2010/05/28 - 2010/05/28
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twosocksさん
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急峻な崖や山の斜面にへばりつくように建てられた寺院建築を、懸造り(かけづくり)もしくは懸崖造り(けんがいづくり)という。なんでこんな場所にこんなモノを建てなきゃいけないの!?という疑問からいろいろと調べていくと、懸造りの面白さにすっかり魅了されてしまった。
西国、坂東と並ぶ札所めぐりとして有名な、秩父三十四観音霊場にも2つ懸造りがあることを知り、出かけた。二十六番円融寺と三十二番法性寺は、どちらも絶壁に面した観音堂で、自然の岩屋を巧みに利用していて素晴らしかった。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
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二箇所の懸造りのうち、まずは小鹿野町にある、第三十二番の法性寺(ほうしょうじ)へ向かった
鐘楼も兼ねた歴史ある山門が待ち構えていた -
山門を抜けるといきなり石垣に面した、石段が延びていた
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石段を昇りきると本堂があって、まずは一つお参り
本堂から更に先へ進み、山の中へ向かうと斜面の上にお堂が二つ見えてくる -
イチオシ
斜面を登り始めると、ゴロゴロとした巨大な岩が現れ、その脇の石段を進んでいく
この苔むした岩が美しく、登りのつらさも和らぐ癒しの空間だった -
登りはじめると、真上に今回お目当ての観音堂がすぐ見えてくる
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木漏れ日の中の石段が、なんともいえない、いい雰囲気を醸し出している!
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巨大な岩の隙間を抜けて左へ行くと奥の院へ
でも今回はそこまで行かないので、右手の観音堂方向へ進む -
石段を昇り詰めると、杉の木の間からいよいよ見えてきた、懸造りの観音堂!
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懸造りの正面の石段を更に昇って回り込むと、舞台の上へ上がれる
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イチオシ
とても綺麗に手入れされているが、宝永4(1707)年の建立というから、300年前の建物だ!
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観音堂は四方が吹き抜けで、どこからでも緑の林が眺められ、開放感ある空間になっている
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正面からは全く気づかなかったけど、観音堂の裏手には絶壁の空間を巧みに利用して、お地蔵様を祀った小さな祠があった
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オーバーハングした崖で岩屋になっていて、観音堂の屋根の一部はその下へ見事に潜り込んでいる
ふと天井の岩に目をやると、巨大なスズメバチの巣がぶら下がっていた -
懸造りの上と下
両方ともその先まで見通せたのは、相当めずらしい! -
観音堂の内部はスリッパに履き替えて上がる
こういう決まりがあるところは、ちゃんと手入れが行き届いているということ -
観音堂の下、懸造りの内側
貫の柱が巧みに組み合わされている -
複雑な斜面に建てられた柱、断崖絶壁と岩屋、厚い信仰心が感じられる観音像、お地蔵さんと、懸造りの魅力が完璧に詰まったお堂だった
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法性寺の次は、第二十六番の円融寺岩井堂(えんゆうじ・いわいどう)へ向かう!
岩井堂は円融寺の本堂からは離れた、山の上の奥の院だ -
岩井堂へは、途中、昭和電工という工場の敷地内を通り抜けて、山道を登りはじめる
その山道の最難関が、この一直線に伸びた急斜面の石段! -
石段を昇りきると、そこから先は大したことはない山道で、すぐに岩井堂の真下にたどり着いた
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イチオシ
曲がった木材でも、貫として巧みに使ってしまうなんて、木造建築の技術レベルの高さは本当にスゴイ!
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ここも法性寺観音堂と同じく、裏手の崖のくぼみに石仏が安置されていたり、屋根が岩の下に潜り込んだ岩屋の造りになっていた
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岩のくぼみ側からの眺め
実は前の写真にも写っていたのだが、岩の上に1匹ヘビが潜んでいた
それを知らずに後ずさりしながらこの写真を撮っていたら、背後でガサッと音がして、ものすごくビックリした -
岩井堂の舞台の上からの眺め
急峻な崖に面して建ってはいるが、眺めとしては杉林ぐらいしか見えない -
自然と調和するかように、ひっそりと山中に建てられているのが懸造りの魅力だと思うが、最近の参拝者向けなのか、手すりやガードレールが安易に設置されているのを見ると、その良さもそがれてしまう...
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