2010/06/12 - 2010/06/12
751位(同エリア830件中)
うりぼうさん
実は…
なぜかエコノミークラス症候群(肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症)になってしまったのです。
2週間の入院と、1週間の自宅療養をし、
もうすぐ社会復帰です。
という事があったので、久しぶりの散歩でした。
散歩をした場所は、野田市の関宿城と幸手市の権現堂です。
関宿城では、関宿城博物館の外回りと公園を歩きました。
公園にある動物のオブジェが結構楽しめました。
幸手の権現堂は、7月4日まで「あじさい祭り」です。
あじさいは、咲き始めたばかりで、
まだ見頃にはなっていませんが、多くの人が散策をしたり、
木陰でお弁当を食べたりしていました。
あと一週間位で見頃になりそうです。
とは言っても、きれいでしたよ。
幸手のあじさい祭りって、最終日に楽しみがあるんです。
最終日には、あじさいの花が切り落とされ、
その花は、自由に持ち帰れるんです。
しばらくは、自宅であじさいの切り花が楽しめます。
話しは変わりまして、私のエコノミークラス症候群体験についてです。
「エコノミークラス症候群」
聞いたことはあっても、一体どんな症状があるのか・どのような病気なのかなど、ほとんど知識はありませんでした。
この病気になってわかった事・思った事です。
私が体験した事が、全ての人やケースに当てはまるとは思いません。
あくまでも、うりぼうの場合です。
* 命に関わる事がある。
* エコノミークラスでの長時間の旅行じゃなくても
なってしまう。
* 足にできた血栓が、肺や心臓や脳に行ってしまう。
肺に血栓が行ってしまうと、肺血栓になる。
* 歩く事によって、足にある血栓が肺や心臓や脳に飛んでいってしまう。
* 肺に血栓があると呼吸が苦しくなる。
酸素がうまく取り入れられなくなる。
* 肺の血管がつまっていると、
つまっている場所によっては心臓に負担や影響がある。
* 足に血栓ができたかどうか、見た目にわわからない。
エコー検査でわかった。
* 足に血栓があっても、痛み・むくみなど自覚症状がなかった。
* 胸部レントゲンや造影剤なしのCT検査では血栓は見つからない。
造影剤を使ったCT検査で肺に血栓があるのが見つかった。
* 内科を受診するよりも、循環器科を受診した方が、
はっきりとした診断の結果が出やすい。
今回、とてもラッキーだったのが、
診断の結果がすぐに出なかったけれども、
それぞれのお医者さんが、親身になってくれて、
異常を見つけてくれた事です。
これがもし、「もうしばらく様子を見てみましょう。」
と言われ、
普段どおりの生活をしていたら、
最悪な結果になっていたかもしれません。
* 血栓を溶かすための点滴やワーファリンという薬で治療をしていった。
* 退院しても、ワーファリンを飲み続ける。
* ワーファリン飲んでいくにあたって気をつけていくべき事
納豆を食べてはいけない。
血が止まりにくくなるため、ケガをしないように。など
* 退院後、ワーファリン関連以外で注意する事
水分補給をしっかりとしていく。
他は、特になし。運動もOK。
といったところが、わかった事・思った事です。
今回、入院するまでと入院中に、どのような事があったかというと、
まず、思い当たる原因はありません。
最近、長時間飛行機に乗るような旅行はしていなく、
なぜ、この病気になってしまったのか、全く心当たりがありません。
はじめは、かぜだと思っていたんです。
一ヶ月位せきが止まらず、そして、入院の一週間位前から、
2〜3分歩いただけでも息切れをし、肩で息をし、少し休まないと歩き続けられない状態でした。
そうなる前は、何時間歩き続けても平気だったのが、
少し歩いただけで苦しくなるのはおかしいと思い、近所の内科医院に行きました。
その内科医院では、レントゲン撮影をしましたが、レントゲンでは異常が見つかりませんでした。
熱もありませんでした。
けれども、指先で酸素濃度を測ってもらったら、
「88」という数字でした。
この数字は、かなり低く正常ではないため、
総合病院に行くよう紹介状をもらいました。
この時点では、まだ病名はわかりませんでした。
翌日、紹介状を持って総合病院の内科に行きました。
午前中に、採血やCTなどの検査をしましたが、
異常は見つかりませんでした。
けれども酸素濃度は低いままでした。
午後、造影剤の点滴をし、再度、CT撮影をした結果、
「肺血栓の疑いあり」というのがわかりました。
そして、「家族に、ここにきてもらうように」と言われ、
さらに、「家族が来たら循環器科のある総合病院に救急車で転院してもらう。救急車には、看護師も乗ってもらう。」と、診察した内科医から言われました。
本人は、肺血栓というのが、どのような病気かほとんど知らなかったので、転院先の病院へは自分で車を運転して行くと言ったのですが、そうはさせてもらえませんでした。
救急車で循環器科のある総合病院に到着後、
循環器医がCTの画像を見て、
「これは、肺血栓です。」と、この時、疑いありから確定に変わりました。
かぜだと思っていたため、明日にでも仕事に行く気いっぱいでしたが、あれよあれよという間に入院になってしまいました。
さらに、足に血栓があるかどうか、検査をした結果、血栓があったため、自由に歩き回る事もダメになってしまいました。
◆入院直後◆
点滴 24時間はずすことなく何日も。
ワーファリン服用
酸素吸入
弾性ストッキング着用
心電図24時間モニター
トイレ以外の歩行不可
(歩いて1分以内のトイレに行くのも息切れしていました。)
→その他の場所へ移動する際は、車いすを押してもらい、酸素を載せ、 点滴を連れていきました。
◆入院8日目◆
酸素濃度が正常の「97」に。
→酸素吸入をしなくてもよくなりました。
前日の足のエコー検査の結果、足の血栓が小さくなっていました。
→病院内を自由に歩けるようになりました。
携帯電話が使えるエリアに行くのも、好きな時に好きなだけ自力で行けるようになり、かなりの解放感でした。
◆入院10日目◆
点滴なしになりました。
さらに解放された気分でした。
◆入院13日目◆
心臓エコーや心電図、血液検査の結果、
悪化していないため、翌日退院OKになりました。
以上が、体調に異常を感じてから退院するまでにあったことです。
長くなりましたが、
トラベラーのみなさん、長時間フライトや、乗り物の利用、ドライブで同じ姿勢を保っていると、エコノミークラス症候群になるリスクが高くなりますので、気をつけましょうね。
そして、もし、ちょっと歩いただけで息切れするようになったら、循環器科で診てもらいましょう。
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関宿城
博物館入口 -
関宿城
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関宿城
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関宿城
日本庭園 -
関宿城
不思議な雰囲気のゴリラのオブジェ。
ゴリラだけで5体位ありました。 -
関宿城
公園のパンダのオブジェ -
関宿城
公園のカバのオブジェ
他にも、カメ、ウサギ、ナマズなんかがありました。 -
権現堂
駐車場のところの斜面にたくさんのあじさいがあります。
満開になったら、白い斜面になるんでしょうね。
桜祭りの時期は、駐車場は有料ですが、
あじさい祭りの時期は無料です。
駐車場に入るための渋滞はなく、
好きなところにさっと駐車できるので、
気軽に来られます。 -
権現堂
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権現堂
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権現堂
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権現堂
咲き始めのみずみずしさを感じます。 -
権現堂
花は外回りから咲き始めています。 -
権現堂
花びらがフリフリです。 -
権現堂
峠の茶屋
喫茶やおみやげの販売があります。
おみやげに幸手特産品の鴨が売ってました。 -
権現堂
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権現堂
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権現堂
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権現堂
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権現堂
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権現堂
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権現堂
かわった形のあじさい
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