2010/04/10 - 2010/04/10
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アルデバランさん
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3月末に娘が京都を引き上げて、「当分京都とはお別れ…」と思っていた矢先、18年前にヨーロッパ研修旅行で2週間ほど同じ釜の飯を食べた各地の人たちの同窓会が、京都で開催されることになった。
残念ながら2日目は都合でどうしても離脱せざるを得なく、日帰り夜行の強行軍であったが、京都在住の片山氏の素晴らしい企画で、今まで味わったことのないような貴重な体験ができた。
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
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京都駅新幹線八条口に正午に集合。
Berry cafeのディスプレイが凄い! -
八条口のホテルに荷物を預けた後、昼食をとりにタクシーに分乗して竹田街道を南下。
3月末に宇治に行ったときと同じ道だ。
そして着いたのは酒どころ伏見。 -
降り立ったのは酒蔵を改造した街並みが続く伏見の酒蔵通り。
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本日の昼食はここ…
京の台所「月の蔵」
伏見の名店だ。 -
入口を入ると右手方向が食事をする部屋だが、左手では湯葉を作成しているのが見学できる。
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かの有名な月桂冠酒造の酒蔵(正確には漬物倉庫)をリニューアルした造りで、和紙からの優しい明かりと薄暗い小屋組みが、昼間という時間感覚を麻痺させる…
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中にはこんなカウンターもありました。
Lonely Planetのガイドブックにでも紹介されているのか、結構西洋人のお客さんも目立つ。 -
で、昼食をいただきました。
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塩の種類も3種類もあった…
せっかくなんで、お酒もいただく事に…。「月の穂香」
酒は全く飲めない我輩だが、味は凄く良かったです。 -
1時間ほどゆっくり食事もできて大満足。
外にでて、すぐに…
月桂冠の旧社屋。大倉酒造といっていた時分の歴史的な建物。 -
ついでに、こちらは少し離れたところにある新社屋。
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ここも大倉という表札がかかっていたので月桂冠なんだろうね。
それにしても、木造の温もりと歴史を感じさせる凄い造りだ。 -
脱帽ですね。
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月桂冠の旧社屋は今は喫茶店兼土産物店となっていました。
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その旧社屋の妻側。寺田屋はこの先のようだ…
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黄桜酒造もありました…
これを見ると、例の歌が皆、頭に浮かんでくるんだろうね。
カッパパ、ルッパパ、カアッパキザキラ… -
極めつけはこの通りです。
竜馬通り… -
大河ドラマの影響だろう。大型バスでわんさか観光客が…
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凄い事になってる…
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混んで入口で待たされても、庭に色んな物があり退屈しません。
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歴史の勉強もできます…
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入り口は混んでおり、少し待ちましたが、そこはそれ、ガイドさんが盛んに寺田屋、そして近辺の地理、歴史を紹介してくれてます。
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金5両払って入場しましょう…
維新の旅籠に。 -
入ってすぐ二階に上がります。
なんせ、大混雑だから一方通行。 -
昔の人は随分背が低かったんだねえ。
鴨居に頭がぶつかりそう… -
外の濠りの桜は満開です。
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二階の各部屋には写真とかの資料が所狭しと展示されているけど、一つ一つ見ていると日が暮れてしまいます。
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坂本竜馬の部屋がありました。
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寺田屋は薩摩藩の福利厚生の一環として契約宿泊施設だったんだ。
でも、竜馬って土佐藩だよね、脱藩したけど。
だれか、知り合いでもいたのかな? -
柱の弾痕という張り紙の上が凹んでいる
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こちらは刀痕っていうけど、どこが?
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伏見奉行の取り方達が竜馬を捕まえに来たのを、
入浴中のお龍さんが気がつき裸で泡てて、竜馬に知らせに駆け上がった昔白刃の裏梯子。
二階の竜馬は気がつかなかったんだね… -
あれれ、寺田屋は鳥羽伏見の戦いで焼けちゃったんかいな…
じゃあ、あの弾痕とか刀痕は? -
ほほー、寺田屋は宿泊もできるんだ…
枕元でこんなに観光客にウロウロされたら、おちおち寝てられないねえ。 -
最後に通りからニ階を見上げる…
ニ階の手摺り。
あすこに肘をかけて行き交う人々をノンビリ日がな見下ろす。
やってみたいねェ。 -
京都伏見といえば江戸の昔から水運で栄えた街。
大阪から京都まで淀川を行き来して多くの物資、人々が行き来したんだ。
落語の三十石船もこれが題材だよね。 -
サクラが満開でした。
彼方に観光用の三十石船乗り場が見えます。 -
今はこのように整備されているが、かつて川幅は60mもあり三十石船が行き来していたそうな。
寺田屋の入口でガイドさんが盛んにその当時の様子を説明してました。 -
さて、寺田屋も見たしまた月桂冠の旧社屋前を通って引き返します。
ちなみに旧社屋は伏見夢百衆となって公開されてます。 -
ちょいと中を覗いてみると…
帳場のような所の奥がレトロな喫茶コーナーでした。 -
さすが、ずらりと並んだ銘酒の数々…
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どのようなものが有ると言うと…
有名どころから知る人ぞ知るものまで18の蔵元があるんだ。
お勧めは個人的ながら「神聖」「玉乃光」あたりだそうです。 -
月桂冠の酒蔵だったところが大倉記念館として整備されています。
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杉板を火でさっと炙って焦げ目を一寸除去したんだろうね。
年輪のところの焦げ目が微妙に残っていい味をだしてる。 -
売店のところまでは無料で入れるんだ…
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大倉記念館内部。
時間が無いので、一寸だけ覗かせて…
この奥に展示コーナーがあるんだ。
日本酒の利き酒・試飲とかあるんかな? -
大倉記念館の前をまっすぐ進むと…
この先にある辨財天長建寺の名からとったんだろうね、べんてんばし。
宇治川派流にかかる橋だ。 -
宇治川派流とは聞きなれない言葉だが…
いわゆる濠川のことで別々に宇治川につながっているが、宇治川の観月橋辺りから伏見城の外堀の濠川まで、豊臣秀吉が伏見城の建築資材を運搬するために開削した水路ということだ。 -
その「べんてんばし」から宇治川派流と岸のサクラを見下ろす。
舟が係留されているが、観光用の十石舟だろう。 -
こちらがその十石舟乗り場。
お客さんがいないのか、出払っているのか舟は居ませんでした。 -
そして、こちらが辨財天長建寺。
変わった形の門ですねェ… -
そして長建寺の朱の土壁沿いに京阪中書島駅に向かいます。
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十石にするか三十石にするか迷っちゃうよね…
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日本酒の化粧水なんてのが有るんだ…
酔っぱらわないのかなあ?なんていらぬ心配をしたりして -
数分で着いたのが京阪中書島駅。
賤ヶ岳七本槍の一人、脇坂安治が秀吉の中務少輔の時代にこの辺りに下屋敷を構え、中務少輔を中国風に「中書(ちゅうじょう)さま」と呼んだことから
この一帯を「中書島」と呼ぶようになったとのこと。
江戸時代は遊里として殷賑を極めていたというが、名残は全くない。 -
これこれ…
他にも京阪の三条、四条の各駅には今流行りの竜馬ゆかりの案内が掲示されています。 -
ホームの立ち食いうどんも「食って行かにゃ損するぜよ…」だもんね。
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