2010/06/06 - 2010/06/06
806位(同エリア3724件中)
みにくまさん
東寺では毎月第一日曜日に骨董市(がらくた市)を行っています。
少し前に百萬遍知恩寺のてづくり市に行って以来、同じようなイベントを探していました。
◎ 毎月15日のてづくり市 「百萬遍知恩寺」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10459977/
★★★★★★★★★ 京都世界遺産めぐり ★★★★★★★☆
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10268782/
おまけ↓↓↓
http://yaplog.jp/awamoko/archive/209
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慶賀門 重要文化財
東寺に来るのは1年10ヶ月ぶりになります。
前回は真夏のもの凄く暑い時期で、汗だくになりながら見たのを思い出します。
ただ、今日も負けず劣らず暑いです。日差しはそれほど強くありませんが、じっとりと汗ばむ暑さ。 -
慶賀門 重要文化財
東寺の正式名称は、下記の通り2つがあるが、宗教法人としての公称は「教王護国寺」(きょうおうごこくじ)と言います。
「金光明四天王教王護国寺秘密伝法院」
「弥勒八幡山総持普賢院」
ややこしいので、ここでは使い慣れた”東寺”で統一したいと思います。 -
東寺
平安遷都とともに796年に羅城門の東に東国の鎮護のために建てられたのが始まりです。
823年に嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、名を教王護国寺と改めて真言宗の根本道場となりました。
創建後は度々災禍にかかりました。特に1486年の火災では、主要堂塔のほとんどを焼失するが、豊臣家・徳川家の援助により再建されました。 -
骨董市(がらくた市)
毎月21日の東寺弘法市(東寺骨董市)
東寺では祖師空海入寂の3月21日を期して毎月21日に 御影堂で行われる御影供(みえいく)が行われます。
当初は年に1回行われていたものが、1239年以降は 毎月行われるようになりました。
尚、この時にあわせ、境内全域で弘法市が開かれています。
この骨董市は全国的に有名で、骨董店150店が境内にひしめき、訪れる人の数も数十万人に達するとか。
開催日 毎月21日
時間 5:00〜16:00
会場 東寺境内全域
出店数 1200店のうち骨董店150店(主催者発表)
入場料 無料
雨天 雨天決行
連絡先 0774−31−5550(東寺出店運営委員会)
当日連絡先 075−691−3325(東寺) -
骨董市(がらくた市)
ちょっとややこしいのですが、
毎月第一日曜日に開催しているのが、骨董市(がらくた市)
毎月21日に開催しているのが、東寺弘法市(東寺骨董市)
ということになり、今回私たちが行ったのは、骨董市(がらくた市)の方です。
規模としては、弘法市の方が数倍大きいのではないかと思われます。 -
骨董市(がらくた市)
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骨董市(がらくた市)
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骨董市(がらくた市)
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骨董市(がらくた市)
売られているものは古そうなものばかり。
骨董のことは全然分からないのですが、こういった品の中から、掘り出し物が見つかったりするんでしょうねー。 -
骨董市(がらくた市)
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骨董市(がらくた市)
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骨董市(がらくた市)
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東寺 手作り市
規模は小さいですが、骨董市の一画で手作り市も開催されていました。 -
東寺 手作り市
実は骨董市よりも手作り市の方が、分かりやすくて好きだったり。 -
東寺 手作り市
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東寺 手作り市
こちらの手作り市は、10店くらいが店を出していました。 -
骨董市(がらくた市)
そして、また骨董市の方へ。 -
骨董市(がらくた市)
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骨董市(がらくた市)
東寺のシンボルとも言える五重塔を、すぐそこに眺めることができます。 -
骨董市(がらくた市)
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骨董市(がらくた市)
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骨董市(がらくた市)
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南大門(正門) 重要文化財
明治28年(1895年)、三十三間堂の西門を移築したもの。九条通り(九条大路)に面しており、京阪国道口交差点から東へ約100mの場所にある。 -
骨董市(がらくた市)
南大門の少し高い所から骨董市を眺めました。
テントの数だけ骨董店が。
このテントの波は、右手はこれで終わりですが、左手は正面の大きな建物=御影堂の横までずっと続いています。 -
骨董市(がらくた市)
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骨董市(がらくた市)
こういった市は見て歩くだけで楽しい。
骨董はほとんど分からないものがほとんどですが、中には懐かしいものとかがあったりしました。
では、骨董市はこれくらいにして、境内の方へ行ってみたいと思います。 -
東寺 不二桜
「八重紅枝垂れ桜」樹齢120年
※ 境内に入るには入場料500円が必要です。
境内に入るとまず目に入るのが不二桜。
今年はこの桜が咲いている時に見に来ることができませんでしたが、これは満開の時に来たら凄いんでしょうねー。
とりあえず今回は、桜が咲いていると仮定して、どんなアングルで撮ったらいいのかをシミュレーションしてみました。 -
講堂 重要文化財
東寺の創建時にはなかった講堂は、天長2年(825)弘法大師によって着工され、承和2年(835)頃には完成しました。
その後大風や地震で大破し、度々修理を重ねてきましたが、文明18年(1486)の土一揆による戦火で焼失しました。
現在の講堂は延徳3年(1491)に再興された建物で、旧基壇の上に建てられ、様式も純和様で優美な姿を保っています。 -
講堂 重要文化財
内部は撮影禁止。
堂内の白亜の壇上に大日如来を中心とした五賢如来をはじめ、五菩薩、五大明王、四天王など21躯の仏像が安置されています。
これは弘法大師の密教の教えを表現する立体曼陀羅(密厳浄土の世界)です。
6躯は後補像ですが、15躯は平安時代を代表する我が国密教像の代表作です。 -
金堂 国宝
金堂は東寺一山の本堂で延暦15年(796)に創建されたと伝えられています。
文明18年(1486)に焼失し、今の堂は豊臣秀頼が発願し、片桐且元を奉行として再興させたもので、慶長8年(1603)に竣工しました。
天竺様の構造法を用いた豪放雄大な気風のみなぎる桃山時代の代表的建築ですが、細部には唐・和風の技術も巧みにとり入れています。
※ 今は修復工事をしていました。
前回の旅行記には修復中ではない時の写真も載っています。 -
金堂 国宝
金堂他、東大門なども修理工事を行っているようです。
期間などは書いてありませんでした。 -
五重塔 国宝
826年に弘法大師により創建されました。
その後しばしば災火を受け、消失すること4回におよんでいます。
現在の塔は、1644年に徳川家光の寄進によって竣工しました。
総高55mは現存する日本の古塔中最高の塔です。 -
五重塔 国宝
定番の撮影スポット。
みにくま君も念のために記念撮影しておきました。
五重塔の写真は前回の旅行記にたくさん載っているので、ほんの少しにしておきます。
が、そう簡単に諦められるような素材ではない。
この周辺をくまなく歩き回って、最高の撮影スポットを探し出すのだ! -
皐月
ツツジ科の植物で、山奥の岩肌などに自生し、盆栽などで親しまれている。
サツキツツジ(皐月躑躅)などとも呼ばれており、他のツツジに比べ一ヶ月程度遅い、旧暦の五月(皐月)の頃に一斉に咲き揃うところからその名が付いたと言われる。
そういえば、この池の周辺には皐月がたくさん咲いています。
これは利用しない手はない、どこかに必ずベストポイントがあるはず。 -
亀の甲羅干し
カメは「変温動物」といって、自分の体では体温の調節ができない。周囲の温度が低いときは、日光を浴びて体温を上げないと活動できない。
カメの甲羅は、甲板というツメのような薄い層に覆われていて、その層の下側に毛細血管が張り巡らされているので、甲羅干しをすると血液の循環で効率よく体が温まるのだ。 -
五重塔 国宝
ここはどうだろう。
池に五重塔が綺麗に映っていますが、これだといつでも撮れそうな絵だし、もうちょっと粘って探してみます。 -
鴨?
池の中にいました。 -
アオサギ(蒼鷺)
この子も池の中にいて、ゆっくり歩いて(泳いで?)いました。 -
アオサギ(蒼鷺)
鳥の名前が分からなかったのですが、amanojakuさんに教えていただきました。 -
五重塔 国宝
やっといい場所を見つけました。
ここなら皐月と五重塔を一緒に撮れます。
だけど、無理に池に映る五重塔を入れると、構図的にあまり良くないかな。 -
五重塔 国宝
★ トップ写真 ★
思いきって皐月を主役にしたら正解!
とてもバランスの良い写真になってくれました。 -
花菖蒲
実は池の近くに花菖蒲が咲いていたのですが、開花がイマイチで、いいポイントが見つけられませんでした。 -
花梨(かりん)の実
弘法大師空海が、821年に満濃池の修築のために満濃町(香川県)を訪れ、宿泊所を提供してくれた矢原邸の庭先に唐から持ち帰った花梨の苗木を植樹されました。これが由縁となり、満濃町の町木に選ばれています。
花梨は梨の原種で、春に淡紅色の花が咲き、秋に実る黄色の実には薬効があります。
この木は、昭和63年5月、第39回全国植樹祭が香川県満濃池公園で開催された際、当時の皇太子ご夫妻によってお手蒔きされた花梨の種が成長したものです。 -
五重塔 国宝
記念撮影 -
宝蔵 重要文化財
創建当時は、南北2棟存在し、宝物・経巻を収蔵していた。
長保2年(1000)と大治元年(1126)に焼失して、建久9年(1198)に文覚上人によって再建されたものが残ったとされていたが、解体修理の結果、東寺創建に近い頃の建立と考えられるようになった。
弘法大師空海が唐の国師、恵果から授かり、現在、国宝となっている密教法具や両貝曼荼羅、仏舎利、後大尊など数多くの寺宝を納めていた。
そのため周囲は堀で囲まれ、火事による延焼に備えていた。 -
宝蔵 重要文化財
◎ おしまい
今回の訪問では、骨董市(がらくた市)を見た他は、新しく発見した建物などはありませんでしたが、こういう大きなお寺は、定期的に通うといろいろな発見がありますねー。
来年は桜を見にきたいものです。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 義臣さん 2010/06/08 19:16:58
- 懐かしく
- 懐かしい弘法さんの風景
余り行く事も少ない京都 奈良 それでも弘法さんでは
楽しい買物の思いでもあります。
古びた御所人形を見つけて買い込み
娘が着物を縫い。。今でも飾り棚に思い出と共にあります。
また祇園さんを見に行き、、数日、、弘法さんの日まで京都に奈良に
さあ。。弘法さんへ ありました。SPレコードが。。
重いSPレコードを抱えて東京へ、、帰宅寸前お得意さんから携帯電話
そのままお得意さんへ、、お得意さんも呆れる数 重さ。。
これも懐かしい思い出、今週末はSPレコードの童謡ミニコンサートです。
義臣
- みにくまさん からの返信 2010/06/08 23:15:50
- RE: 懐かしく
義臣さん、こんばんは〜。
骨董市は、何か目的を持って歩くと、とても楽しそうですねー。
私たちなんかは、骨董のことはあまり分からないまま歩いているだけなので、品物の価値もよく分からず、それこそ”がらくた”と同じようにしか見えません。
毎月21日の弘法市は、来客数数十万人を数えるほど賑わうようですね。
店舗数も最大1500店もあるとか。
それだけあると、どこかに掘り出し物とかもあるんでしょうねー。
レコード、もう何十年も聞いていないです。
懐かしいな〜。。
-
- amanojakuさん 2010/06/07 23:06:30
- こんばんは。。
- みにくまさん今晩は(*^_^*)
この御顔はたぶん「蒼鷺」さんでよろしいのでは・・・
いよいよ来月には都上がりを目前に、
この東寺の骨董市覗こうかと、迷っていたとこでした。
大変参考になりました。
最近では、早朝の朝勤行に上げてもらう目的でしか、
行かなくなった東寺さんです。
でも、必ず顔を見たくなる東寺さんですから、
ボツボツ歩けたら行ってみたいですねぇ〜
amanojaku
- みにくまさん からの返信 2010/06/08 00:48:04
- RE: こんばんは。。
amanojakuさん、こんばんは〜。
おぉ〜蒼鷺=アオサギですね。
ありがとうございます<(_ _)>
鳥さんの名前とかは、さっぱりわからないので、教えていただけると本当に助かります。
東寺の骨董市は、毎月21日の弘法市が本番みたいですね。
私が行ったのはがらくた市の方で、弘法市にくらべてずっと小規模なものですが、雰囲気くらいは味わえたので良かったです。
最近は骨董市とか手作り市とかを、お寺の境内で開催するのがちょっとしたブームになっています。
東寺では第一日曜と21日ですが、もし日にちが合えば、行ってみて下さい。
では〜(^O^)/
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