ベルリンとドイツアルプスの旅(7)

2008/09/12 - 2008/09/23

《リンダーホーフ城編》
ガルミッシュ・パルテンキルヒェンから日帰りの小旅行。
ルートヴィヒ2世が建てた３つのお城のうちの１つ、リンダーホーフ城と、フレスコ画が美しいオーバーアマガウの町を歩きます。

エリア オーバーアマガウ(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

バスに乗るときに切符を見せると､運転手さんが､“どちらへ？”
“リンダーホーフです。”
“じゃあ､オーバーアマガウで乗り換えだよ。”

私が持っていたのは､ヴェルデンフェルスチケット。1日10ユーロでこの地域の電車とバスに乗り放題です。
バスは､地域外のフュッセンまで行くから､行き先確認というわけですね。

〔写真は、途中､バスで山道を登ったところにあるエッタールの町。修道院で有名です。〕

エッタール､バス停そばのホテル。

エッタールで見かけたパンとお菓子のお店。
車窓から眺めただけでしたが、素敵な町なみです。

オーバーアマガウで降りて､次のバス乗り場を探していると､運転手さんが指差して教えてくれました。

終点のリンダーホーフ城で降りて､入場券売り場へ。
お城の中はツアーでのみ見学できます。

“ドイツ語と英語のどちらにしますか？”
“ドイツ語でお願いします。”
“では､11時40分のツアーで､７ユーロです。”
お金を用意していると､　“あなたは１人ですか？”
“はい。”
“それなら11時20分のツアーがありますが。”
“ええ､お願いします。”
１人だとこういう時に得ですね。

リンダーホーフ城。
森の中の道を抜けて､お城へ。
バイエルン国王ルートヴィヒ2世が建てたお城です。

ルートヴィヒ2世が建てた３つのお城では最も小さく､唯一完成したものです。

お城の前の庭。
修復工事中で、ちょっと残念。

お城の中は､華麗なロココ様式。残念ながら撮影禁止です。
狭いので、リュックサックは前に抱えるようにとの指示があります。

お城の後ろ側。

40分間の見学を終えて､お城の後ろ側に出ました。

ヴィーナスの洞窟入り口。

お城の裏手を登ったところに洞窟があります。

ヴィーナスの洞窟。
王がワーグナーの「タンホイザー」の世界に浸るために造らせた人工の洞窟です。

ドイツ語での説明がひととおり終わった後に、英語での説明があります。

BGMはもちろんタンホイザー。
右手の滝では､水が流れてきました。

お城の後ろ側から。

洞窟を出て､お城を見下ろします。

庭園の中をお散歩。

ムーア風のキオスク。

お城の横庭。

ベンチで一休みして､１時になるのを待ちます。

１時です。噴水が出てきました！

ほんの３分ほどで噴水はおしまい。

リンダーホーフ城といえばよく見るこの眺めは､１時間に１度だったなんて･･･。

お城前には引き続き見学者の列。
時間と言語ごとに改札口が指定されています。

お城から戻る途中の池に､白鳥がいました。

バスでオーバーアマガウの町へ戻ります。

オーバーアマガウのレストランで。

バイエルン風ソーセージサラダ。
ハムにしか見えない？でも名前はソーセージ。

ドレッシングが酸っぱかった。
もっと野菜があるかと思ったのに､タマネギばっかり。

お花がとてもきれいなホテル兼レストランでした。

食事を終えて、オーバーアマガウの町を散策します。

フレスコ画が描かれた家。

カトリック教会。

見事な絵と装飾にうっとり。

カトリック教会のオルガン。

カトリック教会前の通り。

町外れのエッターラー通りには､童話の場面が描かれた家があります。

「ヘンゼルとグレーテル」の物語が描かれた家。

その先の少し奥まったところには、「七匹の子やぎ」。

通りをはさんだ向かい側には、「赤ずきん」。

どれも普通の民家だそうです。

町の中心に戻ってきました。

バスでガルミッシュ・パルテンキルヒェンへ戻ります。

エッタール修道院にも寄れたらよかったけど･･･。
またの機会（！）にしましょうかね。