Happy Holidays in アメリカ　vol 5: サンフランシスコ2日目 in アルカトラズ & バークレー

2009/12/20 - 2010/01/02

サンフランシスコ2日目。
この日は午前中は脱出不可能な監獄として有名なアルカトラズ島の観光。
そして午後はカリフォルニア大学バークレー校の街、バークレーを訪れました。

彼は『ザ・ロック』や『アルカトラズからの脱出』のDVDで予習済み。
そして帰国後に再度鑑賞して復習（笑）。

行かれる方はDVDで予習して行かれると映画のロケ地としての
島も楽しめて、より楽しいかもしれません♪

エリア サンフランシスコ(アメリカ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空

2日目。
前日の雨は止んでいましたが、
またいつ降り出してもおかしくないような空模様。

この日は前もって予約していた9時からアルカトラズ島観光です。
有名なこの島へはツアーでのみ入ることができます。
JTB等でも扱っているかとは思いますが、私達はネットで予約をしました。

www.alcatrazcruises.com 　　

確認メールをプリントアウトし、決済に使ったクレジットカードを持って
ツアー開始30分前までに乗船場所であるピア33へ集合です。

9時のツアーに申し込んでいる人たちが既に大勢集まっていて、既にハイテンションの人達もたくさん（笑）。

薄日がさし始めたサンフランシスコの街。

いよいよアルカトラズに上陸です！

上陸後、ボランティアの方からの説明を受けます。
その後は自由行動。

9時からのこのツアーは朝一番の回なので、島内もまだひっそりしています。

建物の入り口でオーディオガイド（無料）を借りていよいよ中へ。
オーディオは各国語に対応しており、もちろん日本語もあります♪

監獄の主要箇所の詳しい解説を聞きながら一周することができ、おススメです。

場所によってはなんともいえない圧迫感があったり、
監獄として使われていた頃の雰囲気そのままの島内は迫力満点！

両側に独房が並びます。

いくつかの独房は扉が開いていて、
実際に中に入ってみることもできます。

周りに人はたくさんいるのですが、
みんなオーディオの解説を聞きながら歩いているのですごく静か。

解説が途切れると周りの人の足音だけが響いていて
見回りの看守の足音はこんな風に聞こえていたのかな、
なんて思ってしまったり。

当時のままの独房。
ベッドにおいてあるリーフレットは
アルカトラズでの規則等の説明が記載されているそう。

ある程度の私物が持ち込めたようで、
棚に本がたくさん並べてある独房、
自分で書いた絵を飾っている独房と
それぞれ個性ある空間が残っていました。

独房は3フロア。
この列の一番下、手前の緑色ドアがある独房は懲罰房です。
この扉を閉めてしまうと外との接点は
ドアに取り付けられた明り取りの窓のみ。

左側の窓の外にはベイがあり、その向こうにはサンフランシスコの街が広がります。
風向きによってはサンフランシスコの街のざわめきや歓声が
風に乗ってこの独房まで届いていたそう。

一見、外に面していて一番開放的な列に見えたのですが、
こうした一般市民の声を隔離された独房の中で聞くことは
囚人にとってとても大きな精神的苦痛となったそうです。

監獄として使われてた当時は看守の家族たちもこの島に住み、
子供達は毎日フェリーで学校に通っていたそう。

建物の外に出ると風が強く、寒さを感じます。

夏でも涼しいサンフランシスコベイ。
行くときは一年を通して防寒が必要です。
夏でも上に羽織るものは必須、冬に行った私達はフル装備でした。

帰りは自分の好きなタイミングでフェリーに乗ることができます。
オーディオツアーが終わってすぐに島を後にする人たち、
その後も島をゆっくり散策したり、景色を楽しむ人たち…。
ビデオで島の歴史を上映しているので鑑賞も可能です。

私達は午後の予定もあったので、早めに帰路につきました。

少しずつお天気も回復してきて、午後に期待！

サンフランシスコのピア到着ももうすぐです。

午後は以前留学していたバークレーへ。

その前にフェリービルディングでランチを取ることにしました。
私がいた頃は本当にフェリーの発着所としてのみ存在していたフェリービルディング。
今ではすっかり観光スポットになっていました。
歳をとったことを再確認（笑）。

ビル内部は後日ゆっくりする予定だったのでこの日はレストランに直行。

フェリービルディング1階にある、Boulettes Larder。
http://www.bouletteslarder.com/
友達のおススメです。

案の定店内は満席だったので、テラス席に案内してもらいました。
ちょっと肌寒かったけれど、空はどんどん青くなってきて気持ちよかったです。

ベイブリッジも目の前！
開放的で気持ちいい〜。

私が頼んだサラダ。
彼はパスタをオーダーしたのでいつもどおり二人でシェア。

お店の方おススメのこのサラダは野菜の味がしっかりしていておいしかったです。

デザートまで行きたかったのですがそこはアメリカンサイズ。
この時点で二人とも満腹で断念…。

そしてバークレーへ移動。

フェリービルディングから歩いてすぐのエンバカデロ駅からバートに乗車。

この日はバークレーへの直通がなかなか来なかったので
ピッツバーグ行きに乗りマッカーサー駅で乗り換え。

乗り換えの駅の風景も懐かしかったです。

まずはバークレー駅を通り過ぎ、ノースバークレーで下車。
以前住んでいた家や街並みを見る為にやってきました。

サンフランシスコ市内に引っ越して以来来ていなかったので本当に久しぶり。

バークレーは学生の街ですが、このノースバークレーは普通の住宅街の趣きで、街も大分落ち着いた雰囲気。
この辺りに住む学生も多いのですが、それ以上に年配のご夫婦や、若いカップルが多かった気がしました。
車やバートでサンフランシスコ市内に通勤する人も多いですよ。

いろんなことを思い出してとても感慨深い時を過ごしました（自己満足ですが…苦笑）。

バークレーに移って、キャンパスを中心に歩きます。

本来であれば学生であふれているこの場所も
クリスマスホリデーで閑散としていて、寂しい感じ…。
街全体も静まり返っていてすれ違うのはほとんど観光客でした。
やはり学生がいる時期の方がこの街本来の姿が見られていいかな、とちょっと残念。

UCバークレー有名なバークレーですが、ヒッピー発祥の地でもあり、
テレグラフアベニューあたりを歩くとそんな面影もたくさん目にします。

学生達がよく利用する安くてボリュームのあるレストランも多く、サンフランシスコとはまったく違った雰囲気を楽しめる街です。

昔よくきていたカフェもそのまま。

学生がいないので、ここもやっぱりガラガラでした（笑）。

キャンパスの目の前なので、普段はノートやPCを広げた学生でにぎわっているお店です。

夏はテラスが木陰になってすごく気持ちいいですよ。

バークレーは丘に向かって広がっているので
ちょっと高台に上るとサンフランシスコベイとゴールデンゲートブリッジが綺麗に見えます。

車だとサンフラン市内の景色を眺めながらベイブリッジを渡って戻ることになります。
途中にある島から見るサンフランシスコの夜景は息をのむ美しさです。
もし車があったら是非行ってみてくださいね。

暗くなり、サンフランシスコに戻ってきました。

この時間でもパウエルストリートのケーブルカー発着所は行列。
日中は1時間くらい待つこともあるそうです。
途中の停留所からだったら割とスムースに乗れるので、
多少歩いてでも途中の停留所から乗るのがおススメです。

翌日はカーメルまでドライブです。

この旅行記へのコメント （2）

• ブルートレインさん 2010/07/04 11:15:41

  アルカトラズ

  pierceさんへ、
  
  　初めまして、ブルートレインと申します。私も一度サンフランシスコは行
  
  ったことがありますが、その時は時間がなく「アルカトラズ島」への上陸は
  
  見送りとなりました。（当時はとても残念でした）
  
  　でも、pierceさんの旅行記を拝見し、アルカトラズ島の内部がわかり、そ
  
  の迷いも吹っ切れたような気がします。（もう一度サンフランシスコへ行っ
  
  た気分になりました。）
  
  　又訪問させて頂きますね。素晴らしい旅行記に一票入れさせていただきま
  
  す。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブルートレイン

  pierceさん からの返信 2010/07/04 16:40:40

  RE: アルカトラズ

  ブルートレインさん、
  
  コメント、ありがとうございます。
  そしてまだ慣れず、試行錯誤しながらのアップで読みにくい箇所も多い中、
  票まで入れていただき、ありがとうございます！
  
  ブルートレインさんもサンフランシスコに行かれたんですね！
  いかがでしたか？
  
  街としては小さいですが、見るところがたくさんあって、
  なかなか全部を見ることは難しいですよね…。
  私も今回、何箇所か断念してしまいました。
  
  これからもう少しサンフランシスコの記事をアップしていく予定です。
  もし良かったらまた遊びに来てくださいね。
  
  これからも宜しくお願いします。