ヴェネツィア(3)/北イタリア旅行　20日間(10)

2010/03/23 - 2010/04/11

サン・マルコ小広場から見たサン・ジョルジュ・マッジョーレ教会

●3/28(日)、3/29(月)と3/30(火)の午前中ヴェネツィアを回る。
3/30(火)12時には、ヴェネツィアを発ちパドヴァに向かった。

●ヴェネツィアの観光箇所
1.ヴェネツィア(1)で紹介
　・リアルト橋
　・サン・マルコ寺院（外観）
　・ドゥカーレ宮殿・サン・ザッカリア教会
　・コンタリーニ・ポーヴォロ階段
2.ヴェネツィア(2)で紹介
　・大運河
3.今回ヴェネツィア(3)で紹介
　・サン・マルコ寺院（内部）
　・サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
　・鐘楼から見たヴェネツィア
　・ムラーノ島への道中
　・サンティッシマ・ジョバンニ・エ・パウロ教会
　以下3/30(火)午前中に回る
　・サンタ・マリア・グローリオーサ・デイ・フラーリ教会
　・スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ大信者会
　・アカデミア美術館
　　

エリア ベネチア(イタリア)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船
• 航空会社: フィンランド航空

サン・マルコ寺院内部は撮影不可なので、以下4枚の写真は2階のベランダから外を写したもの。

サン・マルコ寺院内部は、モザイクの天井画、大理石の床、宝物いずれも素晴らしく写真が撮れないのは実に残念。
ブックセンターで日本語の”ヴェネツィアのガイド本”（5.5ﾕｰﾛ）を購入し、その写真を楽しむことにした。

時計塔とサン・マルコ広場

鐘楼
鐘楼に上るため、結構順番待ちの人が並んでいる。

サン・マルコ小広場

４頭のの馬と時計塔

ヴァポレットから見たサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会正面
ベネディクト派の修道院。
16世紀にパッラーディオが着手し17世紀に完成。
鐘楼とのバランスが素晴らしい。

身廊
天井が高く柱も壁も白色でシンプルで広々とした感じになっている。

左側廊

右側廊

主祭壇

主祭壇後ろの聖歌隊席？

ティントレット作
”最後の晩餐”

以下エレベータで上る鐘楼からの風景

ジュデッカ島とジュデッカ運河

ジュデッカ運河と大運河河口

国立マルチャーナ図書館を中心にしたサン・マルコ小広場界隈

ドゥカーレ宮殿界隈

スキアボーニ河岸
ホテル・ダニエルなど

スキアボーニ河岸
奥に大きなサンティッシマ・ジョバンニ・エ・パオロ教会が見える。

スキアボーニ河岸
ピエタ教会など

7人の殉教者の河岸
右奥に、サン・ピエトロ教会の傾いた白い鐘楼が見える。

スキヤヴォーニ河岸
ザッカリア乗り場付近

7人の殉教者の河岸
アルセナーレ乗り場付近

ジャルディーニ乗り場

ビエンナーレ乗り場
ヴァポレット運航図に記載はない。

この奥に、ヴェネツィア・ビエンナーレの会場があり、ここは開催時の臨時乗り場？

ヴェネツィア・ビエンナーレ（現代美術国際展）は、隔年開催で、先回は2009年6月から11月まで開催された。
次回は来年2011年。

サンテレナ島南端の施設
施設名不明。
”学校”と”フランス”の文字が見える。

サン・ピエトロ教会と白い鐘楼（傾いている）

フォンダメンテ・ヌオーヴェ乗り場
ここでヴァポレットは、直角方向に方向を変えムラーノ島へ。

ムラーノ島
本当は、奥のムゼオまで行く積りが、誤って島のとっかりのコロンナ乗り場で降りてしまった。

ガラス工場の小道と小運河

振り返ってみると、コロンナ乗り場とその先のサンミケーレ教会が見える。

スクオーラ・デイ・サン・マルコ（信者会）
現在、市立病院になっている。
フォンダメンテ・ヌオーヴェ乗り場からここを通り抜けて、右隣のパオロ教会に向かう。

サンティッシマ・ジョバンニ・エ・パオロ教会
ここに到着したのが６時で、閉まるまで残り３０分しかない。

13-15世紀に建造されたゴシック様式の大規模な教会。
歴代の総督の墓や記念碑が置かれている。

ヴェロッキオ作
”コッレオーニの騎馬像”
コッレオーニは、ベルガモの領主でヴェネツィアの傭兵隊長。

パオロ教会の側面と広場

身廊

左側廊

右側廊

バッサーノ作
”サン・トマッソの不信仰”
主祭壇の直ぐ左礼拝堂の祭壇に。

聖ドメニコ礼拝堂（多分）

Ｇ．ベッリーニ作
”聖ヴィチェンツォ・フェッレーリの多翼祭壇画”

ステンドグラス
ヴェネツィアングラスの粋を集めたもの。
ヴェネツィアの教会でのステンドグラスは珍しい。

コネリャーノ作
”聖母の戴冠”

左側壁面
ヴェネツィア総督の墓や記念碑が並ぶ。

ロンバルド作
”総督ピエトロ・モチェニーゴの記念碑”
玄関入った直ぐ右側に。

サンタ・マリア・フォルモーザ教会（外観のみ）

ザッカリア乗り場に急ぐ途中、偶然に行き当たった。
ヴェネツィアで最も古い教会の一つと言われる。

サンタ・マリア・フォルモーザ広場
露天市の立つ庶民的な広場。
歴史のある建物に囲まれている。
正面の建物には、”マリピエロ宮”の垂れ幕が掛っている。

ここからの4枚は、3/30(火)午前中の写真

サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会（撮影不可）
フランチェスコ派の修道士によって、1340年に建築が始められ、約1世紀後に完成した。
ゴシック様式の教会。
テツィアーノの”被昇天の聖母”など名画が数多くある。撮影不可は、残念。
日本語のガイド本がなく英語版を購入（10ﾕｰﾛ）。荷物が増えた。

鐘楼
サン・マルコに次ぐ高い鐘楼（70ｍ、1396年築）

スクオーラ・グランデ・デイ・サン・ロッコ（大信者会）（撮影不可）
16世紀に建てられたルネサンス様式の建物。
ティントレットの56枚もの絵が、壁天井を埋め尽くしていて、見応えがあった。
ここも撮影不可で残念。
鏡で見る天井画は、極めて明確に見えて印象的。

ここはトイレがあるので、便利とどなたかのブログにあった。

サン・ロッコ教会

この後、写真がないが、アカデミヤ美術館（撮影不可）に回り、ティントレットの”聖マルコの奇跡”など楽しんで、宿に帰り、荷物を持ってサンタ・マリア駅に急いだ。

このとき美術館には、ジョルジョーネの”嵐”はなかった。

この旅行記へのコメント （4）

• duc teruさん 2014/02/08 15:26:11

  参考になりました

  yambonさん
  
  初めまして、今月２月１８日よりVenezian Carnivalに行く予定で４トラを拝見しているうちに貴記に巡り合えました。
  
  写真やコメントが大変良く整理されていて解りやすく参考になりました。
  
  又拙作におかえしの投票を頂いて恐縮しております、又お邪魔します。
  
  duc teru

  yambonさん からの返信 2014/02/09 20:37:00

  RE: 参考になりました

  duc teruさん
  
  初めまして、Veneziaの旅行記ご覧いただいて、参考になれば幸いです。
  コメント頂いて、改めて旅行記を見ますと、テレビ番組などには現れない素晴らしい場所が各所にあることが改めて認識されます。
  
  どうぞ18日からのVenetia訪問が、カーニバル見物含め実り多い旅行となりますように。
  訪問後の旅行記を楽しみにしております。
  yambon

• つみきさん 2011/02/04 13:15:12

  下調べ（笑）

  ３月末に、ヴェネツィア旅を計画中なので、旅行記拝見いたしました。
  
  日本よりは寒いだろうなぁ、と思いながら
  写真に写っている観光客の服装に
  注目してしまいました（笑）

  yambonさん からの返信 2011/02/05 12:06:13

  RE: 下調べ（笑）

  つみきさん
  確か、皆さん相当しっかり着こんでいたような気がします。
  少々寒がりの私は中綿入りのキルティングで、後半のローマはさすがに重装備過ぎましたが、北の方では随分たすかりました。
  服装の写真でもお役に立てば幸いです。