アイスランドの火山噴火の影響による延長８日間を含む１７日間の北欧の旅（１）ストックホルムそしてオスロへ。

2010/04/09 - 2010/04/25

関空発フィンランド航空による９日間の旅でスタート、スウェーデン〜ノルウェー〜デンマークと予定をこなし、４月１６日、この日はヘルシンキを散策し、夕刻同空港から関空へ向かおうとした前日の１５日、アイスランドの火山噴火、その影響でコペンハーゲン空港は閉鎖を決定。以降２４日の解除まで８日間をデンマークで過ごすことに。
　その１６日は、デンマーク王女７０歳の誕生日です。
前に戻り、初日関空発ヘルシンキ乗り継ぎでストックホルムに入ります。２日目、ノーベル賞授賞式後の晩餐会場として有名な市庁舎、旧市街ガムラ・スタンなどを廻ります。
３日目、スウェーデン南部の多くの湖のほとりをバスで５００ｋｍ、西に一路オスロヘ。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

スカンディナヴィア半島に入る直前、ロシアのアルハンゲリスクの上空です。

まもなくヘルシンキ空港に着陸、予定時間どおりのフライトです。

ストックホルムのホテル、ＳＣＡＤＩＣ　ＪＡＲＶＡ　ＫＲＯＧ。

２日目、ホテルの朝食バイキング、豊富なメニューのうち初めのトレーです。

ストックホルム市庁舎。
メーラレン湖に沿って建ち、１２年かけ１９２３年竣工、ナショナルロマンチック様式の建物にイタリアルネッサンス様式の外庭を持つ。１２月１０日ノーベル賞授賞式後の公式晩餐会場として知られています。

公式晩餐会場のブルーホール。
当初設計のイメージのブルーを名のみ残した。
１００万個の赤レンガの壁面、表面を手作業で光と音を柔らかく反射、反響するよう施されています。

市庁舎二階の黄金の間。
１８００万個の金箔モザイクで飾られている。
壁画は、メーラン湖の女王。ノーベル賞のパーティーが行われます。

黄金の間の金箔モザイクの壁画。

市庁舎の二階、市会議事堂。

祖先民族ヴァイキングの家の屋根をイメージした天井。

晩餐会で使われる食器。

市庁舎の外庭からメーラレン湖、リッダーホルム教会と旧市街、ガムラ・スタン。

外庭に立つ彫刻。イタリアルネッサンス様式がうかがえます。

ガムラ・スタン方向には、王宮が直ぐそこに見えます。

フィアルガータン展望台からのストックホルム市内。
今１１時、気温３℃、風が冷たいです。
現地ガイドさんによると、ストックホルムの緯度は北緯５８度、カラフトの北と同じですが、メキシコ暖流のため暖かい方。
しかし、例年雪が３０ｃｍくらいのところ、この冬は１５０年ぶりの大雪、１ｍだったそうです。

グスタフ三世像。
１８世紀後半のスウェーデンの中興、ロココ時代の国王。ヴェルディの｢仮面舞踏会｣はこの国王の暗殺が題材になっている。

大聖堂。
旧市街、ガムラ・スタンに入ります。
１３世紀に造られたストックホルム市内最古の教会、幾度かの増築がされ、１５世紀後半イタリア・バロック様式に改造、現在に至っています。

大聖堂前の大広場から。
グスタフ三世像、ノール運河、国立美術館。

王宮。
現国王のカール・グスタフ１６世の執務する王宮。
国王は郊外のドロットニングホルム宮殿に暮らし、執務のためにここに通う。内部は、総部屋数６００以上、諸博物館が併設されています。

衛兵。

衛兵。

ガムラ・スタンを歩くと、ドイツ教会の尖塔が見えてます。

街のショップには、ヴィクトリア王太子と将来王子となる婚約者の男性の写真が売られています。
挙式は６月１９日。

可愛いウインドー。

スウェーデンでは、馬は尊い動物として愛されています。

このショップには、その伝統工芸品の木馬、｢ダーナラ馬｣が勢ぞろいです。

可愛いショップが建ち並んでいます。ここで絵はがきを。

ショッピング街には、広場に面して美しい色をした建物が建ち並び、オープンカフェの準備も進み、これから昼時の客を待っています。

ノーベル博物館。
旧証券取引所のスウェーデン・アカデミーの１階に。
ここスウェーデン・アカデミーでは、文学賞の選考と受賞者の発表が行われます。

ノーベル博物館ショップコーナー。

ノーベルチョコレート。
１枚 ８スウェーデンクローナ、約１２０円、１０枚で６５クローナ。
４月４日のイースターを祝ってディスカウントされています。通常は、１枚１５クローナ。
日本の受賞された博士の方々も、たくさん買われて帰られたそうです。

ランチは、このレストラン｢Ｍｉｎｅｒｕａ｣で、
ショットブッラール（ミートボールにコケモモジャムをかけて）とマッシュポテト。なかなか美味しかったです。これから郊外へ。

世界遺産・ドロットニングホルム宮殿。
ヴェルサイユ宮殿を模範とし、長い建築途中、バロック、ロココからニュークラシック調に。
国王ご一家がお住まい、カール・グスタフ１６世は車がお好き、ボルボで王宮へ通勤されているそうです。

メーラレン湖側の宮殿。

衛兵。

宮殿前から、メーラレン湖を。

庭園側からの宮殿。

バロック様式の庭園。

バロック庭園の横には長い並木道が。
もうしばらくすると、深い緑が木々を覆います。

湖の一羽の白鳥が寄ってきました。

３日目、ストックホルムから西へＥ１８号線をオスロへ向かって走ります。メーラレン湖の北は氷が張っています。
スウェーデンには、大小１０万の湖があるそうです。

一路西へ走ります。９時頃には青空になってきました。

バハブランド地方というところのレストラン｢ＴＵＢＯＲＧ｣でランチです。ここも良い雰囲気です。

ラザニア。
野菜サラダの次のラザニア、トマトペーストです。これも美味しかったです。デザートはボリュームのあるバニラアイス。

ランチを採ったバハブランド地方という或る街です。

ヴェーネルン湖。
面積５６００ｋ?、スウェーデンで最大、欧州で３番目に大きい湖。琵琶湖の８倍。
この北側、カールスランドで休憩をとります。
引き続きＥ１８号線で西へ。

１５時半頃、ノルウエーに入国。
ノルウエーの伝承に登場する森の妖精のトロール人形です。

オスロの落日。
現在２１時４分です。
明日は、いよいよハダンゲルフィヨルドです。

この旅行記へのコメント （2）

• Mnoriさん 2010/05/11 17:52:04

  八日間の足止め！！　お疲れ様でした。

  Huumaさん
  
  こんにちは。　改めてお帰りなさい。
  
  空港の閉鎖だなんて、めったにない事ですが、大変でしたね。
  足止め期間も有意義に過ごされた事と思いますが、
  八日間得をしたような、損をしたような・・・・
  旅行記楽しみにしてます。
  
  湖は、まだ凍てるんですね。
  寒そう！！
  
  では、又
  
  Mnori
  
  

  Hｕｕｍａさん からの返信 2010/05/15 11:38:25

  RE: 見て頂きありがとうございます。

  Mnoriさんへ
  
  ありがとうございます。
  延長期間中は、いつもレストランという訳にはいきませんので、
  スーパーへ夕食材料を仕込みによく行きました。向こうは、
  ご存じのように物価が非常に高いためです。そして、健康が
  非常に気になりました。生野菜、果物を良く買ってホテル室内で
  食べたものです。
  日中は、前向き思考で精力的に歩きました。天気も続き、寒さは
  そんなに感じませんでした。
  そして、安全で、親しみのある人々のコペンハーゲンでした。
  幸いに元気に帰れましたので、まあ、これも思い出です。
  
  因島、しまなみ海道を美しい写真と紀行記で拝見しました。
  かって、橋建築中を下から観察しながらフェリーで渡ったこと、
  完成してから今治まで行ったことが懐かしく思い出され、また
  行ってみたくなりました。
  
  スイス、来月ですね、楽しいご計画のところと思いますが、
  また、素晴らしい旅行記を待っています。　　　　　　　Huuma