秋吉台・萩・津和野・石見銀山へ　3

2010/05/09 - 2010/05/13

３日目は萩市から津和野まで６６キロの移動である。ドライバーはM氏。車の持ち主なので運転は慣れたもの。旅館を出て国道２６２号線から９号線を経由して津和野への道を考えていたのだが途中で道に迷いナビに従い松蔭神社の前から福栄村、むつみ村を通り津和野へ至るルートに変更。津和野の町へ入ると今夜の宿「のれん宿名月」を探し車を駐車させて頂く。まず、「安野満雅美術館」へ向かい２時間余り作品を見たり、プラネタリュウムで星座を見たりして楽しむ。水彩画を習っている私には最高の時間である。本で見る色と本物の絵画の色は明らかに異なり、今回の旅行で最大の収穫である。昼食は津和野の郷土料理の一つと言われる「うずめめし」を食べる。いわゆる「お茶漬け」であるが中に入っている具が美味い。これから津和野へ行かれる方は是非食べて頂きたいものだ。昼食後、太鼓谷稲成神社へ。日本五大稲荷の一つといわれている。城山の斜面に１０００本を越す信者寄進の鳥居が見える。この日も雨が止まず、小雨の中、鳥居をくぐる。
展望台からは津和野川を始めとして津和野の町が眼下に広がりこれでお天気さえ良ければ申し分なし。津和野大橋の近くに弥栄神社がありこの神社は５００年前に津和野城鎮護の為に建立されて
歴代藩主の保護を受けたとか。７月の祇園祭りには「鷺舞」が奉納される。夕方になりやっと雨が上がる。この日泊まった「のれん宿名月」は津和野では老舗格の宿。夕食の内容も申し分なく昨日に続きこの旅館もお勧めである。

エリア 津和野(島根)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

お昼に食べた「うずめめし」白いふぐの身に見えるものはこんにゃくである。

市内のメインストリートは清潔。

津和野と言えば鯉となまこ塀。

クラシックな津和野町役場。

市内で見かけた鷺。

鷺舞の銅像。

天候は雨、しかし美しい霧が見られた。

山の上にあった「稲荷神社」。弥栄神社と稲荷とは京都を連想させる。

のれん宿「明月」の夕食。味とボリュームに満足。

町なかにあったキリスト教会。