2010/05/03 - 2010/05/05
263位(同エリア400件中)
展望車さん
GWの期間中は野鳥の渡りの最盛期
今回は初めて野鳥専門の旅行社の企画に参加して酒田の沖合の飛島まで行ってこの渡り鳥を観察撮影してきました
3日間のツアーです
新潟まで新幹線、そこから羽越線で酒田へ、酒田港からはフェリーで90分の行程です
余り期待しないで出かけましたが信じられないくらいの種類の野鳥との出会いがありました
撮影できた野鳥は45種、そのうち初めての野鳥は11種
一番嬉しかったのは表紙にも載せたサンショウクイでした
お天気にも恵まれました
ツアーとはいうものの現地では結構行動の自由もあって申し分のない三日間を過ごしました
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 タクシー 新幹線 JR特急
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-
酒田からフェリーに乗りました
洋上からは出羽富士と称される鳥海山が見えました -
フェリーの内部です
200名ぐらいの定員らしいです
連休中でもガラガラでした
通常は一日一往復
連休やシーズンは2往復の便になります -
酒田港を出るとまもなくオオミズナギドリとの出会いがありました
大体は太平洋側に多い海鳥のようですがこちら日本海側でも見られるようです -
これはお腹のほうからのオオミズナギドリです
海鳥はあまり撮影するチャンスがないのでこの出会いは嬉しかったです -
90分の航海のあと飛島の港に到着
港の南の崖はウミネコの営巣する崖になっています -
到着後、宿に荷物を下ろして早速野鳥の撮影に出かけました
ポイント近くまで送迎の8人乗りのバンで総勢30名余をピストン輸送してくれます
そうして島の北側の草っ原で先ず撮影開始
これはマミジロタヒバリです
もちろんここで初めて見た野鳥です -
これも初めて見る野鳥、コホウアカです
渡りの時だけ日本海の島に立ち寄り夏はシベリアで過ごす鳥です -
これは関東・信州でも見られる夏鳥ノビタキです
-
ホウジロです
これは渡り鳥と言えないのかもしれません -
これがホオアカです
夏は東北・北海道へ向かいます
最近、多摩川でも見ています -
ヒメコウテンシです
姫告天子と書くらしいです
夏はモンゴルの高原で過ごす野鳥ようです -
ビンズイ
この鳥は日本の夏鳥です -
カラスバト
初めて見た野鳥でした
もっぱら南の島にいる野鳥だそうです
こんな北の飛島になぜいたのかわかりません -
日本の冬鳥で人気もあるベニマシコです
やはりこれから北を目指すのでしょうね -
これも人気のある日本の冬鳥
ミヤマホウジロ -
ニュウナイスズメです
島内の畑でエサを捕っているのでしょう
大体の野鳥は渡りの途中なので地面でエサを食べていることが多いです -
久しぶりにルリビタキのメスにあいました
日本の冬鳥も夏にはシベリアか樺太を目指すのでしょうね -
アカハラ
この冬鳥も夏は北海道以北を目指して旅立ちます -
オオルリです
冬の間フィリピンやマレー半島にいます
夏になると日本にやってきます
この飛島はオオルリが何羽も見られます
関東では遠くて高い木枝の先端などで見られますがここでは目線で見られます
しかも地面に降りてエサも捕ります -
オオルリ以上にこの島で目立ったのはキビタキです
情報ではこちら東京周辺でも今年は例年以上に多いようですね -
キビタキやオオルは日本の夏鳥ですがこのウソは冬鳥です
こうして夏鳥と冬鳥が同時に見られるのもこの時期の日本海の島々の不思議ですね -
キビタキのオスがいれば当然メスもいます
真後ろからの撮影は初めてです
少し背中が緑がかって見えます -
この島の上から海を見下ろします
澄み切った綺麗な磯
ウミネコのツガイでしょうか
仲良くしている穏やかな風景です -
去年の秋麦捲きのシーズンには戸隠まで一泊して行ったのに見られなかったムギマキです
ツアーで行っているので情報も入りなんとか出会うことが出来ました -
サンショウクイ
これは私にとっては期待以上の野鳥です
もちろん初めての出会いです
夏鳥ですが野鳥歴3年目でようやく見ることができました -
ここ山形では丁度山桜が満開
サンショウクイは花芽を食べていました
山椒を食べるわけではないようです -
2年前に多摩川下流域で見て以来のムジセッカ
やはり島内の畑の周辺で見られました -
マミジロキビタキ
当然これも初めての野鳥です
キビタキは眉が黄色ですがこれは白
背中の白い斑点もこちらのほうが大きいです
夏は満州モンゴルで過ごす鳥で日本ではこういう日本海側の島でしか見られない鳥だそうです -
この島で一番目立っていたのはアトリの群れです
特にこのオスの夏羽の鮮やかさには感動しました
この鳥も夏はカムチャッカやシベリヤで過ごします -
いよいよ島ともお別れです
帰りのフェリーのデッキでまた探鳥です
オオハムが3羽遠くを泳いでいました
見てお分かりのように帰りは行き以上に海は穏やかでした -
行くときに見られなかったウトウを見ることができました
初めてです
天売島が有名です -
酒田の港に近くなってまたオオミズナギドリ
今回は大きな群れです
イワシかなにか魚の群れに群がっているようです
今回短いたった3日間ですが本当に沢山の野鳥と出会うことができました
こんな贅沢な時間を過ごすことができて本当に良かったです
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この旅行記へのコメント (2)
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- korotamaさん 2010/05/11 18:30:32
- 野鳥天国!
- 展望車さん、こんにちは。korotamaです。
わずか3日間で、たくさんの、たくさんの野鳥さんに出会われたのですね。
旅行記を拝見し、korotamaまでも興奮してしまいました。
たくさんの種類の渡り鳥が休憩できる自然が残っていることも、とても嬉しく思います(^。^)
- 展望車さん からの返信 2010/05/15 07:25:40
- RE: 野鳥天国!
- korotamaさん、おはようございます
コメントありがとうございました
私も今回初めて日本海の渡りの島と言われるところへ行きましたが、本当に聞きしに勝る驚きがありました
ただ、今年のしかもあの三日間は特に良くて例年はけっこう当たり外れがあるみたいです
それに海が荒れるとフェリーも欠航というリスクもありますからね
でも一度味をしめるともう一度行きたくなることは確かですね
korotamaさんも来年は是非、計画なさってみてはいかがでしょうか
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