2010/04/08 - 2010/04/22
452位(同エリア729件中)
ゆらのとさん
ミラノからルクセンブルグに行くには、また、スイスのバーゼルで乗り換えなければならない。 4月14日、午前11時20分にミラノを出て、ルクセンブルグ駅に到着したのは午後8時近くだった。翌日の3時過ぎには次の目的地に移動するので、1日足らずの滞在である。訪ねたい所は沢山あるが、今回は桜だけを求めての旅である。インターネットの検索で桜は咲いているという情報は得ていたが、実際に自分の目で見るまでは不安だった。
ルクセンブルグの第一印象は、ものすごく高級で金持の国という印象だった。
ルクセンブルグの正式国名はルクセンブルグ大公国である。面積は神奈川県くらいで人口は50万弱だが、「大公国」という名前が付いているのも興味深い。
インターネットのウィキペディアで調べると、ルクセンブルグの主要産業は金融である、と記してある。世界のメイン銀行がここで軒を並べているのだそうだ。
日本の銀行の支社も沢山ある。この国に邦人が常時400人近くいるというから驚きである。金持の国はその利息で維持出来るというから赤字国債を発行して四苦八苦しているわが国にとって見れば,夢のような国である。
ルクセンブルグは城砦都市である。中世以来、難攻不落だった城砦は城壁に谷間の断崖を利用して造ったからだと言う。
翌朝(4月15日)、私は早めに朝食を済ませ、歩いて城砦のある旧市街地に向った。町全体が朝日の中で光輝いていた。
私が目指す桜は街のあちこちに咲いていた。そして、突如、谷間の(渓谷)の公園を、高架橋から見下ろと、満開の桜が、私を手招きしているが如く咲き乱れていたのである。私は遠回りして、谷間の公園に下りた。そこにはジョギングをしている人、犬を散歩させている人、ベンチに腰掛けて朝から読書している人、老夫婦の語らい、等々。ルクセンブルグの谷間の公園は正しく楽園だった。
私は丘の上の公園は何度も行ったことがあるが谷間の公園は今回が初めてだった。とても不思議な空間を作って、そこに日光が注ぎ込んでいた。その中で、桜が浮き立って咲いていたのである。 この度の旅で、ルクセンブルグほど、日本人好みの桜が咲いていた国はないと思った。
出来れば、この公園で一日中のんびりと過ごしたいが時間がない。谷間から見上げると旗が靡いている所が見えた。そこが、ルクセンブルグの名所の憲法広場で、そこにも桜があることをインターネットで知ってた。私はそこに急いだ。
憲法広場の桜も見事だった。そして、その側の庭園の桜がこれまたお見事。
この光景を俳句にしようとあれこれ言葉を考えたが光る言葉が出てこない。結局、こんなお粗末な句しか出来なかった。
おヽ、見事
ルクセンブルグの
桜たち
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- ANA
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