カンボジア一人旅③【ｸﾊﾞｰﾙ・ｽﾋﾟｱﾝ～ﾍﾞﾝ・ﾒﾘｱ】

2010/02/25 - 2010/03/02

この日は郊外の遺跡へ。
シェムリアップの街から車で１時間くらいの水中遺跡クバール・スピアンと、「天空の城ラピュタ」のモデルになったのでは？と言われているベン・メリアへ。
ベン・メリアはこの旅に行く前から行ってみたい！と思ってたのと、ガイドさんが一日目から「ベン・メリアは最高！」と言っていたので期待は↑↑でした！

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 航空会社: ベトナム航空

まずはクバール・スピアンへ。

車窓の景色。
雨季には水浸しになるのでカンボジアの家は高床式だそう。こーゆーお家が並んでいる。

途中、サトウヤシから椰子砂糖を作って販売してる村でおろしてもらいました。

これがサトウヤシから作られた砂糖。
写真ではホタテの貝柱に見えるけど…

味見させてもらえます。
化学的な味じゃないのでそのまま食べてもおいしい！疲れたときにかじりたい感じの味。

これに傷をつけて抽出した液体を、

これで煮詰めて作るそうです。

このように葉っぱに包んで販売。

その裏では子供が熱心に穴を掘っている。
ものすごい集中力。

クバール・スピアンの入り口に到着。

ここから１．３キロ山道を登る。

右側が昔の橋。こっちを渡ってもＯＫ。

年配の方はちょっときついかな、ってくらいの道のり。

こんな感じのところを登って行く。

途中アリの巣発見。中の白いのをカンボジアの人は食べるらしい…。

昔この岩の上に王様？が乗って、皆がお祈りをしていたと。

30分くらい登って、遺跡到着。

乾季の、水が引いている間に川の底に掘られたらしい。

24時間体制で警察が警備している。
のんびりした感じだけど。

これはアンコール・ワットの設計図のようなものだとガイドさんは言ってた。ここでおまじないをしながら配置が決められたとか。

そう言われるとなんだかものすごいものに思えてくる。

見過ごしてしまいそうな所に、結構たくさんのレリーフが残っている。

これはバラモンのお風呂。

カエル。

ガイドさん曰く、このカエルには悲しいお話が。
バラモンにはいつもお付きのヘビがいて、ヘビはバラモンが大好きで、ある時このカエルがバラモンに気に入られて一緒にいるところを見てしまい、自分の毒をバラモンのお風呂にしかけてしまった。それを知ったカエルはバラモンにそのことを教えるんだけれど、バラモンは信じてくれなくてお風呂に入ろうとしたので、カエルは自らお風呂に入って証明し、バラモンを助けたと。

ここは雨季になると全体から水が落ちてくるらしい。
迫力ありそう。

次はベン・メリアに向かいます。

前に走ってるバイクに乗っているのは、

豚です。

市場に売りに行く途中。
衝撃でした。

途中市場や、

結婚式や、

家々の風景が見られる。

何人乗ってるんだろ。

水牛も現役。

遺跡に行く前に、ガイドさん、運転手さんと３人でゴハン。
用意してもらったお弁当。おにぎりおいしかった♪

まずはお堀から。
これは川かもしれない。どっちだったか忘れてしまった。

ライオン。

この辺もまだいくつか地雷が残っているらしい。

この赤いのより先はまだあるかもよ。の印。

最近発見されたナーガ。
村の人が植物か何かを掘ってる時に発見したらしい。

いよいよ遺跡本番。
ちょっと遠くから見ても迫力が！

崩壊しまくっている。

ボロボロです。

ラピュタのモデルって言うのもわかる気がする。

ちょっとしたことで崩れそう。

崩壊する前はどんなだったんだろうなー。

中央にシータ姫が。

シータ姫が掘られているのは今のところこの遺跡だけだとか。

倉庫は多少残っている。

警察官？が遺跡と同化して昼寝中。
遺跡ってこんな扱いでいいんだな…。

ベン・メリアは今まで見てきた遺跡とも違い、期待通りの遺跡で感動の連続でした！
もっと背景の歴史を勉強していけばよかった(涙)