北海道2ヵ月かけて、女一人ドライブ旅、(8)旭岳ロープウェイ

2009/06/24 - 2009/06/26

北海道を2ヵ月かけてまわりました。15年以上前に訪れた時の、旭岳の新緑が忘れられずに、なんとか、晴天の日に、「神々の遊ぶ庭」を散策したいと願ってました。
4泊目は、また旭岳のふもとで、今度はユースホステルに泊まりました。
前日は、せっかく晴れたのに、強風でロープウェイが運休になり、かなり雲は多かったのですが、運行されていたので、意を決してあがりました。
と、ロープウェイ乗り場近くで見かけるシニアの皆さんは、防寒具にバッチリ身を固めて、登山靴に雨具にストックにと、完全防備です。まあ、私は、登山するわけではなく、軟弱に遊歩道を歩くだけですが、ちょっと心配になり、乗り場の人に、「スニーカーでも行けますか」と尋ねて、大丈夫との回答をもらい、安心して行きました。
山上の駅には、ボランティアガイドの方が、説明してくださってましたが、遊歩道の半分は、雪に覆われているとのことで、げげっとなりました。4年前に骨折してから、雪道のような滑りやすいところは、恐くて歩けません。
それで、遊歩道の雪の少ない方を、姿見の池まで行ってから、同じルートで戻ることにしました。それでも、数十メートルは、雪の上を歩くことになるそうです。こわいこわい。でも、きれいでした。

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

遊歩道を歩いていくと、鏡池がありましたが、池の水の半分以上は氷でした。でも、溶けた部分の水が、さむざむとした青色で、すいこまれるように美しかったです。

山の姿が水面に映ることで有名な、姿見の池も、ほとんどが氷と雪に覆われてました。

姿見の池から、駅へと戻る側の遊歩道は、ごらんの通り、一面の雪に覆われています。歩いていかれるお二人が、豆粒のように見えました。

この日は、ユースホステル泊まりです。ユースといっても、民宿のようなところで、少し値段は高いですが、個室です。
山の上は、最初は少しは晴れ間がありましたが、すぐにどんどん雲が広がってしまいました。ただ、雲の動きが、けっこう早いので、もしかしたら、翌朝には、晴天が期待できるかもしれません。

朝起きて、ふっふっふっ・・・・はははははは、と笑いたくなりました。
願っていたように、空がすっきり晴れています。やっと、最後に空は私に味方してくれた。
と、慌ただしく宿を飛び出して、6時半にはもう、ロープウェイの中でした。

基本は晴れている、といっても、旭岳のまわりは、くるくる雲が広がっていきます。朝日が雲を通して差し込んできて、それはそれは幻想的でしたが、残念ながら、私のカメラの腕前では、その神秘的な光景を、写真に閉じ込めることはできませんでした。

なかなか名残りがつかず、同じような写真をたくさん撮ってしまいました。ここにも、たくさん載せてしまい、失礼しました。
ロープウェイで降りていくと、また、新緑が美しかったです。

山の上は、だいぶ雲が出てきましたが、下界は、ぴっかぴかの晴天でした。こんな景色を見ながらドライブを続けました。
この日の泊まりは、十勝岳温泉です。

再びの望岳台です。

十勝岳温泉です。

夕陽がドラマチックな一日を、しめくくってくれました。