2009/10/06 - 2009/10/06
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frau.himmelさん
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私達はレジデンツの前から9番のバスに乗り、マリエンベルク要塞にやって来ました。
旧市街のマイン川対岸にあるマリエンベルク要塞は、城壁や門が張りめぐらされた大変堅牢な造りとなっています。ここは1253年から1719年まで、司教領主であった歴代の大司教の居住地でした。
当時の大司教は政治的、宗教的にも大きな権力を持っていました。しかし良政とはいかず、1525年には農民の反乱で要塞が攻撃され、当時市長だったリーメンシュナイダーは農民を支持してマリエンベルク要塞に監禁され、拷問を受けたそうです。
その後、国内で魔女狩りが大きな広がりを見せた時も、このヴュルツブルク市だけでも200名の魔女が火刑に処されたりなどと、いろんな暗い歴史も経てきた要塞でした。
そういう歴史に思いを馳せながら城を見学したいと思います。
なお、参考資料として
http://hvanilla.web.infoseek.co.jp/
を使わせていただきました。ありがとうございます。
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ホテルのフロントで教わったようにレジデンツ前から9番のバスに乗りました。
バスはあの丘の上に建つマリエンベルク要塞に向ってヴュルツブルク市内を走ります。 -
マリエンベルク要塞はバスの窓からいろんな姿を見せてくれます。
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なだらかな山道を登っていきます。
たった14,5分のバスの旅なのに、街中とは違った風景にも出会えます。 -
壁に這わせた燃えるような蔦の紅葉の見事なこと!
息を呑むようでした。 -
バスはこのHöchberger門をくぐります。
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このバス停で降りました。
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要塞の案内図です。
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バスを降りたら、まずこのシェーンボルン門から入ります。
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マインフランケン博物館。
この中にはリーメンシュナイダーの作品が多数あるそうです。ここを見るのも私の楽しみでした。
でも…、同行者達がいません。 -
グズグズしている私を置いて先にさっさと行ってしまったようです。
えー、ここ見ないの…(泣)。
仕方がないので皆を追いかけます。
この門をくぐって城のほうに入ります。 -
門の拡大。
マインフランケン博物館は後で来れるかしら…。
ここだってバイエルン城めぐりチケットで入れたのに(ブツブツ…)。 -
観光客も多いです。
左の塔はキリアンの塔 -
そして正面はシェレンベルク門。
1482年に造られたそうです。
左側には土産物屋やカフェもあります。 -
この門を入ってやっと本城内なのです。
門の彫刻。聖キリアンとトトナン、コロナトでしょう(上記サイトより)。 -
お城の中に入ってきました。
左に706年創立のマリエン教会、右に1200年頃建てられた高さ42メートルのベルクフリート(Bergfried)があります。 -
マリエン教会の入口。
入口の彫刻も素晴らしいです。
教会の中に入ってみましたが写真は撮っておりません。 -
きっとこの景色を早く見たくて教会の内部はさっと見ただけになってしまったのでしょう。
目の前にはレンガ色の屋根が連なったヴュルツブルクの市街と、遠方の丘の上に広がる一面のブドウ畑…。 -
そして、マイン川。
足元にもブドウ畑が広がっています。 -
左手にはアルテマイン橋、渡りきったすぐ左の赤い尖塔1本の建物はマリエンカペレ。
そしてまっすぐ行くとキリアン大聖堂、2つの黒い尖塔かそうです。 -
眼下の教会は聖ブルカート教会、川向こうの茶色の塔を持つ立派な建物はAlte Universitaet(旧大学)。
その後ろに広がる森はたぶんホーフガルテン、その左にレジデンツの大きな建物が見えますから…。 -
ベランダの下の聖ブルカート教会。
この近くにユースホステル(Jugend-herberge)があるようです。 -
教会の上には一面のワイン畑。
私の大好物フランケンワインになるのね…。 -
領主の庭園のテラスから眺めています。
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領主庭園。
白と黄色と緑のコントラストが素晴らしいです。
ちょうど庭園管理の方が庭の手入れをしていました。
「とてもキレイですね。」
って声をかけたらいろいろ説明してくれましたが、残念ながら聞き取れず…(泣)。 -
領主庭園の上はお城とマリエン教会です。
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領主博物館に入りました。
ヴュルツブルクの歴史に関するいろいろな資料が展示してあります。 -
昔のヴュルツブルク市内の模型や、戦後すぐの模型等。
その他大司教の衣装や道具などいろいろあり面白かったー。
でも、室内で撮影したものはブレていてお見せできるようなものは少ないです(泣)。
実際に使われたこういう道具も飾ってありました。 -
飾ってあった文書資料の中に「レントゲン」という名前を見つけたので、こういう文書の写真を何枚も撮りましたが、お見せできるのはコレのみ。
でも、この中にはレントゲンの文字はありませんね。
レントゲンもこの市の出身です。
1895年X線を発見しました。
ヴュルツブルクではX線のことをレントゲン線と呼んでいるそうです。 -
外に出ます。
再びマリエン教会とベルクフリートの塔のある中庭に出てきました。 -
再びこのシェレンベルク門をくぐって外に出ます。
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後ろを振り返ります。
左が聖キリアンの塔、真ん中がシェレンベルク門、 -
この門をくぐって…っと。
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さあ、このシェーンボルン門をくぐって今度は徒歩で街に戻ります。
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矢印のほうに行けば町へ出られます。
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マリエン塔を振り返りながら城壁の下を歩きます。
黄葉がきれいです。
この美しい時期に訪れることができてよかった。 -
このノイトーアをくぐると街の通りに出ます。
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ノイトーアの素晴らしい彫像たち…。
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結構な坂道です。
城壁の後ろには広大なお城とマリエン塔か? -
こちら側はランダースアッカー塔です。
写真ではなだらかに見えますが結構きついです。 -
この門はノイトーアの反対側です。
やっと出てきました。坂道がきつかったー。
これからアルテマイン橋に出て、少し街中を散策して、フランケンワインをいただきましょう!
この段階でマインフランケン博物館に行くことをすっかり忘れていました。(これだからネー、歳をとると…)
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