を縫ってのご案内ありがとうございました。

    jyugon

    jyugonさん からの返信 2010/07/27 19:57:17
    RE: jyugonさんならではの祇園祭
    今中さん ありがとうございます。

    > 相変わらずのjyugonさんならではの祇園祭をありがとうございます。
    > とても興味深く拝見しました。
    >
    > 伝統あるお祭は良いですね。
    > お忙しい中を縫ってのご案内ありがとうございました。

    忙しい中を縫ってでも行きたいのが祇園祭^^;
    今年もちょこちょこと出て歩きました。

    巡行だけではない楽しさをお伝え出来ればいいのですが(^^ゞ
    タイムリーなアップが出来ずちょっとお間抜けな旅記ですが
    お時間のある時に続きをご覧頂ければ嬉しいです(*^_^*)

    jyugon

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