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2週前に筱見四十八滝キャンプ場から小金ヶ嶽まで縦走しましたが、多紀連山の主峰である御嶽に登っていないのはどうもスッキリしません。出掛ける予定はしていなかったのですが、天気の良い登山日和で急遽多紀アルプスへと向かいました。御嶽に登るだけなら大タワから登れば1時間半もあれば登って下りてくることができるので、さすがに物足りません。そこで、火打岩(ひうちわん)から御嶽に登り、大タワから小金ヶ嶽に登って戻ってくるという周回コースを取ることにしました。御嶽から西ヶ嶽を往復し、多紀連山の3山を一気に制覇しようという欲張りな計画です。<br /><br />御嶽は、あの木曾の‘おんたけ’とは読まず‘みたけ’と読みます。三嶽と表記されることもあります。鎌倉から室町時代にかけて丹波修験道場の中心地として栄えましたが、大峰山を中心とする大和修験道との争いに敗れ焼き払われました。<br /><br />御嶽データ:標高793.4m(一等三角点、点名:御嶽)、ふるさと兵庫50山(29座目)、近畿100名山、関西100名山<br />西ヶ嶽データ:標高727m<br />小金ヶ嶽データ:標高725m、ふるさと兵庫100山(34座目)  <br /><br />登山コース:火打岩バス停〜御嶽正面コース〜御嶽(3.1km、82分)、御嶽〜西ヶ嶽〜御嶽(往復2.4km、36+45分)、御嶽〜大タワ(1.2km、26分)、大タワ〜小金ヶ嶽(1.3km、42分)、小金ヶ嶽〜小金ヶ嶽正面コース〜小金口〜火打岩バス停(3.8km、60分)、累積標高差約960m、トータル11.8km、291分(休憩時間含まず)<br />登山体力度:★★★☆☆、コース難易度:★★★☆☆(★が多いほど困難)

再び多紀アルプスへ

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2010/04/29 - 2010/04/29

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

2週前に筱見四十八滝キャンプ場から小金ヶ嶽まで縦走しましたが、多紀連山の主峰である御嶽に登っていないのはどうもスッキリしません。出掛ける予定はしていなかったのですが、天気の良い登山日和で急遽多紀アルプスへと向かいました。御嶽に登るだけなら大タワから登れば1時間半もあれば登って下りてくることができるので、さすがに物足りません。そこで、火打岩(ひうちわん)から御嶽に登り、大タワから小金ヶ嶽に登って戻ってくるという周回コースを取ることにしました。御嶽から西ヶ嶽を往復し、多紀連山の3山を一気に制覇しようという欲張りな計画です。

御嶽は、あの木曾の‘おんたけ’とは読まず‘みたけ’と読みます。三嶽と表記されることもあります。鎌倉から室町時代にかけて丹波修験道場の中心地として栄えましたが、大峰山を中心とする大和修験道との争いに敗れ焼き払われました。

御嶽データ:標高793.4m(一等三角点、点名:御嶽)、ふるさと兵庫50山(29座目)、近畿100名山、関西100名山
西ヶ嶽データ:標高727m
小金ヶ嶽データ:標高725m、ふるさと兵庫100山(34座目)  

登山コース:火打岩バス停〜御嶽正面コース〜御嶽(3.1km、82分)、御嶽〜西ヶ嶽〜御嶽(往復2.4km、36+45分)、御嶽〜大タワ(1.2km、26分)、大タワ〜小金ヶ嶽(1.3km、42分)、小金ヶ嶽〜小金ヶ嶽正面コース〜小金口〜火打岩バス停(3.8km、60分)、累積標高差約960m、トータル11.8km、291分(休憩時間含まず)
登山体力度:★★★☆☆、コース難易度:★★★☆☆(★が多いほど困難)

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • 今回の登山のスタートは火打岩(ひうちわん)バス停。ここに3〜4台分の駐車スペースがありますが満車でした。100mほど手前に路肩の広くなっているところがあり、そこに駐車しました。ここは3台分のスペースがありますが、すでに2台停まっていていました。

    今回の登山のスタートは火打岩(ひうちわん)バス停。ここに3〜4台分の駐車スペースがありますが満車でした。100mほど手前に路肩の広くなっているところがあり、そこに駐車しました。ここは3台分のスペースがありますが、すでに2台停まっていていました。

  • 車道を北へ200mほど歩くと登山口があります。ルートは民家の間にあります。

    車道を北へ200mほど歩くと登山口があります。ルートは民家の間にあります。

  • 民家の間を抜けると畦道になります。これから登る御嶽が真正面に見えます。

    民家の間を抜けると畦道になります。これから登る御嶽が真正面に見えます。

  • 山道に入るといきなりの苦手な階段です。

    山道に入るといきなりの苦手な階段です。

  • しかし階段はすぐに終わり、緩やかな登りの歩き易い道となりました。時折、コバノミツバツツジのトンネルができています。

    しかし階段はすぐに終わり、緩やかな登りの歩き易い道となりました。時折、コバノミツバツツジのトンネルができています。

  • 鳥居堂跡。山岳仏教の盛んな頃、鳥居堂と称する建物があった場所だそうである。

    鳥居堂跡。山岳仏教の盛んな頃、鳥居堂と称する建物があった場所だそうである。

  • 水のみ場。涸れてしまっているのか、水はない。

    水のみ場。涸れてしまっているのか、水はない。

  • 大岳寺跡。やはり山岳仏教が盛んな頃に栄えた大岳寺があった場所。

    大岳寺跡。やはり山岳仏教が盛んな頃に栄えた大岳寺があった場所。

  • 大岳寺跡。

    大岳寺跡。

  • 大岳寺跡を過ぎると急登となり、岩場となる。

    大岳寺跡を過ぎると急登となり、岩場となる。

  • 展望の良い岩場です。南の展望。

    展望の良い岩場です。南の展望。

  • 岩稜の尾根から右手に小金ヶ嶽が見えるようになりました。

    岩稜の尾根から右手に小金ヶ嶽が見えるようになりました。

  • この急な岩場を過ぎると植林帯に入ります。

    この急な岩場を過ぎると植林帯に入ります。

  • 植林帯を抜けると尾根に出ます。多紀アルプス縦走路です。左へ行けば御嶽頂上です。

    植林帯を抜けると尾根に出ます。多紀アルプス縦走路です。左へ行けば御嶽頂上です。

  • 右手には石室があります。後で大タワへ下りるときに立ち寄ることにします。

    右手には石室があります。後で大タワへ下りるときに立ち寄ることにします。

  • 御嶽頂上に到着。おばさんの団体が休憩中で、挨拶しましたがおしゃべりに夢中で、無視されたので休むことなく西ヶ嶽へ向かいました。

    御嶽頂上に到着。おばさんの団体が休憩中で、挨拶しましたがおしゃべりに夢中で、無視されたので休むことなく西ヶ嶽へ向かいました。

  • 御嶽から西ヶ嶽への縦走路ではヒカゲツツジを見ることができます。2週間ぶりのご対面です。

    御嶽から西ヶ嶽への縦走路ではヒカゲツツジを見ることができます。2週間ぶりのご対面です。

  • 足元にはシハイスミレが所々で咲いています。

    足元にはシハイスミレが所々で咲いています。

  • この白い花がいたるところで咲いています。

    この白い花がいたるところで咲いています。

  • 自信はないですがムシカリでしょうか?

    自信はないですがムシカリでしょうか?

  • 御嶽から西ヶ嶽までには大きなピークが3つあります。これは最初のピーク。

    御嶽から西ヶ嶽までには大きなピークが3つあります。これは最初のピーク。

  • 振り返ると御嶽。

    振り返ると御嶽。

  • 一つ目のピークから西ヶ嶽が見えます。まだピークが2つ…

    一つ目のピークから西ヶ嶽が見えます。まだピークが2つ…

  • 最初のピークを下ると北の展望の良い場所があります。岩場でヒカゲツツジが咲いています。さすがに花の終わりが近そうです。

    最初のピークを下ると北の展望の良い場所があります。岩場でヒカゲツツジが咲いています。さすがに花の終わりが近そうです。

  • すぐに栗柄方面と西ヶ嶽への分岐があります。栗柄へのルートが多紀アルプス縦走路です。

    すぐに栗柄方面と西ヶ嶽への分岐があります。栗柄へのルートが多紀アルプス縦走路です。

  • 最後のピークへの登り。かなりの急登です。ピークを越えて少し下ってもうひと登りで西ヶ嶽頂上です。

    最後のピークへの登り。かなりの急登です。ピークを越えて少し下ってもうひと登りで西ヶ嶽頂上です。

  • 西ヶ嶽頂上。誰もいない静かな山頂です。ここで昼食休憩。

    西ヶ嶽頂上。誰もいない静かな山頂です。ここで昼食休憩。

  • 西ヶ嶽頂上からは北の展望が開けています。ここでもヒカゲツツジが咲いています。

    西ヶ嶽頂上からは北の展望が開けています。ここでもヒカゲツツジが咲いています。

  • 同じルートを引き返し御嶽に戻りました。誰もいません。展望は良くありません。しばらくすると筱見四十八滝から縦走してきたという団体がやってきました。しばらく談笑した後、大タワに向けて出発。

    同じルートを引き返し御嶽に戻りました。誰もいません。展望は良くありません。しばらくすると筱見四十八滝から縦走してきたという団体がやってきました。しばらく談笑した後、大タワに向けて出発。

  • 石室は役行者像が奉ってある祠でした。

    石室は役行者像が奉ってある祠でした。

  • 祠の先には展望の良い露出岩があります。

    祠の先には展望の良い露出岩があります。

  • このあと登る小金ヶ嶽の姿も見えます。一旦大タワに下りてまた小金ヶ嶽に登るのは正直言ってしんどいですが、小金ヶ嶽の荒々しい岩を見るとファイトが沸きます。

    このあと登る小金ヶ嶽の姿も見えます。一旦大タワに下りてまた小金ヶ嶽に登るのは正直言ってしんどいですが、小金ヶ嶽の荒々しい岩を見るとファイトが沸きます。

  • 御嶽からの下りは最初のうちは緩やかな歩き易い下りでしたが、その後次から次へとこのような鎖場を下りることになります。

    御嶽からの下りは最初のうちは緩やかな歩き易い下りでしたが、その後次から次へとこのような鎖場を下りることになります。

  • そして最後は急な階段です。

    そして最後は急な階段です。

  • そして立派な駐車場のある大タワに下りてきました。大タワからは御嶽も小金ヶ嶽も1時間以内に登頂できます。

    そして立派な駐車場のある大タワに下りてきました。大タワからは御嶽も小金ヶ嶽も1時間以内に登頂できます。

  • このあたりをおおたわ広場というようです。

    このあたりをおおたわ広場というようです。

  • 小金ヶ嶽への登りに入ると最初のうちは植林帯です。

    小金ヶ嶽への登りに入ると最初のうちは植林帯です。

  • そして急な階段となります。

    そして急な階段となります。

  • 階段の後は岩場になります。

    階段の後は岩場になります。

  • まだヤブツバキが咲いていました。

    まだヤブツバキが咲いていました。

  • さあ、いよいよ本日のハイライトに差し掛かります。

    さあ、いよいよ本日のハイライトに差し掛かります。

  • 鎖場が続きますが、三点支持を守れば鎖に頼らずとも登ることができます。むしろ鎖に頼らないほうが登り易い。

    鎖場が続きますが、三点支持を守れば鎖に頼らずとも登ることができます。むしろ鎖に頼らないほうが登り易い。

  • このあたりはヒカゲツツジが多い。

    このあたりはヒカゲツツジが多い。

  • 小金ヶ嶽の通称‘北壁’を見ながら岩稜を歩きます。

    小金ヶ嶽の通称‘北壁’を見ながら岩稜を歩きます。

  • 歩いてきた岩稜を振り返る。もうすぐ山頂です。

    歩いてきた岩稜を振り返る。もうすぐ山頂です。

  • 小金ヶ嶽頂上。誰もいない静かな山頂です。しばらく休憩の後、小金口へ下山します。

    小金ヶ嶽頂上。誰もいない静かな山頂です。しばらく休憩の後、小金口へ下山します。

  • 下山を始めて最初のうちは急な岩場が続き慎重に下りる。

    下山を始めて最初のうちは急な岩場が続き慎重に下りる。

  • やがてなだらかな尾根道になり、快調に歩くことができます。

    やがてなだらかな尾根道になり、快調に歩くことができます。

  • 福泉寺跡。御嶽の大岳寺と呼応する位置にあり、大峰山の竜泉寺に対抗して命名されたそうです。

    福泉寺跡。御嶽の大岳寺と呼応する位置にあり、大峰山の竜泉寺に対抗して命名されたそうです。

  • 福泉寺跡を過ぎてしばらくすると沢に出ます。この後登山口まで沢沿いの荒れた道を歩くことになります。不明瞭なところもありますが、とにかく沢に沿って下りていくだけです。ただ、沢を何度も左右に渡渉しました。

    福泉寺跡を過ぎてしばらくすると沢に出ます。この後登山口まで沢沿いの荒れた道を歩くことになります。不明瞭なところもありますが、とにかく沢に沿って下りていくだけです。ただ、沢を何度も左右に渡渉しました。

  • 無事登山口に。駐車場所まではまだ10分ほど歩かなければなりません。

    無事登山口に。駐車場所まではまだ10分ほど歩かなければなりません。

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