2010/04/29 - 2010/05/05
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黒猫ごんたさん
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2010年GWの旅は,多少肌寒い春のキューケンホフ公園からスタートし,慌ただしく北ドイツへ向けて鉄道で移動します。
ユーレイル鉄道パスの利用も3回目で慣れてきました。今回はベネルクス+ジャーマンパス5日間です。実質3日しか使用しないのですが,このタイプは5日券が一番短いのです。
さて,我々はスキポール空港の鉄道駅を出て,一路ユトレヒトへ。目的は寅さんが兎を食べに……ではなく(^_^;)さまざまなミッフィーを見るため!です。
そして,なぜか今日(4月30日)だけユトレヒト始発となるプラハ行き豪華夜行寝台列車「シティナイトライン」(我々の目的地ドレスデン)に乗車するため!です。
なぜタイトルが『ちょっとがっかり!』なのか,その訳は…
**共通データ(旅行記目次と旅程)です**
①編-出発からキューケンホフ公園観光まで
②編-ユトレヒトとシティナイトライン(本編)
③編-ドレスデンからベルリン
④編-ハンブルク
⑤編-ベルリンそして帰国
4月29日NH205成田からパリ
同日AF8240パリからアムステルダム(スキポール泊)
4月30日キューケンホフ/CNLでユトレヒトからドレスデン
5月1日ECでドレスデンからベルリン(ベルリン泊)
5月2日ICとICEでベルリンからハンブルク往復(ベルリン泊)
5月3日ベルリン市内(ベルリン泊)
5月4日AF2035ベルリンからパリ
同日NH206パリから成田
5月5日帰国
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キューケンホフ公園からバスでスキポール空港に戻ってお昼御飯です。
空港内のDelifrance Plazaというところで,サンドイッチとビール。オランダですから「ハイネケンを飲もう!」と珍しく意見が一致しました。お代は締めて16EURです。 -
寅さんは当然”上機嫌”です。
「ねえ,もう一本!」と言い出す前にお店を出ましょう。 -
午前中キューケンホフ公園を歩き回ったこともあり,サンドイッチランチはちょっと物足りなかったようです。アムス名物フライドポテトマヨネーズ添えを食べます。これ結構美味しいんですよね。
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上の写真(ポテトと記念撮影)の後方に展示されているKLMの飛行機は,モデルショップの中から搭乗できます。
操縦席にも入れますが,内部は撮影禁止です。有料で記念撮影ができることになっているからだと思われます。
さあ,そろそろユトレヒトに向かいましょう。 -
スキポール空港駅からユトレヒトまでインターシティで33分です。15分に1本ぐらい走っており便利です。
13時14分発のインターシティに乗って,13時47分ユトレヒトに到着しました。
写真は2等車両ですが,鉄道パスは1等ですので,当然1等席に乗ってきました。
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さて,これは何でしょうか?
答えは「セスナが引っ張っている広告横断幕」です。
かつて日本でもあったような気もしますが,ユトレヒト到着直後「今の日本では見ない風景」に感動!
ちなみにネットで検索してみたら何の広告かわかりますよ(^o^) -
今日は金曜日なのに閉まっているお店が多いです。どうもお祭りみたいですね。街中に露天が出て,路上ライブや仮装行列みたいなものも見ました。オレンジ色はオランダカラーですよね。オレンジ色の王冠みたいな帽子をかぶっている人々もたくさんいます。
何のお祭りだろう… -
ユトレヒトと言えばミッフィー。いろんなところにミッフィーがいるらしいです。
最初はナインチェ広場にある名所とされる鉄製のミッフィー像を見に来ました。
ええ〜っ!これが?
3Dテレビがこれからの主流に,と言われる時代に2Dの像なんて…
正直がっかりです。 -
気を取り直してユトレヒトのランドマーク『ドムタワー』を目指します。
歩道の各所に設置されたプラスチック製のこの物体は,実は男子用トイレです。さすがに用足し中の写真は撮れません。一度に4人が利用できる便利?ものですが,正直丸見え状態のトイレで用を足すのはとても抵抗が……まあ,酔っ払い用ですかね。 -
街中の運河ではボートに乗ってのんびり進ませながら宴会をする若者達や,大音量の音楽を流して航行する船が行き来します。運河クルーズ船もいます。
もちろん,岸辺のレストランでも美味しそうにビールを飲んでいますが,我々は前進します。 -
運河沿いに南に進んできました。午後3時。遠くにドムタワーが見えています。(手前には男子トイレが二つ見えます。)
この辺まで来て,今日は国民の祝日だな?と確信を持ちました。このお祭り騒ぎ,尋常じゃありません。ドム教会前はステージができておりバンド演奏が行われています。ドム教会も入場できません。通行するだけでも大変。あああ…
ちなみに後から調べて4月30日は「女王の日」だったことがわかりました。
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もしかしたらミッフィーのお土産を買い込む予定のディック・ブルーナ・ハウスもお休みかも知れません。
心配しつつ運河沿いを進んでいますと人だかりが。
のぞき込むとこんな風景。
運河沿いの街路樹が根っこからポキッ。そして運河堰き止め。原因不明ですが,酔っ払いの仕業でしょうか?運河はここで通行禁止になり,船は当然すべてUターンしています。 -
混乱のダム教会前から約30分。目的地に到着しました。しかし,ディック・ブルーナ・ハウスはひっそりとしています。
近くで,多分地元のおばちゃんが『可哀想に』といった顔つきで首を横に振っています。(T_T)ああ
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せめて記念撮影。
カラーコピー(1枚20円)して持ってきたガイドブックの該当ページを見せつつ,”日程を決めたのは誰?”,そして”こんなはずじゃ…”と。
哀れ寅さんの目にも涙…(嘘) -
がっくりと力なく,休憩場所を求めて中央駅に戻ります。途中ちょっと気分が高揚した一場面。
ああっ小便小僧だ!
ここのフライドポテトは人気があるようです。どこも行列ができています。でも,私達はスキポール空港で食べちゃいましたから。 -
中央駅まで戻ってきました。現在午後5時,シティナイトラインの出発まで2時間半ありますが,乗車するホームと寝台車両の停車位置を調べるため降りてきました。丁度フランクフルト行きのICEが入線してきましたので,このホームは国際列車が利用するホームだと思われます。
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事前調査を終え,駅構内のレストランでビールの補充…ではなく,エネルギーの補充。その結果トイレに。
海外旅行でトイレは大問題。特に女性は。
写真は駅構内のトイレ(有料)です。
左右に出入り口があり,50セントを入れてバーを押せば入れます。写真左の下り階段は男子トイレへ,右の下り階段は女子トイレへ。
写真を撮る僕の姿を怪訝そうに見る人々…恥ずかしい。 -
エネルギーの補充を終えてちょっと元気に。
再び運河沿いまで戻り,うろうろしながらお祭りを楽しむ人々を眺めていますと,運河の水鳥にえさをあげる女性の姿が。
こんな場所でも正規のレストラン営業ができるんですね。すごい。
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上と同じ場所です。左右の岸辺にこんなにたくさんの食事する人々がいます。
きっとたまにはドボーンと落ちる奴もいるでしょうね。 -
音楽を流しながら,船上パーティをしているグルーブもあります。多分2〜30分したらまた戻ってくるんですよ。だって倒木が運河を塞いでいましたからね。
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ミッフィー三昧の一つ「ミッフィーの信号機」もガイドブックに書かれていた場所近辺で発見できず,寅さんは意気消沈していたのですが,偶然別の場所で発見。
場所はベストウエスタンホテルに近い商業施設が建ち並ぶ大通りです。地元の人たちは無感動(そりゃそうか)です。 -
青信号も撮ります。寅さんは横断歩道を渡って真下まで行って,じっと見ていました。
只今午後5時50分。 -
ユトレヒト市内をうろうろして疲れましたので,中央駅15番線ホームでCNLを待つことにします。夕陽がまぶしい時間です。
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午後7時29分発のシティナイトライン。実は通常の日はアムステルダム中央駅が始発のようなのですが,今日だけここユトレヒトが始発なんです。
おそらく女王の日の祝日であることが影響しているのではないでしょうか?まあ,我々はミッフィーの街ユトレヒトを訪問する予定でしたので,多くの目的未達成ではありますが,ここが始発で良かったかも。 -
列車は約20分遅れて7時45分過ぎに到着です。
行き先が3カ所ぐらいあるので,オレンジ色の座席車両とブルートレイン色の寝台車両が交互に繋がっているみたいですね。 -
いろんな方の旅行記で見た月の顔マークは付いていません。また『1等デラックス寝台は2階部分』という記事もありましたが,平家建てのようです。
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外観に少々がっかりしつつも,予定の停車位置から前に進んだので,急いで乗り込みます。
どうも我々の乗るプラハ行き1等寝台車は最後尾の車両のようです。
急げ〜! -
無事乗車!
個室もすぐ見つけられ,落ち着く前に記念撮影です。
車掌が検札に巡回してくるようですので,着替えもできないし,とりあえず室内の探索。
右手のドアノブがある曲面がトイレとシャワーブースの扉です。トイレ内は二つの円形を重ねたような「8の字」型で入口右にトイレ,左にカーテンで仕切りがあってシャワーブースという作りです。良くできています。
画面左側がベッドで,私達は2段ベッドで設えてありますが,三段ベッドまで対応できます。
右手奥には隣の部屋とのドアがあり,コネクティングルームとなっており,最大6人が一つの空間で過ごすこともできそうです。 -
検札も来ましたので,荷ほどきしています。
牢名主は高いところ?ということで私は2段ベッドの上を取りました。
右手には荷物置き場があり,小型のトランクは開いておけます。正面にも荷物置きスペースがあります。
下を見ますと寅さんの背中とトイレのドア,お隣の部屋へと続くドアが見えます。(お隣さんは「ここはなんだろう」と思っていたのでしょう。ずっとガチャガチャドアノブと格闘していました。声掛けるのも憚られて無視していましたが…) -
高いところからもう1枚。
ベッドの幅は日本の寝台車と変わらない?(松山在住の○○君!答えなさい。)
さて,我々覚悟もしていたのですが,事実を知ってがっかりしたことが。
今夜の「夕食はダイニングカーで!」と決めて,ネットで見つけたシティナイトラインの食堂車メニュー表も印刷して来たのに,車掌は『本日はダイニングカーは接続していません』だって。
これも女王の日の祝日が影響したのだろうか…
最大のがっかり。 -
朝6時50分です。外も明るく,そろそろ食事が運ばれて来るのではないかと思います。朝食は7時でお願いしています。1階のベッドの下にも荷物置き場があります。
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列車は少々遅れ気味の様子。定刻ならドレスデンが7時半なのですが,外は緑の草原が続きます。
車掌の説明では1時間以上遅れそうです。まあ,食事がゆっくりできるし,9時頃到着の方が良いかも。 -
デラックス寝台には朝食が付きます。
これ二人分です。
DBのマーク入りマグカップが良いですね。これ欲しかったけど…我慢しました。 -
パンも美味しかったですよ。クロワッサンまで食べきれず,これは貰っていくことにしました。
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しつこく朝食をもう1枚。
このテーブルは食事と共に持ち込んできました。簡単にテーブルが作れます。さすがドイツ!なかなか良くできています。
ところで,私達の車両には車掌室があり,そこではお弁当を売っていたようです。部屋の外をお弁当やコーヒーを買い求める人たちが行き交います。ちょっと優越感。 -
食事が終わってから,着替えもしたし,車内アナウンスがないので到着時間は不明ですが,まだ間がありそうでしたので,自力でベッドを座席にチェンジしました。結構簡単です。
座席3席出てきましたから,やはり定員は3名ですね。さあ,そろそろドレスデンかな?
旅行記②ちょっとがっかり!miffy&CNL編はここまでです。次はドレスデン中心に③ドレスデンとベルリン編です。お楽しみに。
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