ベルギー歩る記

2008/05/24 - 2008/05/28

2008年５月、ROUENで８週間の学校を終えて、翌２４日から約３０日間の旅行が始まった。
この間、オリビエに荷物を預かってもらい、バックパッカーで歩いた。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 交通手段: 鉄道

SNCFのcarte seniorは、60歳以上でパスポートと顔写真を窓口で出し、55ユーロでカルトシニアパスが発行される。その間３分程度。そのパスで、フランスsncf路線が半額になります。sncfの切符は、回収されずに持ち帰ることが出来るので想い出として土産にもなります。
切符には、carte seniorと表示してあり、車内の検札時には、そのパスの提示も要求されます。
旅行のスタートはベルギーに入る前に、リール郊外に住んでいるFredericと１年ぶりの再会。８週間のROUENでは、浴槽が無くシャワーでした。
バスタブに入りたくて、リールではバスタブのあるホテルの部屋を予約し、ゆっくり長湯し、午後から迎えに来てくれるのを待ちます。ホテルはフランドール駅前に。

風呂に入って、ゆっくりし、迎えに来てもらう前に、街歩きを楽しみます。

FredとSabineと３ヶ月のRomain君、Fredの弟Lodovicが迎えに来てくれた。車の中には、Romain君が。お姉さんの家に案内され、でかい農家で３km先にある森がベルギーとの国境とか。
５月末でイチゴが収穫期で、日本のイチゴよりも大きく、ポーランドからの出稼ぎの人が仕事していました。またドでかいトラックターやFredの甥っ子Thibaultは10歳で敷地内でフォークリフトを運転出来ます。もう立派な農家の後継者です。２トンもある親牛や羊、馬、ニワトリなどたくさんの家畜を見ることが出来ました。また、建物内部には、アンディーブの栽培を大掛かりにしていました。

Thibault君とイチゴ。

近くの親戚の家にも招かれたあと、Fredの新居に。Fredの両親も出かけて来て、１年ぶりのあいさつ。ごちそうになった後にお土産をいただいて、Ludovicの車で送ってもらいました。

運転するLodovicが飲めないので、地ビールを土産にもらってホテルで。アルコール度8.5%で苦い口当たりでしたが、あとから甘みを感じるコクのあるビールでした。ビール大国のベルギーに近い影響でしょうか。王冠ではなくてコルク栓で、開け方が解らず、コンシェルジュにお願いしました。

翌朝（25日）、ベルギーに行く前に名残りの街歩き。日曜日の午前は人も少なく、ド・ゴール広場もこのとおり。

広場に面しているfnac、日曜日はお休みです。

昼過ぎに、ベルギー行き。

ブリュッセルが見えてきました。リールから３５分。

ブリュッセルについて、ホテルへ。８時頃食事と街歩きへ。コンシェルジュが、ゴンパレでフェットがあると教えてくれて、５分ほど歩いてゴンパレへ。100m手前位から管楽器の演奏が聞こえてきます。

ゴンパレは、60m×150mくらいの広場で、そこにステージが作られ、ジャズマラソンをやっていました。

広場にGODIVAが。

広場をあとに、街を歩くとカフェやレストランは賑わっています。

今日から３泊、Auberge de jeunesse (ユースホステル)。１泊朝食込み22ユーロ、10ベッドの相部屋ですが、４人でした。日本からユース会員になって、予約して来ました。

昨夜賑わっていたゴンパレ近くのカフェ街。

小便小僧。世界三大ガッカリ！聞いていた通り、小さいモニュメントでした。観光客でいっぱい。

この日は、衣装なしでそのままの小僧を見ることが出来ました。

名前を忘れましたが、有名なアーケードのお店で、レース製品。

27日、日帰りでゲントへ。ベルギーではsncfのカルトシニアは使用出来ません。またこの国は65歳以上がシニアでした。９時発の電車に乗る為にホームにいると、若い日本人のご夫妻が、日本語のガイドブックを持っていました。日本人を確認して、話しかけ一緒に乗り込みます。
お二人は、ゲントの先のブリュジュに、現地で活躍されている友達を訪ね、食事をするとのこと。話していると、同姓、同郷、同趣味などの縁で、是非にと誘われて私も変更してブリュジュに。チッケットは、すぐに検札が来て、ゲントまでの料金でブリュジュまでいけました。

友達とは、13時に待ち合わせているので、それまで運河のバトー遊覧（約40分6.5ユーロ）に。

低い目線の遊覧船から見る街並は、教会が抜きん出ているけど、家並はほぼ同じ高さで、青い空も広く圧迫感が無いのが落ち着きますね。

本当に静かな街です。

時間もゆっっっっくーーーり流れています。