ヨーロッパ鉄道の旅　３　リヒテンシュタインの桜

2010/04/08 - 2010/04/22

　ヨーロッパ旅行の穴場といったら私はリヒテンシュタインを上げます。スイスの隣の国で、小豆島より少し大きい国で人口は約3万人の小さな国だが、19世紀以来の独立国で、国民の殆どが敬虔なカトリック教徒です。
　リヒテンシュタインへ行くには直接鉄道では入れない。いくつかのルートがありますが、私はチューリッヒから約1時間でサクガンス駅で下車してそこから40分で首都のファドツに着きました。（帰りも同じルート）
　到着しての第一印象はおとぎの国のように美しい国でした。
　昔の教会や建物がそのまま残っていて18世紀にタイムトンネルで戻ったようでした。街を歩いている人たちはみな上品で民家もとても立派でした。（経済的に豊かな国です）
　首都の中心がファドツ城ですがそこはリヒテンシュタイン公が居住しておられるので観光客は入れません。でも、どこを歩いても絵葉書のように美しいのです。
　私が一番関心を持っていた桜も沢山咲いていました。（日本ではその情報は得られませんでした）
　日本の旅行社に頼むとリヒテンシュタインはホテルは取りにくいし、とても高いのです。私は、チューリッヒのホテルに泊まり、日帰りしたのですが、登山でもしない限り充分です。スイスはヨーロッパの他の都市よりホテルは高いですが（1泊17,000円）リヒテンシュタインよりずっと安いです。
　リヒテンシュタインで日本人に一人も会わなかったのも外国の一人旅の醍醐味を味わうことができました。
　リヒテンシュタインはスイスの影響が強く、言語も貨幣もスイスと同じです。（スイスフラン）　街中で誰に訊ねても流暢な英語を話されたので言葉の心配はいりません。
　私はユーレルパスを使ったので、豪華なファーストクラスが乗り放題だったのは言うまでもありません。
　
　
　

エリア リヒテンシュタイン

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ANA

山の上に見えるのがファドス城

民家の庭に白い桜の大木がありました。

カソリック教会と桜

国会議事堂前に桜並木がありました。