1997/11/16 - 1998/11/17
26位(同エリア31件中)
北風さん
ラパスを120%満喫した!
観光→移動→観光→移動のこのルーチンワークが長期旅行者の基本行動パターン。
(たまに、「沈没」、「病欠で一回休み」、マラリヤでふりだしに戻る」というパターンもあるが・・・)
つまり、移動の時間だった。
次の面白そうな街は「POTOSI(ポトシ)」
相変わらずのオンボロ・バスに飛び乗る!
10時間揺られたバスの車窓からは・・・
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
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もはや、ラパスでする事は無かった。
気がつくと荷物をまとめて、ポトシ行きのバスに乗っていた。
相変わらずのオンボロバスだった。
大地から根こそぎ水分を奪い取るギンギラ太陽とは裏腹に、車内がセーターがいるほど寒いのは別段クーラーが効いている訳じゃなくただ外気温が寒いから。
それにしても、一国の首都から伸びる幹線道路がこれほど凸凹なのはどういう事だ?
(まぁ、舗装されていないのは予想の範囲だが・・・)
峠にさしかかる度に脳みそに突き刺さる痛みには覚えがあった。
・・これは、チベットからエベレストを越えた時と同じ痛みだ。
その名は「高山病」
ポトシまであと10時間、身体が高地に慣れるのが先か、脳みそが壊死するのが先か? -
昼飯のドライブイン(遺跡にも見えなくはない)の背後には、巨大なバーム・クーヘンの様な地層が!
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このまま地理の教科書に載せてもおかしくないほどのものすごい地層が山肌に刻まれていた。
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荒野を走り抜けるバスの窓ガラス越しに、白い煙のようなものが映った。
この煙、異常に速く動いている。
しかも、こちらに向かっている気がするのだが・・
白人ツーリストが叫んだ!
「竜巻だ!」
・・標高4000m、自然が一杯、危険が一杯、空気は少々。 -
朝6時、高原に昇る朝日の中、ポトシの街が浮かび上がってきた。
やった!
どうにかしのいだぞ!
夜っぴき襲ってくる頭痛と吐き気に耐えながら、水をがぶ飲みして深い深い深呼吸を繰り返した甲斐があった!
(高山病は体内に大量の二酸化炭素等の毒素が溜まるので、尿から排出する必要があると聞いていた) -
ん?
バス停は街外れの山の麓にあるのか?
じゃあ、街の中心までは、こんな早朝どうやって行くんだ?
・・今度は登山の時間なのか?
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