2007/10/17 - 2007/10/17
588位(同エリア780件中)
とにーさん
2007年10月、ままと二人でヨーロッパ周遊に出かけました。
とにーは、考えるだけで吐き気を催す程焦がれるスイスへ、ままは憧れのノイシュヴァンシュタイン城へ、二人の想いを叶えるツアーで回りました。
10/12 岡山空港→上海浦東空港、半日上海観光
上海空港→フランクフルト空港(機内泊)
10/13 ライン河下り→ハイデルベルク→ローテンブルク
10/14 ローテンブルク→フュッセン
10/15 ノイシュヴァンシュタイン城→インターラーケン
10/16 ユングフラウヨッホ→パリ
10/17 パリ観光→ヴェルサイユ宮殿→セーヌ川クルーズ
10/18 帰国
パリ観光を終えた一行は、午後から「ヴェルサイユ宮殿」へと向かいます★★★
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
14:10バスで「ヴェルサイユ宮殿」に出発。
14:50意外と早く到着。
実はREFで行けば20分しかかからないのだとか、近い!
バスを降りると金メッキの大小様々なエッフェル塔や折りたたみポストカードを手に黒人の売り子がわらわらと寄ってくる。
ちょっと上海を思い出してげんなり。
「ヴェルサイユ宮殿」の入り口の門の上にはブルボン王家の紋章が、これまた金色の装飾で飾られています。
フランス革命の際には、パリの主婦を始めとするパリ市民が、包丁やこん棒を手に20Kmの道のりをこの場所へ押し寄せてきたのかと思うと、歴史って感慨深い。 -
門をくぐって「ヴェルサイユ宮殿」の敷地内へと入っていきます。
正面の外部は残念ながら修復中だったため、ちょっとはずして写真を撮りました。
左の奥に「王室礼拝堂」が見えています。
「ヴェルサイユ宮殿」は1662年にパリのルーブル宮殿を嫌った太陽王ルイ14世が建てた宮殿。
贅の限りを尽くして50年後に完成した宮殿は、バロック建築の最高傑作といわれています。
パリの南西22Kmに位置しており、今は800haしかない庭園は実はフランス革命前は7800haもありパリ市と同じくらいの広さを誇っていたとか。
ここも世界遺産に指定されています。
この旅で4つ目の世界遺産ですね。
宮殿内では連日豪華な舞踏会が催され、ロココ様式の宮廷文化が花開きましたが、ルイ16世の代となった1789年にはフランス革命が勃発し、ヴェルサイユ宮殿はその終焉を迎えました。
ヴェルサイユ宮殿、フランス革命とくるとベルバラしか出て来ないのは脳の中が貧困かしら?
とまぁその最期のことはあまり考えずに見て回った方が良いかと思われます。
豪華なものにさえ切なさを感じてしまうので・・・。 -
右側が「王室礼拝堂」です。
左のギリシャ神殿風の建物は、ガイドを見ても何も説明がなかったのでわかりません。
ルーブル同様、ここでもフランス人のガイドが付いたけど、ここでのガイドは日本語にすごくなまりがあって、聞き取りづらくて困りました。 -
中に入って二階へと上がると、すぐに「王室礼拝堂(Royal Chappelle)」があります。
ここはルイ14世が崩御する5年前の1710年に完成した部屋で、1770年5月16日にはここで王太子ルイ(後のルイ16世)とオーストリア・ウィーンからやってきたハプスブルク家のマリー・アントワネットの結婚式が行われました。
天井画にはキリストの復活が描かれています。
突き当たりの上部丸い天蓋の部分の「聖霊降臨図」は湾曲しているのに平坦に見えるように描かれていて、すごく高度な技術なのだそうだ。
二階のテラスからしか見られなかったのでよく見えなかった・・・中まで入ってゆっくりじっくり見たかったなぁ。 -
宮殿内のあちこちにたくさんの像がありました。
大体、何かはわかりませんでしたが(笑)。 -
続いて「ヘラクレス(エルキュール)の間(Salon d’Hercule)」へやって来ました。
ヘラクレスのフランス語読みがエルキュールです。
エルキュール・ポワロも実はヘラクレスから来てるんだって(びっくり)。
そんなことはさておき(笑)、この部屋はヴェネツィア共和国からルイ14世へ贈られた「パリサイ人シモン家の宴」というヴェロネーゼの絵画を飾るために作られた部屋といわれているくらいなので、一番の見所はこの絵。
真っ暗でよく分かりませんが、中央で悔い改めたマグダラのマリアがイエスの足を自分の髪で拭き清めています。
宮殿で最大の暖炉も見所らしいが、それは全く見てませんでした。 -
また、この部屋の天井画は、死後神々に列せられた昇天後のヘラクレスを描いている。
浮き上がって見えるような騙し絵になっているのだそうだ。
この作品に3年の月日を費やしたルモワーヌは完成後ノイローゼになり自殺したといわれています。
彼が全身全霊を注ぎ込んだ作品なんですね。
続く「豊穣の間(Salon de l’Abondance)」から「アポロンの間」までの部屋は、まとめて「大居室(Grand Appartement)」と呼ばれています。 -
続いてやってきた「ウェヌス(ヴィーナス)の間(Salon de Venus)」には「ローマ皇帝に扮したルイ14世」の像が飾られています。
-
華麗な天井画は、部屋の名前となっているヴィーナスがモチーフ。
ウェヌスとはアフロディーテ、言わずと知れた美の女神ですね。
続く「ディアーヌ(ダイアナ)の間(Salon de Diane)」には、なんとベルニーニ作のルイ14世の胸像があったのだそうだが、知らなかったのでスルーです(涙)。
ちなみにディアーヌは月、狩猟の女神。
ルイ14世時代にはビリヤード部屋だったそうです。 -
各部屋の扉には、ルイ14世の太陽の紋章が入っています。
このドア一枚で何人の市民が食事できたんでしょうね・・・おっと、末期のことは考えずに進みましょう(笑)。 -
あちこちで見かける王家の紋章ですが、その中に組み込まれている百合は聖母マリアを表します。
王家はその聖母マリアを護る者、ということを表現しているんだそうですよ。
次の「マルス(マース)の間(Salon de Mars)」は軍神マルスの部屋。
この部屋の見所は暖炉の上にある絵で、ルイ14世の大変なお気に入りだったと言う「竪琴を奏でるダヴィデ」。
もちろん、これも知らなかったので全くノーマークでした(残念!)。
やっぱり下調べが大事ですね、はい。 -
続いて「メルキュール(ヘルメス)の間(Salon de Mercure)」。
ここは寝室の控えの間であった他、遺体を安置する告別の間にも使われたので、ルイ14世の崩御の際には一週間以上もこの部屋に安置されたのだそうです。
寝台が置かれていたが無意味に羽飾りなんかが付いてて笑える。
そして意外にちっちゃい。
フランス人は昔からちっちゃかったのか(笑)。 -
王家の紋章の右側の天井画が、クピド(キューピッド)たちに囲まれるヘルメスの図。
ちなみにヘルメスは使徒、泥棒、知恵をつかさどり、水星を表します。
それから、この部屋にはルイ15世の奥さんの肖像画がありました。
大居室最後の部屋である「アポロンの間(Salon d’Apollon)」は玉座の間です。
ここにはリゴー作の、ルイ14世と言えばこの絵という「戴冠式の衣装を着けたルイ14世の肖像画」が飾られています。
また、同じ部屋に「ルイ16世の肖像画」も飾られていますが、ルイ14世の絵ほどインパクトがないのはなんでかな???
さらに「戦争の間(Salon de Guerre)」を抜けると・・・ -
ついにヴェルサイユ宮殿で最も見たかった場所「鏡の間(Galerie des Glaces)」にやって来ました。
長さ75m、幅10m、高さ15mという宮殿の最大の見所であるこの部屋は、マンサールが設計したもの。
装飾芸術の傑作といわれ、17の窓と、壁面にはめられた17面の鏡から構成されていて、鏡は全部で578枚使われています。 -
天井画はル・ブランの手によるルイ14世の栄光の生涯を古代風の世界で描いた大壁画です。
-
ルイ14世の時代には置かれていた家具の全てが純銀製だったというのだから、まばゆいばかりの情景だったことでしょうね。
1919年6月28日、第1次世界大戦の停戦条約であるヴェルサイユ講和条約の調印がここで行われたことは有名です。
いやぁ、修復が終わってて本当に良かったです★★★ -
せっかくなので「鏡の間」の鏡の世界にいるとにーとままを記念撮影しました♪
-
この部屋のテラスへの扉は金色で豪華に装飾されていて、天井部分にはルイ14世の太陽の紋章があしらわれています。
この扉を開けて、押し寄せた民衆に向かいマリー・アントワネットがおじぎをしたのは史実なんでしょうか???
それともベルバラの中だけなんでしょうか???
とにもかくにも歴史深い場所であることは間違いないですね。
「鏡の間」を出て反対側の角部屋は、「戦争の間」と対を成す位置にあり「平和の間(Salon de la Paix)」と呼ばれています。
「鏡の間」で王はこの「平和の間」を背にして玉座をかまえたそうなので、こっちの端から鏡の間を見ると王様気分を味わうことができる?! -
ここから4部屋は合わせて「王妃の居室(Appartement de la Reine)」と呼ばれています。
最初の部屋が「王妃の寝室(Chambre de la Reine)」。
元々はルイ14世の奥様マリー・テレーズのために作られた部屋で、歴代王妃(ルイ14世の息子の嫁、さらに孫の嫁(ルイ15世の母)、ルイ15世の嫁、そしてルイ16世の嫁であるマリー・アントワネットと続いていく)の部屋。
ここで19人のフランス王子が生まれましたが、不正を防ぐための公開出産だったので、今私達が見学しているような感じでたくさんの貴族たちが並んで見ていたと思われます。
落ち着かなかっただろうな・・・(笑)。
現在置かれているベッドは実際にマリー・アントワネットが使っていたベッドだそうです。
王のベッドに比べるとかなり豪華だな〜と思っていましたが、実は今回見ていない部分に本当の国王の寝室があり、先ほど見たのはあくまで控え室だったことに気付きました。
また、ここで昔の人は足を曲げて寝ていたのでベッドがかなり小さいという話を聞きました。
なるほどね〜。 -
また、このベッドの両サイドに鏡が張られていて、合わせ鏡になった中にシャンデリアが永遠に続いていくようになっているのだとか。
いや〜、とにーなら落ち着いて寝れないけどなぁ。
全体的に豪華だけど少女趣味な感じの印象を受ける部屋でしたね。
この部屋に脱出用の隠し扉があるとのことだったが、よく分かりませんでした。 -
「王妃付き貴人の間(Salon de Nobles de la Reine)」を通り抜けて、次の部屋が「大食卓の控えの間(Antichamble du Grand Couvert)」。
マリー・テレーズの時には衛兵の間であったこの部屋は、ルイ15世の嫁マリー・レシュチンスカやマリー・アントワネットの時には食事室として使われたのだそうです。
この部屋にはマリー・アントワネットお抱えの女流画家ヴィジェ・ルブラン夫人作のマリー・アントワネットの肖像画が2枚飾られています。
1枚目は「王妃マリー・アントワネット」。
いかにも、といったアントワネットの姿です。 -
2枚目は「マリー・アントワネットと子供達(1787年)」。
一番右にいる王子が世継だったルイ・ジョゼフ。
ルイ・ジョゼフは、この翌年1789年6月に死亡したため、中央の赤ちゃん、ルイ・シャルルが世継となり後のルイ17世になりました。
奥のベビーベッドには誰もいないが、この年(1787年)に亡くなった次女ソフィーを暗示しているそうです。
一番左にいる王女が長女マリー・テレーズで、彼女はフランス革命後、唯一生き延びて72歳で天寿をまっとうしました。
王妃の居室、最後の部屋は『王妃の衛兵の間(Salle des Gardes de la Reine)』。
次にやって来るのが『戴冠の間(Salle du Sacre)』。
元々は「王と王妃の衛兵の間」と呼ばれていたけど、後にダヴィッド作の「ナポレオン1世の戴冠式」が飾られたことから「戴冠の間」と呼ばれるようになりました。
そう、ルーブルで見たあの絵!!
でもこの2枚には全く同じ、というわけではありませんが、それはぜひその目で確かめてみてください★★★
ここからさらに左翼に見学コースは続き、戦場の回廊から国王の居室へと続いていきますが、今回のツアーではここまで。
それでも十分堪能できる内容でした、はい。 -
いったん外へ出て解散。
ショップへ行ってみたけど特に買うものがないので庭園へ足を運んでみます。
建物をくぐって西川の庭園の方へ向かって振り返ると豪華な宮殿を見ることができました(正面は工事中で見えませんでしたが)。
しかし、2010年現在、工事が進んでこの建物は端々に金ぴかのペイントがされていっています。
どうして?!
本当にフランス人とは気が合わないわ〜、まじで。
そのうちこっちの鏡の間のある棟の方も、立っている像が全部金ぴかとか、そういうことになりそうで怖い・・・。 -
南の花壇はアラベスク模様になっています。
-
優雅な宮殿ですねぇ。
ヴェルサイユ宮殿の正面は東向きで、庭園の大運河は西の先に伸びています。
宮殿の正面から太陽が昇り、西の大運河に沈んでいくよう正確に計算されて造られているのだそうです。
そして、夕日が沈む時間になるとこの大運河に太陽が反射して、ちょうど「鏡の間」に差し込むようになっているんだとか。
ちょっと見てみたいなぁ、その時間の「鏡の間」。 -
西の大運河の手前に位置する「ラトナの泉水」は、アポロンとディアナがリュキアの村人から侮辱を受けた報復に、母親のラトナが村人たちをカエルやカメに変えてしまったという伝説を表現しています。
ラトナの泉水から続く道は「王の散歩道」と呼ばれていて、抜けたところには「アポロンの泉水」があります。
その先に長さ1,650mの「大運河(Grand Canal)」があるのだけど、そこまで行っている時間はないのでここまで。
できたら大運河と交差する「小運河(Petit Canal)」沿いに右の方へ行きグラン・トリアノンなどの離宮を見に行ってみたかったけど、これまた仕方ありませんね。
16:30バスに戻ってパリのホテルへと帰ります。
今日の夜は最後の世界遺産でもある「セーヌ川クルーズ」へと出かけます。
その模様はフランス編⑤へ続きます★★★
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