2010/05/04 - 2010/05/05
1124位(同エリア17008件中)
鹿野健太郎さん
- 鹿野健太郎さんTOP
- 旅行記86冊
- クチコミ64件
- Q&A回答54件
- 396,086アクセス
- フォロワー37人
ロンドンに5日滞在した後、ユーロスターに乗ってパリ入りです。メトロの出口から中心街に出た瞬間「そう!こうゆう街を夢に見ていた。」という感動で胸がいっぱいになってしまいました。街そのものが芸術品のようだし、好きな音楽も絵画も「ここで生まれたのか」と感慨にふけり…。そして何を食べても美味しいし、街の人々もおしゃべり好きで陽気で親切。自由で割りと好き勝手が放置されている適当さもバンコクに慣れた自分には心地よい。完全に虜になってしまいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ロンドンから乗ったユーロスターは、先頭車以外にはモーターが無いためかとても静かで、いつの間にか眠ってしまいました。なので海峡を渡るトンネルをいつ渡ったのか覚えていません。気が付くと列車はフランスの大地を力走していました。
-
パリ北駅Gare du Nordに到着、ホームに降り立ちました。気分が高まります。
-
乗ってきたユーロスター(左)の横にはブリュッセル行きの真っ赤なタリスが停まっていました。
-
色はオレンジから赤に変わってしまったけど、小さな子供の頃買ってもらった「世界の特急列車」に載っていて憧れたTGVも現役でした。
-
これはどこに行く列車だろう?
-
旅情をかきたてる列車出発案内板
-
絵になるパリ北駅(Gare du Nord)の構内
一日の利用客数はヨーロッパ最大。それでも世界一の新宿駅の7分の一くらいだそうです。 -
パリのメトロでガルニエ宮(オペラ)まで。携帯でさりげなく隠し撮りしました。写された人、ごめんなさい。
-
メトロの出口から外に出た瞬間、初めて見たパリの街並みに圧倒されました。
-
この近くで母の大学時代のお友達とお茶をする約束です。
-
パリで携帯SIMをゲット。夕方(といってもまだ明るい)から散歩開始。まずは歩いて行けるルーブル。
-
カルーゼル凱旋門からルーブル宮正面を望む
-
カルーゼル凱旋門
-
チュイルリー公園
-
それにしても、何と壮大な空間なのでしょう。写真で見て3階建て…と普通に思っていたけれど、実際は1階分=3階くらいに大きな作りです。
世界に名だたる大都会…超高層化する世界のあらゆる大都市をよそに、そんなものに頼らずに堂々と存在感を誇り続けているこの街の空気に圧倒された瞬間。 -
-
-
チュイルリー公園→コンコルド広場→シャンゼリゼ通り→凱旋門→ラデファンス…とにかく気持ちの良いくらい一直線です。
-
パリのおへそ?コンコルド広場。エジプトから贈られたオベリスクが光る。
ここはかつてフランス革命の処刑場だったそうです。ルイ16世やマリ・アントワネットもここで命を落としたんですね。 -
アレキサンドル3世橋からルーブル方面を臨む。
-
ルーブルの西側のチュイルリー公園からコンコルド広場にかけてもセーヌ川の向こうにエッフェル塔が見えました。これはアレクサンダー3世橋より。街灯までもが絵になってしまうなんて、ずるいです。
-
イチオシ
パリで一番美しいといわれるアレキサンダー3世橋より。
-
優雅なプティ・パレに寄り道。お向かいは巨大なガラスドームのグラン・パレ。
-
グラン・パレとフランスの国旗
-
ナポレオンの眠るアンヴァリッドを臨む。
-
シャンゼリゼ通りに入り、凱旋門を目指します。前に見えてはいるものの、歩くとなかなか近づきません。
-
コンコルド広場からシャンゼリゼ通りと凱旋門
-
ロータリーを地下道で渡ると、凱旋門に到着。土台の部分を大規模に改修していたのが残念。
-
凱旋門外壁はあいにく修復工事中だったので、UPの写真は撮らずじまい…。早速中に入っててっぺんに登りました。
-
歩いてきた方向(ルーブル宮)方面を振り返ります。
-
西側の新都心ラ・デファンス
-
-
もちろんエッフェル塔もはっきり見えます。
-
遠すぎてピンぼけだけど、モンマルトルも見えました。
-
暗くなってからは、午後に一度お茶をした母のお友達と再び散歩。タクシーでノートルダムまで移動。
-
セーヌ川はロンドンのテムズ川よりもずっと絵になる気がします。
-
裏道を歩いてサンジェルマン・デ・プレ方面へ。教会のすぐ横にあるカフェで菩提樹ティーを飲んでみました。そんなに美味しいというほどのものではないけど、熟睡できる効果があると言うことなので是非トライ。タイで見るインドボダイジュとはちょっと違う木の葉じゃないかな?タイでは菩提樹の葉のティーは聞いたことがないし。
後で地図でどこを歩いたのかを確認したら、どうもロールキャベツが美味しいという評判で気になっていたレストラン前を素通りしていたようだだった。とても雰囲気の良い道だったので、また次回行ってみよう。 -
2日目は天気も良く、宿から歩けるモンマルトルを散策。
-
サクレ・クール聖堂
-
聖堂の前からは、パリの南東部を見渡せます。西側のエッフェル塔はここからは見えません。
-
サクレ・クール聖堂のお隣の教会
-
モンマルトルの街並みを独特の色彩で描いたモーリス・ユトリロの名が付けられた通り。
-
モーリス・ユトリロ通り
-
音楽家エリック・サティの暮らした家です。
↓歌曲「Je te veux - Valse chantée 」でちょっとだけ彼の音楽の世界へ。
http://www.youtube.com/watch?v=bQPGeJch3TE -
サティの表札あり。
-
モンマルトル博物館の中庭
-
Rue Cortot
モンマルトル博物館近くの街並み -
写真左にも見えるように、あちこちで藤の花が満開でした。
-
Rue Cortotを振り返る…
-
イチオシ
この景色を見た時、ある絵を思い出しました。
-
ユトリロが同じ場所に立って描いていたと思うと感慨深いです。
-
-
-
次回は早朝か夜の人の少ない時にじっくりと散策した方が良さそう。
-
Rue Chappeの階段
-
なかなか上手な歌手がいて、たくさんの人で盛り上がっていました。録画してどんどんYoutubeに載せてくれと言っていました。
で、検索してみたらたくさんありましたよ。
http://www.youtube.com/watch?v=7GAPxWixhms&feature=related -
-
おもちゃのような街並み
Rue Paul Albert -
-
Passage Cottinを下る
-
-
イチオシ
そしてPassage Cottin(コタン小路)を振り返ると、ここにも見覚えのある景色。
-
ユトリロの代表作の一つ、「コタン小路」です。
-
-
カフェ休憩の後スーパーで買い物をして、一度宿に戻ります。夜はガルニエ宮(オペラ座)でバレエ鑑賞なので、きちんとした服に着替えます。
-
宿周辺、北駅のメトロ入り口はArt Nouveau
-
まだ胸がいっぱいで外気に触れて現実に戻るのがもったいない気分。
鑑賞後のガルニエ宮前にて -
ガルニエ宮の劇場内部。天井画はシャガールの大作。
-
パリで活躍したラベルとショパンの音楽によるバレエの公演。ショパンを弾いたピアニストは日本人だった。こんな舞台で活躍できるとは、すごい人がいるもんだ…。
パリでフランス人による演奏のラベルには特別な魅力があった。特にピアノ協奏曲の第2楽章の旋律に背筋がゾクゾクして涙が出てきた…。その曲はこれ。(この日の演奏ではありません)
http://www.youtube.com/watch?v=OsoSvHdcCv0 -
イチオシ
バレエの後はセーヌ川沿いをエッフェル塔まで散歩。後で地図を見たらかなりの距離があったことに気づいたけど、何だか夢見心地でいつの間にか歩けてしまいました。
ドゥビー歩道橋辺りにて。 -
毎時00分からは5分くらい?キラキラ光ります。
一部工事中だったので、不自然なアングルです。
その時の動画はこちら ↓
http://www.youtube.com/watch?v=UKRSKrB827Y -
残念ながら、エッフェル塔も一部改装工事中だったので、撮れるアングルが限られていました。でも、また来るつもりなので、いいや…とあきらめが付きました。
-
12時半を過ぎてしまったけど、終電間に合いました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- Maiさん 2010/07/07 12:41:40
- 全てに感動、感銘、
- 鹿野健太郎さん、はじめまして☆
Maiと申します。
パリの旅行記にお邪魔しています〜。
表紙の写真に感動しています。
パリは、本当にどこを見ても、何を見ても、
全てに感動する街ですよね。
背筋がピンと伸びるような・・・。
実は、同じ時期にパリにいました。
何だか嬉しくなって書き込みさせて頂きました。
また、パリに行きたいですね。
Mai
- 鹿野健太郎さん からの返信 2010/07/07 19:26:28
- RE: 全てに感動、感銘、
- はじめまして。コメントをいただき嬉しかったです。ありがとうございます。
同じ時期にパリにいらっしゃったのですね。僕は友人の都合もつかず、一人で行ってしまったので、素晴らしい風景をバックに自分の写真が撮れない寂しい思いをしていました。今度期待大の場所へ行く時にはカメラ好きな人同士で行くべきかなと思っています。
パリはこれからも何十回と行きたい場所ですね。今度は黄色い葉の秋か、クリスマス前か…帰ってきたばかりですが、もう次回の計画を立てています。
-
- les_chaumesさん 2010/06/09 06:47:31
- なつかしいこの雰囲気。
- パリの街の空気感が伝わってくる写真ですね。
私も、初めて訪れた時のわくわく感を思い出しました。
何度でも行ってみたくなり、長期滞在も楽しい街ですね。
(じっくり滞在すると、色々、差別されている感じとか
が見えてきますが…。私どもは、老舗ビストロで料理に
砂を入れられたことがあります。)
自分もこんな気持ちでパリを楽しんだなあと懐かしく
なりました。またのぞいてみます。
- 鹿野健太郎さん からの返信 2010/07/07 19:51:01
- RE: なつかしいこの雰囲気。
- こんにちは。お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
> パリの街の空気感が伝わってくる写真ですね。私も、初めて訪れた時のわくわく感を思い出しました。
…今でも自分のパリの旅行中の写真を見ると時間を忘れてしまいます。
> じっくり滞在すると、色々、差別されている感じとかが見えてきますが…。私どもは、老舗ビストロで料理に砂を入れられたことがあります。
…そんなことがあるのですか?よく他の方の旅行記にもそんな内容のことが書かれていたので、ちょっと心配だったのですが、すでにバラ色の眼鏡をかけていたので、今回はそんなことを感じなかったのかもしれませんね。それとも、僕は高級店の類と無縁で自分の好きな街角とか芸術を辿った旅をしてたので、スノッブな人と接することが無かったのかも知れません。差別は悲しいことですが、差別されることで屈していては相手の思う壺。日本人は江戸時代には鎖国をしていたにも関わらず、ヨーロッパに負けない独自の高度に発展した社会を作り上げていたわけですし、そこから生まれた文化の影響でフランスの芸術も興隆したわけですから、西洋の対極としてもっと堂々と振舞ってよいはずですよね。着物を召した日本女性をパリで一度見かけましたが、あれくらいならパリっ子も黙るでしょうね。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
パリ(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
73