桜咲く信州へ(3) 上田城千本桜まつり～2010年4月～

2010/04/17 - 2010/04/18

きき酒で幸せな気分になった後、ちょっと足をのばして上田城の桜を見に行きました。
おりしも、「千本桜まつり」開催期間中。
冷え込みの多い天候のお陰でか、満開の桜を愛でることができました。


※上田城へは2007年4月にも訪れました。
初春の上田(1) 梅咲く上田城 ～2007年4月～
http://4travel.jp/traveler/korotama/album/10393118/

エリア 上田(長野)

• 交通手段: 自家用車

佐久ではあと一歩というところだった桜も、上田では満開\(^o^)／

登城する前に、桜ジェラートを食べながら上田市観光会館でひと休み。

2階の無料休憩コーナーの一角に、真田三代甲冑レプリカが展示されていました。

上田城は崖下を千曲川が流れていた南側に本丸を配置する梯郭式平城でした。



現在は、本丸の櫓2棟と、復元された櫓門があります。
本丸跡に真田神社、二の丸跡に上田城跡公園があるほか、市営球場や博物館なども敷地内にあります。

どこにでもいるんですねぇ。

真田氏の家紋「雁金紋」由来の、かり丸くんという名だそうです。

東虎口櫓門前では甲冑を身にまとっての記念撮影のサービスも。
子どもや外国人に人気のようでした。

東虎口櫓門と南櫓。


櫓門は大手門にあたります。復元。
南櫓は別の場所に移されていたものを元の場所に移築復元したもの。

桜越しに南櫓

真田昌幸が上田城築城の際に太郎山から掘り出した大石「真田石」

上田城は1583年（天正11年）真田昌幸（武田信玄の家臣 真田幸隆の三男。真田幸村の父。）が上田盆地に築城した平城。
千曲川分流尼ヶ淵（あまがふち）がすぐ南側を流れていたため、「尼ヶ淵城」とも呼ばれていました。
徳川の攻撃を2度も守り抜いたことで、有名な城です。


復元された櫓門と南北の櫓の内部を見学することができますが、今回は花見がメインなので見学はパスしました。

内部の様子は、以下にサクッと載せています。
初春の上田(1) 梅咲く上田城 〜2007年4月〜
http://4travel.jp/traveler/korotama/album/10393118/

東虎口櫓門をくぐった正面に鎮座する真田神社。



参道は桜のトンネル。

真田神社本殿と、
城の北にある太郎山麓への抜け穴となっていたという「真田井戸」。

内堀と土塁に桜咲く

うーん

ユキヤナギも満開

桜越しに西櫓

招魂社に咲く「陽光桜（ヨウコウザクラ）」

北虎口の「八重桜（ヤエザクラ）」

桜越しに北櫓

桜越しに南櫓

桜、桜、桜、、、

本丸南側から西虎口に建つ西櫓を眺めます。


往時、korotamaの立つ辺りには千曲川が流れていたそうな。

西櫓は、真田氏のあとに城主となった仙石氏によって1626年から2年をかけて建てられた本丸隅櫓で、建築当初のままに残されています。

こちらは東虎口に建つ南櫓。
別の場所に移されていたものを元の場所に移築復元しました。

本丸南の芝生広場でお食事中のあなたはツグミさん？
ちょっと怒ったような表情ね。

二の丸の堀に作られたケヤキ並木の上に、korotama、巣篭もりするカラスを初めて目撃！
逆光でわかりづらいですが、尻尾の先が見えています。

そのすぐ下では桜の蜜を吸うヒヨドリさん

ちょっとお城を離れて町歩き。



由緒ありそうな建物がありました。

こちらは1935年（昭和10）年竣工の「日本基督教団 上田新参町教会」

風情があるなぁ

こちらも時代を感じる建物です。

蕎麦屋を求めてさまよいました。

わ〜ぉっ！
タイムスリップしたかのような映画館に遭遇\(◎o◎)／




もう引退した映画館？と思いきや、
「のだめカンタービレ 最終楽章後編」を上映中でした！

1915年（大正4）竣工の上村館。
森鴎外も泊まったことがあるのだそうな。

蕎麦屋新規開拓はならず、3年前に来たときも入った「太平庵」で少し早めの夕食を食べることにしました。


「特性豚コクせいろ」と「もりそば」をそれぞれ大盛りで。

特性豚コクせいろ･･･
豚骨ラーメンのようなつゆに蕎麦をつけていただきます。
変わっていますね。

大盛り蕎麦をたんと食べているうちに日も暮れて・・・

夜桜タイムとなりました。
こんなに遅くまで上田にとどまる予定ではなかったけれど、せっかくなので、再び城内桜見物。

とっぷり日も暮れて、帰路につくkorotamaでした。