南紀白浜旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今回の旅は、我が家初の鉄道の旅。そしてそれは、義両親同行の旅でもある。<br />というのも今回の旅は、舅のお祝のために企画された旅。なのでツアーの予約は勿論で、費用も全て我が家持ちの旅。<br />まぁ、それは良いのだが、一番難儀したのがスケジュール調整。お稽古事だ、旅行だと忙しく飛び回る義理両親。奇跡的に、唯一両家の都合がついたのがこの日。<br />日程が決まってホっとしたならば、義理両親に行き先のリクエストを伺う。結果、舅が提案してきたのが南紀白浜方面。ここだと大きな動物園があり、孫達が楽しめるだろうという配慮。<br />そんな舅の有難いリクエストを我々が断るはずもなく、日程とは相反してあっさり行く先決定。<br />さて、初鉄道の旅、初義理両親との旅……どんな出来事が待ちうけているのやら。<br /><br /><br /><br />鉄男が選んだオーシャンアロー<br />「新幹線!!!新幹線!!!」<br />いつもよりずい分早起きさせられた次女だが、目の前を走る大きくて早い新幹線に興奮気味。<br />まぁね、自宅のあるお山には、ガタゴトとノロノロ走るボロくて小さい登山電車だけだものね。そりゃ、新幹線見て喜ぶのも当然だわ。<br />そんな早くて大きな新幹線に乗り込み、一駅だけの新幹線の旅。<br />そしてお山の自宅周辺とは比べ物にならないほど多くの人が行き交う大阪に到着。乗り換えすべく、雑踏の中を子どもらの手を引き、大きな荷物をゴロゴロ転がしヨロヨロと歩く。<br />都会に出て来る度に抱く感想だけれど、ここで子育てしている人って大変そうだ。<br /><br /><br />「白浜への電車なんだけどね、三種類あってね、すっごくカッコ良い電車と、普通にカッコ良い電車と、ちょっとだけカッコ良い電車があるんだよね。どれがいい?ねぇ、どれがいい?どれにする?すっごくカッコ良いのと、普通にカッコ良いのと、ちょっとだけカッコ良いのと!!!」<br />知らんがな。<br /><br />我が配偶者、実は密かな鉄道オタク。若かりし頃は、鉄道での旅も楽しんだ事のある筋金入りの鉄男なのだ。そんな彼が鼻息も荒く、私にさぁ、どうだ?!?! と言わんばかりに乗車する電車を選べという。<br />しかし、我が配偶者が出してきた三種類の電車を見るも、私の目には全部同じに見える。どれも一緒にしか見えない。え?これ、全部違う種類なの?と思ってしまう。<br />「全然違うじゃん!!!全然違うじゃん!!!」<br />知らんがな。<br /><br />違いの分からない女め…と言わんばかりの我が配偶者だが、いくらカッコ良い電車だからって、乗ってしまえばその外観なんて乗車客の我々には見えないから関係ない。そんなんどれでも一緒じゃないか。<br />という事で、電車の到着時間の希望のみ述べて電車のセレクトは我が配偶者任せ。<br />結局、我が配偶者一押し、すっごくカッコ良いというオーシャンアローへの乗車が決まった。<br />で、私は、謝らねばならない。ネタバレになってしまうのだが、復路の電車をちょっとだけカッコ良いのを選んだのだが、これが全然どれも一緒なんかじゃなかった。<br />すっごくカッコ良い電車は、中もすっごくカッコ良かった。快適だった。ゴージャスだった。<br />どれも一緒だなんて言って、ごめん、オーシャンアロー。<br /><br /><br />おかあさまといっしょ<br />御義母様…と書いて、おかあさま……と読む。<br /><br /><br />「おーい。」<br />舅のお祝いとあって大奮発。オーシャンアローでは、グリーン席を確保した。<br />既に走り出したオーシャンアローのグリーン席車両を子どもらの手を握って大きな荷物をゴロゴロさせつつ、よろよろと進んでいくと、座席の間から立ちがって子どものような笑顔で手を振る舅の顔が見えた。<br /><br />「おじいちゃんだー。」<br />駆け寄る長女。<br />さぁ、無事車中で合流して、本格的に三世帯旅行の始まり始まり。<br />おじいちゃん、おばあちゃんと会えてテンションの上がる長女、おじいちゃん、おばあちゃんに対して警戒心を見せる次女らを乗せ、白浜目指して走るオーシャンアロー。<br />そんな子ども達だが、最初こそ車窓からの眺めを楽しんでいたものの、ものの数十分もしない内に飽きたようで、持ち込んだ玩具、マグネット着せ替えでせっせと遊ぶのでした。<br />駅で停車したり、他の電車とすれ違った時に喜んでいたのは、鉄男の我が配偶者のみという。まぁ、仕方ない、予想された展開ですな。<br />そして私は、白浜が近付いた当りの車窓から海が望めるエリアを凄く楽しみにしていたのだけれど、本編サイトの日記で記した通り、御義母様の妨害により一切見られず……<br />もし、これからオーシャンアローで南紀白浜へ行くよ!!!という方がここを読んでいたら、そうそこの貴方!!是非、私の分も車窓からの海を堪能して来てください。<br /><br /><br /><br />さて、飛行機と違って未就学児童の場合大人一人に対して子ども一人まで乗車賃が必要ないというのを、電車に興味のない・電車に乗る機会の少ない私は全く知らなかった。<br />それを我が配偶者に知らされ、へぇ、じゃぁ次女は私の膝の上で、長女は座席と座席の真ん中に座らせればいいね。<br />なんて思っていたのだが、甘かった。読みが甘納豆くらい甘かった。<br />グリーン車の座席は、座席と座席の間に大きくて立派な肘掛けが存在し、それは可動式ではなく、常に座席と座席の間にデーンと存在するので長女を真ん中に座らせるというのが出来なかったのだ。<br />2歳児の次女なら問題ないが、5歳児をずっと膝の上に座らせておくのは流石にしんどく、おかげで長女の座るスペースを確保するのが難しく、長女も狭い思いをして過ごさねばならなかった。<br />変な所でケチらず、長女の分の座席も確保すべきでした。<br /><br /><br />とれとれ市場<br />途中何らかのトラブルで10分少々電車が停車する場面もあったけれど、無事白浜駅到着。そこからバスに乗り込み、先ず目指すはとれとれ市場。<br />ここで昼食を採る予定である。<br /><br /><br />「見ぃてぇ〜。お魚ぁ〜。」<br />「うわっ、ママ、はーちゃん、おじいちゃんっ!!!お魚だよっ!!!」<br />昼食時の時間帯だった所為か、土曜の所為か、はたまたいつもこんなに混雑しているのか。到着したとれとれ市場は、大勢の人で賑わっていた。<br />しかしそんな人混みも何のその、子どもらは生簀の魚めがけて一直線。魚だ、魚だと大騒ぎ。<br /><br /><br />続きは↓でにて公開中。<br />http://www5e.biglobe.ne.jp/~yu--/little/putie.html<br />宿泊ホテルは、コガノイベイホテル。<br />翌日の観光はアドベンチャーワールドになります。

子連れさんの子連れさんによる子連れさんのためのプチ旅行記南紀白浜コガノイベイ

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2010/02/20 - 2010/02/21

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yusama

yusamaさん

今回の旅は、我が家初の鉄道の旅。そしてそれは、義両親同行の旅でもある。
というのも今回の旅は、舅のお祝のために企画された旅。なのでツアーの予約は勿論で、費用も全て我が家持ちの旅。
まぁ、それは良いのだが、一番難儀したのがスケジュール調整。お稽古事だ、旅行だと忙しく飛び回る義理両親。奇跡的に、唯一両家の都合がついたのがこの日。
日程が決まってホっとしたならば、義理両親に行き先のリクエストを伺う。結果、舅が提案してきたのが南紀白浜方面。ここだと大きな動物園があり、孫達が楽しめるだろうという配慮。
そんな舅の有難いリクエストを我々が断るはずもなく、日程とは相反してあっさり行く先決定。
さて、初鉄道の旅、初義理両親との旅……どんな出来事が待ちうけているのやら。



鉄男が選んだオーシャンアロー
「新幹線!!!新幹線!!!」
いつもよりずい分早起きさせられた次女だが、目の前を走る大きくて早い新幹線に興奮気味。
まぁね、自宅のあるお山には、ガタゴトとノロノロ走るボロくて小さい登山電車だけだものね。そりゃ、新幹線見て喜ぶのも当然だわ。
そんな早くて大きな新幹線に乗り込み、一駅だけの新幹線の旅。
そしてお山の自宅周辺とは比べ物にならないほど多くの人が行き交う大阪に到着。乗り換えすべく、雑踏の中を子どもらの手を引き、大きな荷物をゴロゴロ転がしヨロヨロと歩く。
都会に出て来る度に抱く感想だけれど、ここで子育てしている人って大変そうだ。


「白浜への電車なんだけどね、三種類あってね、すっごくカッコ良い電車と、普通にカッコ良い電車と、ちょっとだけカッコ良い電車があるんだよね。どれがいい?ねぇ、どれがいい?どれにする?すっごくカッコ良いのと、普通にカッコ良いのと、ちょっとだけカッコ良いのと!!!」
知らんがな。

我が配偶者、実は密かな鉄道オタク。若かりし頃は、鉄道での旅も楽しんだ事のある筋金入りの鉄男なのだ。そんな彼が鼻息も荒く、私にさぁ、どうだ?!?! と言わんばかりに乗車する電車を選べという。
しかし、我が配偶者が出してきた三種類の電車を見るも、私の目には全部同じに見える。どれも一緒にしか見えない。え?これ、全部違う種類なの?と思ってしまう。
「全然違うじゃん!!!全然違うじゃん!!!」
知らんがな。

違いの分からない女め…と言わんばかりの我が配偶者だが、いくらカッコ良い電車だからって、乗ってしまえばその外観なんて乗車客の我々には見えないから関係ない。そんなんどれでも一緒じゃないか。
という事で、電車の到着時間の希望のみ述べて電車のセレクトは我が配偶者任せ。
結局、我が配偶者一押し、すっごくカッコ良いというオーシャンアローへの乗車が決まった。
で、私は、謝らねばならない。ネタバレになってしまうのだが、復路の電車をちょっとだけカッコ良いのを選んだのだが、これが全然どれも一緒なんかじゃなかった。
すっごくカッコ良い電車は、中もすっごくカッコ良かった。快適だった。ゴージャスだった。
どれも一緒だなんて言って、ごめん、オーシャンアロー。


おかあさまといっしょ
御義母様…と書いて、おかあさま……と読む。


「おーい。」
舅のお祝いとあって大奮発。オーシャンアローでは、グリーン席を確保した。
既に走り出したオーシャンアローのグリーン席車両を子どもらの手を握って大きな荷物をゴロゴロさせつつ、よろよろと進んでいくと、座席の間から立ちがって子どものような笑顔で手を振る舅の顔が見えた。

「おじいちゃんだー。」
駆け寄る長女。
さぁ、無事車中で合流して、本格的に三世帯旅行の始まり始まり。
おじいちゃん、おばあちゃんと会えてテンションの上がる長女、おじいちゃん、おばあちゃんに対して警戒心を見せる次女らを乗せ、白浜目指して走るオーシャンアロー。
そんな子ども達だが、最初こそ車窓からの眺めを楽しんでいたものの、ものの数十分もしない内に飽きたようで、持ち込んだ玩具、マグネット着せ替えでせっせと遊ぶのでした。
駅で停車したり、他の電車とすれ違った時に喜んでいたのは、鉄男の我が配偶者のみという。まぁ、仕方ない、予想された展開ですな。
そして私は、白浜が近付いた当りの車窓から海が望めるエリアを凄く楽しみにしていたのだけれど、本編サイトの日記で記した通り、御義母様の妨害により一切見られず……
もし、これからオーシャンアローで南紀白浜へ行くよ!!!という方がここを読んでいたら、そうそこの貴方!!是非、私の分も車窓からの海を堪能して来てください。



さて、飛行機と違って未就学児童の場合大人一人に対して子ども一人まで乗車賃が必要ないというのを、電車に興味のない・電車に乗る機会の少ない私は全く知らなかった。
それを我が配偶者に知らされ、へぇ、じゃぁ次女は私の膝の上で、長女は座席と座席の真ん中に座らせればいいね。
なんて思っていたのだが、甘かった。読みが甘納豆くらい甘かった。
グリーン車の座席は、座席と座席の間に大きくて立派な肘掛けが存在し、それは可動式ではなく、常に座席と座席の間にデーンと存在するので長女を真ん中に座らせるというのが出来なかったのだ。
2歳児の次女なら問題ないが、5歳児をずっと膝の上に座らせておくのは流石にしんどく、おかげで長女の座るスペースを確保するのが難しく、長女も狭い思いをして過ごさねばならなかった。
変な所でケチらず、長女の分の座席も確保すべきでした。


とれとれ市場
途中何らかのトラブルで10分少々電車が停車する場面もあったけれど、無事白浜駅到着。そこからバスに乗り込み、先ず目指すはとれとれ市場。
ここで昼食を採る予定である。


「見ぃてぇ〜。お魚ぁ〜。」
「うわっ、ママ、はーちゃん、おじいちゃんっ!!!お魚だよっ!!!」
昼食時の時間帯だった所為か、土曜の所為か、はたまたいつもこんなに混雑しているのか。到着したとれとれ市場は、大勢の人で賑わっていた。
しかしそんな人混みも何のその、子どもらは生簀の魚めがけて一直線。魚だ、魚だと大騒ぎ。


続きは↓でにて公開中。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~yu--/little/putie.html
宿泊ホテルは、コガノイベイホテル。
翌日の観光はアドベンチャーワールドになります。

同行者
乳幼児連れ家族旅行
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
タクシー JR特急

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