2009/12/28 - 2010/01/05
518位(同エリア709件中)
ちゃおさん
ガリレオ・ガリレイがピサで生まれ活躍したのは、日本で言うと戦国末から江戸時代始めにかけての頃。80歳近くまで生きていたから、当時としては随分長生きだった。これも普段から色々と物を考え、発明に明け暮れた日々の生活をしていたから、死ぬ直前まで頭脳明晰で元気であったに他ならない。
そのガリレオの幾つもの業績の中に、地動説、天体の発見、振り子時計の発明、などあるが、我々後世の人間にとって最もなじみ深いのは、「落下の法則」であり、これはニュートンの「リンゴの落下」に先駆けること100以上も前のことである。
尤も、ニュートンの「万有引力の法則」とガリレオの「自由落下(落体)の法則」とは、その内容を異にするが、いずれにしてもニュートンは100年前の科学界の偉人ガリレオを敬服し、その業績を学び、然る後17世紀最大の発見をなしたものだった。
今そのピサの斜塔が目の前にある。過去イタリアは2回訪問しているが、このピサへ来ることはなかった。その斜塔が、建物と建物の間、如何にも危なかしい姿で傾いている。
この斜塔は800年以上も前に建築され、その後斜めに傾きだし、倒れることもなくつい最近までこの状態を保っていたが、十数年前からの安定化工事により漸く危機を脱し、今でもその工事が続けられていた。
ガリレオはこの塔の上に登り、その一番てっぺんから二つの大きさの異なる鉄の塊りを落下したという。人々は固唾を呑んで見守っていた。アリストテレス以来2000年続いた常識が打ち破られる瞬間だ。二つの物体は同時に地面に着地し、人々の大きな歓声が沸きあがった。
新しい歴史の一歩、近代物理、科学、合理的精神の幕開けがこの時から始まった。今その記念すべき塔が眼前に立っている。今日の日、この場所へ来れたことに感謝した。
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霧雨の中、ピサの斜塔は歴史に超然としてそこに立っていた。
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800年前の建物。が、大理石で出来た建物は、歴史を越えていた。
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見る角度によったら、極端に傾いて見える。
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その斜塔の前で記念写真を1枚。
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入場制限はあるものの、斜塔の中にも入ることが出来、その一番上の階まで歩いて登った人の姿も見える。
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今から400年前、ガリレオはこの塔の上から二つの物体を落下し、「落体(落下)の法則」を世に問うた。
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このドウモ広場でひと際異彩を放つ斜塔。
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再びの記念写真。1箇所で2枚の写真は、自分自身でも珍しいことだ。
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又次ぎの予約客が斜塔の中に吸い込まれていく。
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別れ難い感興。
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単なる建物とは違う。何故か不思議に両手が合わさった。
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元旦の日、この建物に会えたことの幸せを感じた。
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