秋吉台・萩・津和野・石見銀山へ　2

2010/05/09 - 2010/05/13

秋吉台ユースビレッジは１泊８４００円。部屋は３階。エレベーターは無いので階段を使い荷物を運ばねばならず大変だ。いつもは大浴場が使えないらしいのだが、この日は使えた。３階の部屋から迷路のような通路を通り抜け風呂へ。パンフレットの写真はきれいな建物であったが、4０年位前に撮影されたもののようだ。目の前にある建物は相当な年代物だ。食事は値段相応。秋吉台の展望台に近いことがメリットか？
２日目は萩市へ４０キロの移動。私がM氏に代わり運転をする。まず、吉田松陰を祀る「松蔭神社」へ参詣。境内にある「松蔭歴史館」へ入り七十体余りの等身大の蝋人形により再現されたシーンで歴史を学ぶ。この後、月見川に沿って「東光寺」へ。東光寺は三代藩主「毛利吉就」が１６９１年に建立。三代、五代から十一代までの奇数代藩主と夫人の霊を弔う菩提寺である。大きな墓石の前に約５００基の灯篭が建てられ毎年８月１５日にはこの灯篭に灯りが点され荘厳な世界が現出するらしい。一度見たいものだ。ここから五木文之進旧宅を見学。昼食後は堀内へ移動。この地区は上級武士の屋敷が残っており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。旧周布家長屋門（長屋門とは中に人が住む部屋がある門）長さ21ｍ、幅4ｍの古い格式がしのばれる門である。他にも石垣の上に土塀を重ねた造りの問田益田氏旧宅土塀がありこの土塀の長さは130ｍもあるのだ。木戸孝允旧宅や高杉晋作旧宅など見るものが目白押しにある。最後に菊屋家住宅の豪華な造りに感心。近くの喫茶店で美味しいケーキとコーヒーで休憩。１週間ほど前のゴールデンウイークは大混雑したであろうと思われるこの洒落たお店も今日は客も少なく、静かに休憩できた。降り続く雨の為に靴の中は濡れてしまい時間も夕方だ。今夜の宿の「萩一輪」へと向かう。この旅館は立派な旅館で食事も申し分なし、６名２部屋で１泊９４５０円であった。宿に到着するや全員大浴場へ。丸一日、雨に祟られて散々な一日であったが、美味い食事とアルコールで全員早々と就寝。

エリア 萩(山口)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

松下邨塾の看板。いい字だ。

吉田松陰が乗せられた遠丸籠。

東光寺。

東光寺解脱門の額。

東光寺境内。

五百基あるという灯篭。

東光寺三門の解説。

灯篭。

「萩一輪」の夕食。豪華で美味。