2009/09/23 - 2009/09/24
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murenekoさん
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ボルネオ・ジャングル一人旅4日目後編。
・murenekoの木を植える
・ジャングル一人ぼっち
・またまた、オランウータンに遭遇!?
・そして、オランウータンに攻撃される!!?
「ビリ・アドベンチャー・ロッジ」
http://www.stwadventure.com/main.php?mode=tplBilit
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- マレーシア航空
-
三日月湖トレッキングから戻り、昼食。
16時のリバークルーズまでしばし休憩。ロッジ内をウロウロ。 -
と、敷地内に、「AKI」「みやた」など、日付と旅人らしき名前が書かれたプレートが立っている。プレートの後ろにはまだ若い木が植わっている。
-
「みやた」さん。
-
一騎さん(2009.3.12)
-
晃平さん(2009.3.12)
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AKIさん(2009.3.12)
みなさん、2009年3月12日に一緒に来られたお友達なのかな? -
PAOLOさんとAKANEさん(2009.8.19)
国際カップル!? -
「あれは何?」と現地の方に聞いてみると、「ゲストがジャングルに植樹してるんだ。」とのこと。「僕もできる?」と聞くと、「10R(約280円)だ!」とのこと。
さっそくお願いすると、苗木とペンキを持ってきてくれた。
プレートに「mureneko」と書き、敷地内に植えてもらう。 -
他のプレートの後ろを見ると、半月前の日付のプレートの後ろに、結構でかい枝が茂っているし、ジャングルでは、生育がメチャクチャ早いんだろうなぁ。
またいつか、この木を見に来る楽しみが出来た。
そして何百年か後、ジャングルでこの木が発見された時、プレートを見た新人類が「murenekoの木」と名付けるのかもしれない(笑) -
他の人のプレートを撮っていると、ロッジの裏から、バキバキ、バキバキと音が鳴っている。
ロッジのテラスから、音がする方を眺めてみるも、何も見えない。それでもバキバキ音は鳴り続け、時折、「ウホッ、ウホッ!」みたいな声もする。目を凝らしてじーっと見ていると、黒い物体が見える。
距離は近いのだけど、木の茂みに隠れて、なかなか姿が見えない。と、木の上から、でっかい蛇が落下して行くのが見えた・・。 -
そして、木の茂みから、その物体がちらっと見える。
オ、オ、オランウータン!?
朝のリバークルーズに続き、野生のオランウータン発見!しかも、今回はロッジの敷地のすぐ裏のジャングルだ。
写真を連写するも、デジカメでは限界があるうえに、木の茂みがすごい。 -
とりあえず、トレイルにいたイギリス人のお兄ちゃんに、「オランウータンがいるっ!!」と叫んで連れてきて、一眼レフで撮ってもらうも、なかなか姿が見えない。
10分くらい2人で眺めていたが、お兄ちゃんは、「母さんのとこに行かないと。サンキュー、もういいや」と行ってしまった。
野生のオランウータンを見る機会は、おそらく、これが一生で最後だろう。なんとか近くで見たい。 -
ロッジのすぐ裏手で、あの周りは、昨夜ナイトウォークをしたトレイルになっているはず。向こうのロッジの一番端には、ジャングルへの通路らしき場所もある。
今いる場所から、ロッジの端までの歩数を確認(約220歩)。通路の入り口に、目印にポシェットを置き、一人、ジャングルに突入して行く。
もちろん、ガイドなしにジャングルには一人で入ってはいけない。キングコブラを始めとした毒を持つ動物など危険がいっぱいだし、迷ってしまう可能性も高い。
良い子は決して、真似してはいけない。
・・そう分かっていたはずなのに、僕は一人でジャングルに突入した。そして、大ピンチに陥ってしまうのだった・・・(笑) -
ロッジの裏の壁がかすかに見える距離を保ちながら、歩数を数えながら歩く。
手帳の紙に1〜20の数字を記入し、10歩ごとに1枚ずつ置いていく(後で回収予定)。万が一にも迷ったら帰ることができない。よく考えたら、さっき、オランウータンのいた木から、でっかい蛇が下に落ちていくのを見たのだから、大蛇もいるはずだけど、すっかり忘れていた・・。
200歩を過ぎたあたりで、オランウータンがいた木に近づく。 -
バキバキ音がする方を眺める。高い木の上にオランウータンらしき物体を発見、と同時にオランウータンもこちらに気づく。
と、いきなり、
「ウホーーーーーーーーーーッ!」と怒り出し、樹上
を移動。こっちの頭上に近づいてくる。
え!? -
オランウータンは枝を折って、下に投げつけてくる。「ウホッ!ゴホッ!」
あきらかに興奮している。
えーーーーーっつ!?
オ、オランウータンに威嚇されている!?
なぜ、そんなに怒っているの!?近づいたとはいえ、2人(?)の距離は10m以上もある。
スープの冷めない距離のはずだったのに・・。
カメラを構えるも、枝が飛んでくるので、それどころではない。 -
枝が激突(爆笑)
と、こちらを威嚇しているオランウータンとは別の枝に目をやると、小さいオランウータンがちょこんと木につかまっている。
そうか、お母さんだったのか。オランウータンの握力は「500kg」あるそうなので、襲われたら、チョー大ピンチである・・。 -
ゴメンね、ゴメンねー!と謝りながら退散っ!(汗)
目印に置いてきた紙を20から順番に拾っていくも、置いたはずの場所に「5」の紙がない(汗)
何か変な植物が脚にくっついて離れない。うひゃー!!
「4」の紙を発見し、そのまま無事、ジャングルを出る。
こ、怖かった〜。 -
だいたい、道迷いはともかく、緑色の毒蛇とかコブラとかもいるんだから、噛まれたら、その場でオシマイである。象に遭遇する可能性だってあるし、オランウータンが下りてきたらヤバかった。くれぐれも一人でジャングルには入ってはいけない。よい子のみんなは真似しないでね(するか!笑)
それにしても、「野生のオランウータン」に威嚇されることは、一生で最初で最後だろうから、貴重な体験をした。。 -
ジャングルから生還を果たし、16時からのリバークルーズへ。
相変わらず、新たにやってくるのはイギリス人。
イギリス人8人(4+2+2)と共にボートに乗り込み、夕方のリバークルーズに出発! -
ボートの先頭に乗ったら、波しぶきが顔にかかってくる。微妙に口の中にも入ってきて、お腹を壊すような気もしたけれど、2日目以降、お腹は落ち着いていた。慣れてきたのかな。
-
昨日は象を見ることができたし、今回は!?と思っていたが、今日はカワセミやブタオザル、テングザルなどを見ることが出来たものの、大物はナシ。こんな日もあるんだよなぁ。
-
というか、たぶん、こんな日の方が多いんだろうな。昨日の象や、今朝のオランウータンは大ラッキーだったのだ。
-
と、ボートの上に、バズーカ並みのバカでかい一眼レフカメラを構えた外人を発見。顔よりでかいんじゃないか?
-
その外人が猿より珍しく、写真を撮りまくる(笑)。
あのカメラ、ウン百万はするんだろうなぁ。帰ってきたら、猿の写真より、バズーカ・カメラ外人の写真の方が多かった(笑) -
サル。
夕食前、ナイトツアーの事を記したボードの前で、イギリス人4人組に、「ユーは、昨日、ナイトツアー参加したのか?」と聞かれたので、「参加したゼ!面白かったゼ!」と答える。 -
「テングザルのオス」
夕食時、ビュッフェで食事を装っていると、イギリス人4人組が「おい、こっちに来いよ!昨日のナイトツアーの話を聞かせてくれ!」と誘ってくれた。
おー、なんか旅人のコミュニケーションしてる気分。 -
「カワセミ」
「何を見たんだ?」と聞かれ、「タイガーリーチ(ヒル)、スキンク、フロッグ・ポイズン、パームシベット・・」と答えると、「Oh!タイガーリーチ!」「ポイズン!?」と反応があって面白い。 -
しかし、調子に乗って、ベンガル・ヤマネコを説明しようと思って、英語が分からず、
「ヤマネコ・・。マウンテン・キャット!イリオモテ!」(→絶対違う、笑)
と答えてしまい、自爆
(※なお、ベンガルヤマネコは英語で「Leopard Cat」) -
しばし、イギリス人たちと談笑。やつらはいちいち、会話の途中にジョークを飛ばして面白い。関西人みたいだ。
-
食事後、ガイドさんのブリーフィングが始まったが、これが1時間近く続き、聴衆グッタリ(笑)
イギリス人は「今夜の長い冒険がようやく終わったぜ!」とジョークを言っていた。
今夜もナイトウォークに行こうと思っていたが、ガイドのブリーフィングにグッタリ疲れ、少し布団で休もうと、横になったら、そのまま眠ってしまった・・。
ガーン(笑)
4日目終了。 -
5日目。
5時起きで、朝のあまーいボルネオ・コーヒーを味わう。 -
朝もやのキナバタンガン川はやはり美しい。
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鳥。
6時になり、早朝リバークルーズ(2回目)に出発。ジャングルともこれでお別れとなる。 -
飛んでいく鳥たち。
-
止っている鳥たち。
-
枝にしがみつくオオトカゲ。
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象もオランウータンも見ることができたし、あとは、野生のクロコダイルを見られたらなぁ〜と思っていたら、目の目をクロコダイルがユラーっと泳いでいくところだった。
ワンダーランド! -
ジャングルの空気に包まれながら、「拝啓。僕は今、ジャングルの真ん中にいます・・」と絵葉書を書き始めるも、ポストがないことに気付いた(笑)
ジャングルを目いっぱい堪能し、ビリッを後にする。
いつの日か、自分が植えた「murenekoの木」に会いに来ることがあるだろうか。 -
ビリ・アドベンチャー・ロッジを後にする。
イギリス人4人組と、お母さんと息子のイギリス人2人組と一緒に車で、ガタガタのマッサージロードを進む。6人イギリス人で完全アウェイ。ネイティブの英語はホントに聞き取れない。
優しそうなお母さんが「あなたは日本人一人で寂しいわね。英語の話は分かっているの?」と聞いてくれたので、「半分くらい・・」と答えたが、ホントは10分の1も分かっていない(笑) -
隣に座ったのが怖いお兄さんだったので、窓の外を見ていたが、突然、チョコレートを渡される。「サンキュー!」と言って頂いたが、何かジョークを言えば良かった(お返しにネッタイタマヤスデの丸まったのを「チョコレートはどう?」と、渡すとか・・)。
ビリッ編終了。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Bintangさん 2010/12/19 17:32:22
- はじめまして。
- murenekoさん、初めまして♪Bintangと申します。
来年あたり、コタキナバルとブルネイに行きたいと思い、旅行記を探していたところ、murenekoさんの旅行記に出会いました。
いやぁ〜…すごいですね。久しぶりに旅行記を読んで興奮しました(笑)。こんな感覚はたぶん宮田珠己さんの旅行記以来かなぁ〜と思います。
仕事中なのに、一人で大笑いしていました(笑)。
>「ライク・ア・チョコレート・ボール!」と食べる真似をすると、ロバートとスティーブが全力でひいていた・・
>(お返しにネッタイタマヤスデの丸まったのを「チョコレートはどう?」と、渡すとか・・)。
この二つが個人的に大好きです♪♪もしボルネオに行ってネッタイタマヤスデを発見したら、このジャングルジョーク(?!)真似させていただいても良いでしょうか?!(笑)
ビリかタビン、是非行ってみたいですね〜
私の部屋、猿がノックしてくれたら良いなぁ(笑)
ではまた遊びに来ます。
☆Bintang☆
- murenekoさん からの返信 2010/12/19 22:37:15
- ボルネオ
- Bintangさん
書き込みありがとうございます!
私は、最近まで、海外はアジアしか行ったことがなかったのですが、Bintangさんのアジア旅行記を拝見させていただき、まだ行ったことのない他のアジアの国々にも思いを馳せました。
> いやぁ〜…すごいですね。久しぶりに旅行記を読んで興奮しました(笑)。こんな感覚はたぶん宮田珠己さんの旅行記以来かなぁ〜と思います。
私は、昔、宮田珠己さんの『私の旅に何をする!?』を真似して、利尻島を一周しようとしましたが、自転車であまりの急坂に折れてしまい、断念したことがあります(笑)
> この二つが個人的に大好きです♪♪もしボルネオに行ってネッタイタマヤスデを発見したら、このジャングルジョーク(?!)真似させていただいても良いでしょうか?!(笑)
ジャングルジョーク、是非是非使ってください(笑)
猿が部屋をノックしてきたら「おいしい」ですよね。
くれぐれも、ジャングルに一人で入って野生のオランウータンに威嚇されないよう気をつけてください(笑)
mureneko
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