遠野YH物語

2007/08/14 - 2007/08/15

真夏の北東北を見てみたくなり、急遽、遠野行きを決定


北上からR4をはずれ、近代遺構がある釜石を目指した

その後海沿いに宮古方面へ向かうが、渋滞が慢性的に発生しているため断念
女遊部（オナッペ）という、アイヌ語（エミシ語）地名らしい集落を経て
今夜の宿、遠野YHへW650を走らせる

岩手、青森にはアイヌ語（エミシ語）地名が数多く残っていて興味がつきない



猿ヶ石川で遊ぶ親子と犬一匹。水がとてもきれい
ちなみに橋の上にはW650が見える・・・カナー？

エリア 遠野(岩手)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク

女遊部の手掘り隧道

釜石の遺構

遠野YH到着（写真はYH近辺の風景）

栃木からはW3見参！オーナーは弱冠27歳のエンジニア。顔黒ファンディーションがご愛嬌。Wとプレスリーとバーボンをこよなく愛する好青年。W3は71年から74年の間に製造されたバーチカルツインだが、80年生まれの青年の心をも虜にしてしまう名車なんだなーと実感した。W3君は翌朝元気に大間へと旅立ったのであった。

女性のニンジャは関西からフェリーで秋田港まできて、その後走ってきたとのこと。
バリオスは北海道の大学から東京の実家へ帰るため１ヶ月間の帰省旅行中。
他に、まもなくメーターが一周するCB400君。浜松からお越しのCB1300さん。
XR250君、と総勢７台のバイクが集結しました。

夕食と朝食

ミーティングの主役はフランス人の大学生
6ヶ月間のインターンシップで某企業へ研修にきているとか
「研修内容はナンデスカ？」
「インフォメーションテクノロジーで〜す。ヤー！」

このフランス人女性と、私の超つたない英会話で、バイクは自転車と認識されてしまうということを発見。
正しくはモーターサイクル。

「ユー、フェバリット、ジャパン？」
「ヒメジジョウー、カマクーラ、アイズワカマツ、ヤー！」
「オー！アイズワカマツにもイッタネー。裏磐梯は好きかい？」
「ウラバンダイ分かりません、ヤー」
「マウントバンダイのビハインド、分かる？」
「ヤー！ウーラバンダーイ大好きでーす♪」

老いも若きも「あー今夜は楽しい！」と、夜は更けてゆくのであった。