GERMANY/BERLIN（ドイツ・ベルリン）のチェック・ポイント・チャーリーにて

1995/08/29 - 1995/08/30

１９９５年８月２９日、スウェーデンからドイツの首都「BERLIN（ベルリン）」到着！

何と列車ごとフェリーに乗り込みバルト海を渡った。

長い間、東ドイツの首都でもあったこの街は、未だに暗い雰囲気を漂わせていた。

さて、あの「ベルリンの壁」は何処に？

エリア ベルリン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

１９９５年８月２９日、スウェーデンから、ドイツの首都「BERLIN（ベルリン）」到着！

何と列車ごとフェリーに乗り込みバルト海を渡った。

旅日記
『ベルリン駅にて』

薄暗いベルリン駅構内に甲高い女性の笑い声が響く。
駅の出口から漏れる光に、けたたましく笑う女と男のカップルがシルエットで浮かんでいた。

よく見ると、トサカ頭に、トゲトゲのついた革ジャンを着込んでいる。
・・・これは昔、日本にも生息していたヘビメタなのではないだろうか？

数年前までガチガチの共産主義国だったこの国で、まさかこのファッションにお目にかかるとは！

しかもこのバカップルの騒ぎようは尋常じゃない。
酒がドラッグでラリっているのは、遠巻きに通り過ぎるほかの乗客の表情からでも伺える。

「キャハハハァ」
と、一際甲高い笑い声の後、このカップルはガラスのドアに頭から突っ込んでいった。

やっとベルリンの壁が崩壊して東西統一されたばかりのこの街は未だにどこか暗い雰囲気を漂わせている。

＜ブランデン・ブルグ門＞
東西ドイツ統一のシンボルと言われるこの門は、1788〜1791年に建てられた凱旋門との事。

おしゃれにライトアップされた門は、すでに西欧的な演出を魅せてくれていた。

日が暮れる。

＜チェックポイント・チャーリーにて＞

かっての東ドイツ国境検問所で、最もチェックが厳しかった
「Haus Am Checkpoint Charle（チェックポイント・チャーリー）」

東西を隔てていた壁が壊された現在は、その場所だけが記念として残っていた。

壁が存在していた時に、西ドイツ側の壁に描かれていた落書き