2009/11/10 - 2009/11/15
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世界攻略者さん
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街歩きマニアのみなさんこんにちは。今日は私がラホールの楽しい歩き方をご案内いたします。
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ラホールはペルシャワールと並ぶ昔からの商業都市。大きな旧市街も残っていて、歩きがいのある町といえます。5つのテーマに絞ってお話しましょう。
1. グルメ
2. 南北縦断
3. 旧市街横断
4. 靴供給基地
5. 夜の世界 -
まずはグルメから。ラホールには「フード・ストリート」と呼ばれる場所が2箇所あります。1つはゴワル・マンディ, もうひとつはアナカリというところにあります。アナカリのほうは、「ツーリスト・ストリート」とも呼ばれています。共に屋台や食堂が並ぶ通りで、各種肉料理や川魚の揚げ物などが食べられます。写真はマトンのモツ鉄板焼きです。
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なぜかガイドブックはゴワル・マンディのほうを紹介するのですが、アナカリ(写真)のほうが断然お勧めです。店の数も多く、車は中に入れません。雰囲気は、東南アジアの屋台街に似ています。歩けなくはないですが、オートリキシャで行くのが便利でしょう。どちらのフードストリートか指定するのを忘れずに。
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次に南北縦断ルート。出発点はバックパッカーご用達のリーガル・インターネット・イン。まずすぐ北側のリーガルチョークに出て、モール通りを渡ります。その先にあるホール通りが、ラホールの電器街。携帯電話やAV製品を扱う店が並びます。モール通りの一本東(右側)の通りがベダン通りで、アイスクリーム・パーラーの店が有名です。ラホールのスイーツ好きの男達が集まり、いつも混雑しています。写真はチャーマン・スペシャル(70ルピー)です。
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ホール通りに戻り、そのまま北上します。大きな道路を越え、大物家電の並ぶ店を過ぎると、カメラ専門店が集まる通称「カメラ・ストリート」に至ります。ここでは、新品や中古のカメラを購入したり、問題のあるカメラを直したりできます。私も1000ルピー(2000円)でデジカメのズームを修理しました。
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カメラ通りを抜けると、先ほど紹介したゴワル・マンディのフードストリートに到着します。その手前の道を左折して旅を続けます。 道は再び北に向かい、しばらくすると竹ばしごの工房(写真)がたくさん見えてきます。そのまま交通量の多いサーキュラー・ロードまで進みます。右側の銀行が目印です。
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道路を渡った先に墓石職人の工房(写真)が3軒ほど並んでいます。パキスタン全体にいえることですが、職人はどこも旅人にフレンドリーです。このすぐ北側がシャーアラム門で、門を越えると旧市街になります。以上、アイスクリームから墓石まで、バラエティ溢れる南北縦断ルートでした。
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さて、お次は旧市街横断です。タクサリ門からデリー門まで旧市街を東西に貫く道を利用します。正確な位置は最後に紹介するURLを参考にして下さい。地図をのせてあります。タクサリ門を西に進むと、すぐに靴屋ばかりの通りになります。その後、映画館、伝統楽器の店(写真)を過ぎると、左側にレンガ造りの茶色い建物が現れます。ここはかつての水道施設です。
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この水道施設を右に曲がったエリアがグンティ・バザール。ここでは、来た道を直進せず、あえて右に曲がります。寄り道したほうが見所が多いからです。グンディ・バザールを南に向かうと、靴の製造関係の店が目に入ります。靴の足型、素材(写真)や、業務用の糊などそれぞれ専門店があります。
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さらに進むと白い豪華な建物が右側に現れます。これは、かつてお金持ちが住んでいたハヴェリです。その先すぐ左手側に、きらびやかな店が続く通りが見えてきます。これが女性物のアクセサリーやドレスを扱う店が集まる「レディ・バザール」(写真)です。ラホールは、旧市街に限ったことではありませんが、女性が外に出て買い物する姿を良く見かけます。左折してレディ・バザールの中に入っていきます。
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レディバザールを抜けると、道が3手に分かれます。右側が銀製品を扱う「シルバー・バザール」(写真)、真ん中がアクセサリーなど金製品の店が並ぶ「ゴールド・バザール」。ゴールドバザールを歩いて、大きな通りに出ます。この道は旧市街の主要道路で南のシャーアラム門まで続いています。
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大通りを渡った先には、大鍋などキッチン関係の商品が並ぶ「キッチン・バザール」、さらに進むとゴールデン・モスクの脇に出ます。モスクの少し手前を右に曲がると、伝統工芸品のパンジャビ・ベットの工房があり、職人達が綿やナイロンの紐でベットを編んでいきます。一日中この姿勢(写真)で大変そうです。
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ゴールデンモスクの後、デリー門へ続く道に合流します。この通りが「カシミール・バザール」で、女性用の服のを中心に、特にテーマもなくいろいろな物が売られています。この通りの店は夜遅くまで開いているので、夜市のような賑やかさがあります。
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カシミール・バザールを冷やかしながら歩いて、デリー門(写真)に到着。ゴールデンモスクとデリー門の間には、ワジルハン・モスク, シャヒ・ハマムなどいくつか観光スポットがあります。これで旧市街横断の終了です。見所たっぷりの鉄板ルートでした。
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さて、次は靴について話しましょう。すでにお気づきかも知れませんが、旧市街には靴関連の店がたくさんあります。旧市街は靴の一大供給基地なのです。さきほど横断ルートで、靴屋ストリートと靴の材料店を紹介しました。これだけでなく、モティ・バザール(写真)と呼ばれる通りには、靴屋ばかり300軒以上並んでいます。ここは主に卸の役割を果たしており、商品を運ぶポーターがせわしく行き交います。では、これらの靴はどこで作られているのでしょうか。
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実は靴の生産も旧市街の中で行われています。その辺のビルの一室で職人が手作りしているのです。作業は分業制で、生地を切る人、生地を縫い合わせる人、接着する人、足形にはめて成型する人、靴底に固定する人など数工程に分かれます。なぜか、パキスタンには手作業のモノづくりが似合います。そう思いませんか。
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最後に夜の世界について。旧市街の北側にヒーラマンディと呼ばれるエリアがあり、ここはかつての赤線街でした。今は地下に潜ってますが、世間的な認識は変わりません。この地区で娼婦の子として生まれ、売春婦の権利を声高に代弁する人がいます。彼こそ、高級レストランCooco's Denオーナーのイクバル・フセイン氏です。本職は画家で、常に娼婦を絵のモチーフにしています。レストランの入り口には1枚数十万円はするという彼の作品(写真)が並べられています。
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歩き方にも載っているこの小洒落れたレストラン、実は彼の実家の屋上を改造したものです。レストランのテーブルからはライトアップされたバドシャヒ・モスク(写真)が見えます。ちなみに逆方向はかつての赤線街です。この事実を知った上で食事すると、何か味わい深いものがあります。
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Cooco's Denから5分ほどの場所に、「ミュージカル・グループ」と看板を掲げた店がいくつかあります。これは、結婚式や各種行事に歌手や伝統音楽のバンドを派遣する芸能事務所(写真)のようなものです。私の推測ですが、かつてダンサー(娼婦)のバックで演奏していた人達が、今は堅気の演奏家として活躍しているのではないでしょうか。あくまで推測です。
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また、ヒーラマンディには、バンドだけでなく結婚パレードの馬車を貸し出す事務所もあります。このシンデレラ風の馬車(写真)、乗ってみたいと思いませんか。3時間4000ルピーという話です。今説明したヒーラマンディの見所は、旧市街横断ルートのすぐ近く、タクサリ門と映画館を結ぶ通りの少し北側にあります。
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これでラホールの道案内は終わりです。ちょっと情報が多過ぎたでしょうか。もしラホールを訪れる機会があれば、自分なりの街歩きをお楽しみください。他にも見所が隠されているかもしれません。それではよい旅を。
元記事 (GMAP付き)
http://sekakoh.web.fc2.com/pakistan/pakistan_street_lahore.html
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[リンク集]
==パキスタン旅行記一覧==
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この旅行記へのコメント (2)
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- captainfutureさん 2013/04/27 21:23:47
- お陰さまで良い旅ができました。
- 世界攻略者さん、
初めまして。
元記事の「ラホール・ストリート・ジャーナル」をカラーコピーさせて頂いたものを持参し、それを一つ一つたどりながら先日念願のラホールの旧市街をじっくり街歩きして参りました。
お陰さまで大変充実した時間を過ごすことができました。
どうもありがとうございました。
今でもあの独特の雰囲気の旧市街や、優しい人々を忘れることができません。
ペシャワール・ストリート・ジャーナル、早く刊行できるような日が来ることを願っております。
- 世界攻略者さん からの返信 2013/05/01 19:36:20
- RE: お陰さまで良い旅ができました。
- captainfutureさん こんにちは。
かなり局地的でマニアックな旅行記でしたが、ちゃんと参考にしてくれる人がいるんですね。これを励みにして、これからも海外の街歩きガイドを作成していきたいと思います。だだ、ペシャワールはちょっと厳しいかも..。
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