2009/10/06 - 2009/10/06
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frau.himmelさん
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ローテンブルクよりヴュルツブルクへの移動はもちろんバイエルンチケットです。このチケットでヴュルツブルク市内のバスにも乗ることができますので本当に大変お得です。
バイエルンチケットさまさま!ですね。
もう一つ、バイエルン城めぐりチケットにも人気があるようですね。
これはバイエルン州のお城のほとんどの入場料がカバーされるチケットで2人で36ユーロ、14日間の有効期間があります。お城の窓口や、たぶん観光案内所でも売っていると思います。
私達は今回の旅で
*リンダーホーフ城
*ヘレンキームゼー城
*ルートヴィッヒ2世博物館
*ニンフェンブルク城
*ミュンヘン・レジデンツ
*ヴュルツブルク・レジデンツ
*マリエンベルク要塞
*博物館
でこのチケットのお世話になりました。
これがあると入場料のことを気にしなくていいので助かります。
上記の入場料を計算すると料金の倍近く利用しているのではないかしら…。
明日はライプティヒなのでもう使いませんが、大変有効に使わせていただきました。
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11時過ぎにヴュルツブルクに着いた私達はホテルに直行。ホテルは駅からカイザー通りをまっすぐ5分ほど歩いたところでした。
荷物をホテルに預けてまず最初に向ったところは…。
ビュルガーシュピタール。
ここは約700年の歴史を持つフランケンワインのワイナリーです。人気のあるレストランも併設しています。
私達はレストランの方ではなくワイン直売店に向かいます。
ワインの品定めをしています。 -
ヴュルツブルクを訪れたら、と言うより、ワインを買うためにわざわざヴュルツブルクを予定に入れたのです。
このワイン直売店で、テイスティングをすることが出来ますので、気に入ったワインを選び日本に直送してもらいます。
このように3本入りの箱に2個のヴュルツブルクの絵が入ったグラスがセットになっています。
私は12本頼みましたので、これ4箱が厳重に梱包して送られて来ました。 -
送料は少しかかりますが、免税額で計算してくれますのでお得です(但し日本で税金がほんの少しかかります)。
今回は、お店で6〜12ユーロくらいのワインを12本選んで送料込みで180ユーロくらいでした。
日本円で1本2000円弱くらいです。
日本では滅多に見られないワインなのでお土産にとても喜ばれます。
お味もスッキリとした辛口の白ワインです。
このようにお土産用にワインボトルにヴュルツブルクゆかりの絵が描かれているものもあります。
ネットでも注文できるようです。
www.buergerspital.de -
第1目的のワインの発送も済んだし、さあこれから観光開始です。
ビュルガーシュピタールより5分ほど歩いていくとレジデンツです。
その途中、レジデンツの左側にある門です。
この立派な門を普通に車が走っています。 -
この門の隣にあるのは、Staatlicher Hofkeller。ん? 国営ワインセラー?
ここは内部見学ツアーもあるようです。
1人6ユーロ、1ワイングラス付きですって。 -
レジデンツに着きました。
世界遺産にも登録されている、ドイツ・バロック建築のもっとも美しい城館と言われています。
1720〜44年の間に大司教の宮殿として建造されました。 -
もう少し近づきましょう。
最初大司教は山の上にマリエンベルク要塞を居城にしていましたが、
18世紀に入り政局が安定してくると山の上の要塞は必要なくなり、ここに移り住んだようです。 -
レジデンツの前にはフランコニアの噴水があります。
女神フランコニアを囲んでヴュルツブルクで活躍した3人の重要人物の彫像があります。 -
その中の一人がこの方。リーメンシュナイダーです。
彼の名前はローテンブルクの教会でも耳にしましたが、
偉大な芸術家であるとともに、このヴュルツブルクの市長でもあった実力者でした。 -
レジデンツの入口です。
中に入りましょう。
ここもバイエルン城めぐりチケットでOKです。
残念ながら写真禁止ですので写真はありませんが、素晴らしかった−。
中でも階段の間の天井画は、世界で一番大きいフレスコ画の一枚画だそうです。 -
内部は写真撮影禁止なので、せめて庭を写します。
雨が降っていたため庭には出ませんでした。
入口が別になっているホーフ・ガルテンは素晴らしいと定評があるんですが残念! -
見学を終えて外に出ます。
レジデンツ広場からは、中央に大聖堂や市庁舎の尖塔群、左手にマリエンベルク要塞が見えます。 -
これから、そのマリエンベルク要塞に行きます。
真正面にあり、近そうに見えますね。でも、私達シニアには無理は禁物です。
ホテルのフロントで、レジデンツ前のバス停から9番のバスでFestungに行けばいいと聞いてきましたので、バスに乗ります。
**この後マリエンベルク要塞を見学しました。 -
マリエンベルク要塞から、私には結構きつい坂道を、徒歩でアルテマイン橋に降りて来ました。
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私達、あそこから降りてきたんです。
橋の上からマリエンベルク要塞を振り返ります。 -
マイン川の水門。
この橋の下を船が行き来します。
今は水門が閉じられています。 -
ヨーロッパの川ではとんでもない長ーい船が通ることがあります、ここもそうです。
橋の上からその様子を眺めているのも面白いものです。 -
橋の上の石像。
アルテマイン橋の上には12の石像が立っています。 -
この像は聖キリアンの従者聖コトナトらしい。
-
橋を渡りきって市庁舎の方に出ました。
正面に見えるのは大聖堂。キリアン大聖堂というそうです。
左側にはラーツケラーがあります。
今晩の食事をこのラーツケラーにするかビュルガーシュピタールにするか悩みました。 -
キリアン大聖堂です。
写真がないので、2007年に写したものを載せますね。
これは市庁舎側ではなく反対側から写した写真です。
11,12世紀に建てられたドイツ・ロマネスクを代表する大聖堂だったのですが、先の大戦で破壊されたため戦後に再建されたものです。
ですから、何となく新しい建築のような気がするのは仕方がないですね。 -
下から見上げたものです。
-
収穫祭のお供えのようです。
日本では収穫祭と言えばオコメですが、こちらはパンの材料のコムギ。いろんな形のパンが飾られていました。
キリスト教にとってパンとワインは欠かせないものですから、端っこにフランケンワインが飾ってあるのもヴュルツブルクならではですね。 -
大聖堂内の祭壇
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ここヴュルツブルクは、7、8世紀頃から歴代司教領主のもとで町は発展してきました。
身廊の柱には歴代の大司教の墓標があります。
特にリーメンシュナイダーの作の像も多くあります。
これはビブラ大司教の像です。 -
これもリーメンシュナイダーの傑作、シェーレンベルク大司教の像です。
-
この方はどなたなのでしょう?
これもリーメンシュナイダー作なのでしょうか? -
先程の収穫祭のパンの隣には、リーメンシュナイダー工房作の朗読用聖書を持った助祭像が立っています。
-
町の観光を終えて再びビュルガーシュピタールにやって来ました。
そろそろ本場のフランケンワインをいただきましょう。
先程のワイン販売所よりもレジデンツに近いところに入口はあります。
人気のお店ですから、入ってすぐの庶民的な場所は満員でした。
奥の雰囲気のいい落ち着いた席に案内されました。 -
隣には私達と同じくドイツ人の定年退職者ご夫婦2組が…。
1組はフランクフルトから、もう1組はライプティヒから自転車持参で、ヴュルツブルクで合流されたとのこと。
明日から2組の夫婦で自転車旅行をされるそうです。
とてもいい生き方をされていますね。
◇◆追加
私達が明日ライプティヒに行きニコライ教会とゲヴァントハウスを訪れると言うと、
「クルト・マズアの奥様は日本人よ!」って教えてくれました。
そういえば昔それを聞いたことがあったような…。
だからクルト・アズマ(東)だと勘違いしていたのね(笑)。
(☆☆「月曜デモ」から20年・ライプツィヒ編☆☆参照)
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