2010/05/15 - 2010/05/15
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ぺこにゃんさん
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奈良が誇る世界遺産の一つ,春日大社。
その春日大社の「みかんこ」ってご存知でしょうか?
「剣先石」は?
ガイドブックやネットを隅々まで読めば載っているものの,マイナーすぎて多くの人が素通りしてしまうスポットにあえて注目しました。
「東大寺の奈良太郎」に続く「奈良の裏側を探る」第二弾です。
第二弾にしてネタ切れですが,よろしければご覧ください。
-
奈良にやってきました。
五重塔前にやってくると,せんとくんがいました。
この日,ここでイベントがあったみたいです。
忙しいね〜 -
春日大社一ノ鳥居にやってきました。
参拝するにはここから始めないと。
では,行きましょう! -
【影向の松(ようごのまつ)】
一之鳥居を入った参道南側にあるクロマツです。
昔,春日大明神が降臨され,萬歳楽を舞われたと伝えられる松です。
若宮おん祭では,この松の前で「松の下式」が行われます。 -
【馬出橋(まだしのばし)】
影向の松からほんの少し東に行ったところにあるのが馬出橋。
一ノ鳥居から萬葉植物園までは一直線で,若宮おん祭の競馬はここから出走します。
ちゃんと名前が書かれているのですが,橋であることに気付きません。
何せ橋の長さが1mほどしかないのですから。 -
【勝敗榊】
かつて競馬の決勝点は萬葉植物園前の「馬止橋」でしたが,現在は「勝敗榊」が決勝点とされています。
写真では右手の休憩小屋の前にある木です。
「この木なんの木,気になる木〜♪」と思って眺めていたのですが,「まぁ,いいや」と写真を撮り忘れました… -
【春日若宮おん祭御旅所】
上の写真の左手には,春日若宮おん祭御旅所があります。
春日若宮おん祭の中心的な祭典がここで行われます。
中央の芝舞台は芝居の語源ともいわれているとか。
右側にある長蔵は,祭の御用に充てられる建物で,明治初年に興福寺の旧大乗院の建物を移設したものです。 -
【ムクロジ】
御旅所の西にある巨木はムクロジの木です。
高さ18mもあるらしいです。 -
【飛火野(とびひの)】
表参道を東に向かって歩いていると,突如芝生が広がる地に出ます。
ここが飛火野です。
冬にはここで「鹿寄せ」が行われます。
ホルンの音色に誘われて,鹿が押し寄せてくる様は一見の価値ありです。
その様子はこちらにアップしています。
http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10435751/ -
【飛火野】
ポリポリ -
【雪消の沢(ゆきげのさわ)】
飛火野の端に雪消の沢があります。
雨が降った次の日なら,大きな水たまりと勘違いしてしまいそうですが,石碑もあります。
雪が消える早春の摘草の名所として古歌にもよく詠まれています。 -
【飛火野】
明治41年の陸軍大演習後,飛火野で催された饗宴の際の明治天皇の玉座の跡に,記念植樹された「楠」です。
遠くから見ると1本に見えますが,3本1組の大樹です。 -
【鷺原道(さぎはらみち)】
一ノ鳥居から真っ直ぐに続いていた参道は,鹿道の辻で大きく右に曲がります。
しばらく歩くと,鷺原道があります。
別名「地蔵道」。
かつて興福寺大乗院たちが春日大社へとお参りした道です。
いまは鹿苑へと続いています。
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【車舎(くるまやどり)】
最初に見えてくる建物です。
古い時代の車庫で春日祭や御幸の際,牛車などの乗物を入れた建物だと伝えられています。
ア○ヒビールが奉納されていました。 -
【二ノ鳥居】
一之鳥居より東へ約1.2km,二ノ鳥居に着きました。
こちらのほうが年代を感じましたが,やはり平安末期の創建ということです。
ところで,春日大社といえば藤の花。
ここの狛犬の台座には「下がり藤」が描かれています。 -
【二ノ鳥居前】
二ノ鳥居周辺にはちょっと変わった燈籠があります。
上は写真は何だろう? 龍?それとも蛇?
下は…???
ちなみに鹿の燈籠もあるみたいですが,気付きませんでした。
今度行ったときに探してみます。 -
ちなみに世界遺産の記念碑は二ノ鳥居前にあります。
-
【伏鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)】
伏鹿手水所で,ここで手と口を清め,脇の祓戸神社に参拝後に先へ進みます。
が,ちょっと待った! -
【剣先石】
伏鹿手水所の少し先のこの道,敷かれた石が剣形のように見えます。
「剣先石」といい,剣先石の先端を踏むと.家に凶事が起こるという伝承があります。 -
【剣先石】
あーっ!踏んだらあかんって!
見ていると皆さん結構踏んでいますね。 -
【南門】
春日大社正面の楼門,南門に到着です。 -
【額塚】
南門の前にあるのが「額塚」です。
大昔,南門に「鹿嶋大明神」の神額が掲げられていましたが,落雷によりその額が砕け落ち,この場所に大きな穴が開いたそうです。その穴に額を埋納し,さらに穴を塞ぐために大きな石をかぶせました。その一片が地表に現れており一種の磐座と考えられています(HPより抜粋)。
そんなわけで,現在春日大社には額はありません。
興福寺にも似たような話があったような… -
【回廊内】
南門を通り,回廊内へと入ります。
巫女さんたちが朝の掃除をしていました。
実はタイトルの「みかんこ」とは彼女達のことです。
漢字で書くと「御巫」。
春日大社独特の呼び方らしいです。 -
【回廊内】
御巫さんが頭につけている簪は藤の造花です。 -
【幣殿・舞殿(へいでん・ぶでん)】
まずはお参りします。
見た目は拝殿なんですが,幣殿・舞殿ということです。 -
【砂ずりの藤】
慶賀門を入った所の棚作りの藤で,1m以上伸び,砂にすれるということからこの呼名があります。
私が行ったときは,ピークは過ぎてしまっており,色褪せていました。 -
【砂ずりの藤】
近づいてみると,藤の下に鹿が1匹入り込んでいました。
神の使いですから,もちろんお咎めなしです。 -
【砂ずりの藤】
朝食の時間ということで,ムシャムシャと草を食べていました。 -
【砂ずりの藤】
ふと,頭をあげるとそこには藤が垂れ下がっていました。
まさか!? -
【砂ずりの藤】
パクッ!
食べちゃった… -
【砂ずりの藤】
樹齢700年らしいです。
このように鹿に食べられ続けてきたのでしょうか… -
【慶賀門】
慶賀門は西回廊にある三つの門の中で南側にある門です。
この門は古来正式な参入門でした。
西回廊の他の二つの門と異なり天井板(合天井)になっているそうです。
朱色と緑の組み合わせが綺麗でした。 -
【御間道(おあいみち)】
御本社(大宮)と若宮との間にある道なので,「おあいみち」と呼ばれています。
御間道の左右に並ぶ燈籠は御間型灯籠と呼ばれており,檜で出来た火袋が特徴的です。 -
【本宮神社遙拝所】
御間道の途中にあるのが,本宮神社遙拝所。
ここから御蓋山(みかさやま)の頂の本宮神社を拝みます。
もちろん禁制地です。 -
【探り石】
南門と本宮神社遙拝所の間,砂利の中から石が頭を出しています。
探り石と呼び,夜間目印にしたそうです。
目を瞑ってたどり着けたら大吉,といった石占いもあったとか。 -
【若宮大楠】
若宮神社手前にある大楠は神功皇后のお手植えだという伝説もあります。 -
【若宮神社】
春日大社の摂社である若宮神社,若宮おん祭りはここの祭りです。
御祭神は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)。
正しい知恵を授けてくださる神様です。
神奈備山を背にしていることから「パワースポット」としてお参りされることも増えているとか。 -
若宮神社本殿北側のナギの木に巻きついている藤は「八房藤」と呼ばれています。 -
【八房藤】
他の藤よりも1週間ほど遅咲きということもあり,綺麗な色をしていました。 -
【若宮神社】
本殿前の拝舎(はいのや)と神楽殿はつながっています。
珍しい構造らしいです。 -
【若宮十五社めぐり】
若宮十五社めぐりというものがあります。
若宮神社の周りには,人が一生の間に出会う様々な難所をお守りくださる神様が鎮座しています。
若宮十五社をめぐり,自分自身の人生の安泰を祈願します。
こういうのを見るとすべて回ってみたくなる性分なんですよね〜 -
第1番は若宮神社。
御間道を戻ったところに,第2〜第4納札所があります。
(上)
第2番:三輪神社…成長
御祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)
御神徳:子孫の繁栄,子供の無事成長をお守りくださる神様
(左下)
第3番:兵主神社…勇気
御祭神:大巳貫命(おおなむちのみこと)
御神徳:延命長寿をお守りくださる神様
(右下)
第4番:南宮神社…財宝
御祭神:金山彦神(かなやまひこのかみ)
御神徳:金運のご守護くださる神様 -
道沿いに番号順にあるわけではありません。
第15番:夫婦大國社…夫婦円満
御祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)
御祭神:須勢理姫命( すせりひめのみこと)
日本で唯一,夫婦の大黒様をお祀りしている神社で,夫婦円満・家内安全・縁結びの神様としても有名です。
縁結びのご利益を得ようと,ハート絵馬がたくさん納められていました。 -
(左上)
第5番:広瀬神社…衣食住
御祭神:倉稲魂神(くらいなたまのかみ)
御神徳:おいなり様とご同神で衣食住をご守護くださる神様
(右上)
第6番:葛城神社…夢
御祭神:一言主神(ひとことぬしのかみ)
御神徳:心願成就の神様,一言(一つの祈願)を願えば叶えてくださるという神様
(下)
第7番:三十八神社…進歩
御祭神:伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
御祭神:伊弉冊尊(いざなみのみこと)
御祭神:神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)
御神徳:正しい勇気と力をお授けくださる神様 -
(上)
第8番:佐良気(さらけ)神社…福運
御祭神:蛭子(ひるこのかみ)
御神徳:商売繁盛,交渉成立をお守りくださる神様。えびす様。
(下)
第14番:金龍神社…発達
御祭神:金龍大神(きんりゅうおおかみ)
御神徳:開運財運をお守りくださる神様。後醍醐天皇ゆかりのお宮。 -
第9番:春日明神遥拝所…ひらめき
御祭神:春日明神
鎌倉時代に明恵上人が9個の石の上から春日大社本殿を遥拝した記録があるそうです。 -
奥の院道と呼ばれる道を進んで行きます。
第10番:宗像(むなかた)神社…学問
御祭神:市杵島姫命(いちきしまひめみこと)
御神徳:諸芸発達をお守りくださる,七福神の弁天様とも伝えられる神様 -
第十二番:伊勢神宮遥拝所…恵み
二つに割れた大石は「伊勢遥拝石」で,この間に向けばちょうど伊勢神宮の方角にあたることから,遥かにお伊勢様をお参りする場所です。 -
十一番:紀伊神社…生気
御祭神:五十猛命(いたけるのみこと)
御祭神:大屋津姫命(おおやつひめのみこと)
御祭神:抓津姫命(つまつひめのみこと)
御神徳:万物の生気,命の根源をお守りくださる神様
「奥の院」と称されていたこともあり,ここから「奥の院道」と名付けられました。
下の写真は龍王珠石。
善女竜王が尾玉を納めたところ。 -
【奥の院道】
奥の院道を歩いて行きます。
緑に囲まれ,歩いて気持ち良かったです。 -
【上の禰宜道】
奥の院道を南へと歩いていくと,上の禰宜道との分岐に着きます。
昔,高畑町から神官達が春日大社へ通った道です。
これで若宮15社めぐり終了\(^▽^)/
が,あとで第13番:元春日枚岡神社遥拝所にいっていないことに気付きました。
しくじった( ̄□ ̄;)!!
このあとは世界遺産・春日山原始林を歩きに行きました。
旅行記はこちらです。
http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10466823/ -
【水谷(みずや)神社】
数時間後,再び春日大社に戻ってきました。
今度は北から攻めます。
素盞鳴命,大巳貴命様,奇稲田姫様御祭神としています。
古くより霊験あらたかな神様として名高く,病気平癒や子授けを祈る人が多いお社です。
神石・子授石があります。 -
【水谷神社のイブキ】
「水谷神社の宿り木」の名で知られ,幹は空洞に成っており,その中から杉が育ち,イブキの大きな幹が杉を抱え込む形になっているそうです。
見ただけではよくわかりませんでしたが,自立できずに支えられているようで,少し痛々しい感じがしました。 -
(上)一言主神社
一言主大神を御祭神としています。
“一つだけ願いを叶えてくださる”という御神徳から多くの絵馬が納められています。
(下)総宮神社
八幡・春日・伊勢をはじめ多くの神々様を御祭神としています。
特に衣・食・住の「住」をつかさどる御社として崇敬されています。 -
本殿まで戻ってきました。
右手の建物は酒殿です。 -
【内侍門・清浄門】
内侍門は西回廊にある三つの門の中で北側にある門です。
斎女・内侍が出入りした門と伝えられています。
清浄門は西回廊の中央に位置し,現在は神職の通用門となっています。
かつては興福寺の僧侶が参入していた門です。 -
【西回廊】
青紅葉♪ -
【慶賀門】
慶賀門から回廊内を覗いてみました。
参拝客がたくさんいて,朝とは全く雰囲気が違いました。
早朝のほうが静かでいいですね。
というわけで,春日大社をいろいろ回りました。
肝心の内部には入っていません。
詳細は春日大社のHPに書いてあるし,この旅行記はあくまでもマイナーなところに注目したものですから… -
【おまけ】
春日大社を歩いて気付いたことが一つ。
一ノ鳥居から本殿までにいる鹿のほとんどはメスか小鹿でした。 -
オスはどこにいるかというと,奈良公園のあたり。
五重塔の前の鹿せんべい屋さんの前にいた鹿はすべてオスでした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ゆうこママさん 2010/05/23 07:05:40
- 剣先石
- おはようございます。
またまた、うれしい旅行記です。
「みかんこ」に「剣先石」、初めて知りました。
剣先石は、今度行くときには気をつけなきゃ!
春日大社にもハートがあるのですね。
いつも通りの美しいお写真にのせて、新発見満載。
楽しませていただきました。
次のネタ、なんとかひねり出してくださいね。
期待してます。
あっ、最後の鹿ばなし、笑わせていただきました。
では。
- ぺこにゃんさん からの返信 2010/05/24 00:18:08
- RE: 剣先石
- ゆうこママさん,こんばんは。
いつもありがとうございます。
> おはようございます。
> またまた、うれしい旅行記です。
> 「みかんこ」に「剣先石」、初めて知りました。
> 剣先石は、今度行くときには気をつけなきゃ!
剣先石はあまり知られていないようですが,実は春日大社のホームページにも書いてあるのです。
それにしても剣先石を踏んでいく人の多いこと。
あくまでも言い伝えなので,気にすることはないのでしょうけど…
> 春日大社にもハートがあるのですね。
> いつも通りの美しいお写真にのせて、新発見満載。
> 楽しませていただきました。
> 次のネタ、なんとかひねり出してくださいね。
> 期待してます。
次のネタはかなり苦しいですf^_^;
新発見があれば,何とか旅行記に仕立て上げます。
> あっ、最後の鹿ばなし、笑わせていただきました。
> では。
奈良公園は鹿を見てるだけでも楽しいです。
オスがずうずうしいのか,メスが警戒心が強いのかはわかりませんが,
面白い現象でした。
ぺこにゃん
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