2010/02/21 - 2010/02/24
2105位(同エリア4770件中)
Weiwojingさん
- WeiwojingさんTOP
- 旅行記996冊
- クチコミ137件
- Q&A回答107件
- 2,134,261アクセス
- フォロワー194人
マカオを歩いていると、マカオとリスボアはいろいろな点で似ているような気がします。坂とたくさんの丘に囲まれ、航海士たちがかって長い航海を終えてマカオの港に入る時、海から眺めたマカオの街はまるでリスボアを思わせるような光景だったに違いありません。多くの画家が港を描いた絵を見ると、本当に似ています。
マカオの街を歩くのは楽しいです。時間をかけて、ゆっくり歩けば、いろいろなものにぶつかります。写真を撮るもよし、スケッチをするのもまたよいです。自分用の楽しみ方で歩けばいいのです。
PR
-
マカオに来れば、一度は立ち寄るセナド広場(議事亭前地)です。この時期旧正月の飾りがあちこちにあり、大変にぎやかです。
-
夜のセナド広場広場です。昼間とは違う顔を見せています。正面の建物は、「民政総署」( かつてはマカオの議会が置かれていました)です。
-
民政総署の中に入って見ました。毎回ここを訪れていますが、その都度様々な絵画展や写真展などが行なわれているので、いつも楽しみにしています。今回はマカオの切手に関する展示が行われていました。
-
民政総署の中2階には小さいながらもきれいな中庭があります。
-
この中庭にはポルトガルの著名な2人の文学者の胸像が立っています。こちらは詩人、ルイス・デ・カモンエスです。マカオでは彼の石像があちこちに立っています。
-
一方こちらは詩人であり、小説家でもあるジョアン・デ・デウス(1830〜1895)の像です。
-
2階にある図書館の貴重書室です。コインブラにある図書館をモデルとしており、ポルトガル文学、ヨーロッパ各国の文学などが17世紀から1950年までに収集された3万冊にも及ぶ蔵書があります。どれも貴重なものばかりだそうです。図書館には一般閲覧室もあり、新聞雑誌の閲覧、コンピューターでの検索等も可能です。
-
セナド広場の郵政局大楼(中央郵便局)の向かいに柱廊(ポルティコ)が特徴の色鮮やかなビルがあり、その一角にはマカオ名物の牛乳プリンで知られた喫茶店「義順」があります。
-
白壁が美しい「仁慈堂」の建物です。
仁慈堂は慈善福祉活動を目的に1569年、初代マカオ司教であるドン・ベルキオール・カーネイロによって創設されたものです。現存の建物は18世紀後半のもので、現在1階は公証役場で、2階は博物館になっています。 -
「郵政局大楼」の堂々とした建物がセナド広場の東側にあります。1929年建立で、時計台の上に鐘楼を載せた珍しい建物です。
-
切手を購入するために、郵政局の中に入ってみました。建物の内部は昔のままのようです。ところどころ修復したり、補修したりして、新しくなった部分もあります。
-
柱廊(アーケード)が美しいですね。淡いクリーム色の柱が特徴です。
-
マカオ観光局がある建物のアーケード越しに美しい仁慈堂を見ることができます。
-
この写真は20世紀初頭のセナド広場を撮ったものです。
-
-
-
石畳の道路の向うにかすかにライトアップされた聖ポール寺院の姿が見えます。
-
-
ポルトガルのワインを購入するために、あるスパーマーケットをのぞいてみました。この地下フロアーには数百種のポルトガルワインがあり、安価なものから高級なものまで様々なものが置かれています。目移りしてどれを買ったらいいか迷ってしまうほどでしたが、店員に好みを伝えると、即座に数本選んでくれました。そのうちの1本を購入しました。
-
ある日昼食にポルトガル料理を食べたいと思い、「アフォンソ三世」という店に出かけてみました。セナド広場の向かい側の、急斜面の坂を上がったところにある、こじんまりとしたレストランです。最初レストランだとは思わず、通リ過ぎてしまったほどの地味な店構えです。
-
店内はこじんまりとしていて、すぐ満員となりそうなほどです。この写真は二階の部分です。
-
この日は日替わりランチメニューの中からスープと魚料理を選びました。しばらくして先ず出てきたのはパンです。ポルトガルのパンはどれもおいしいです。
-
ワインも頼んでみました。
-
先ずは野菜スープです。
-
これがランチメニューから選んだ魚料理で、フライにしたものです(名前は失念しました)。そして付け合わせに野菜と一諸に炊き上げたライスが添えられています。この店の料理は分量がかなり多いです。
-
2階席から1階席を見下してみました。客は圧倒的にポルトガル人が多いです。
-
セナド広場の南側には目抜き通りの亞美打利庇盧大馬路(Avenida de Almeida Ribeiro、通称新馬路)が南北に走っています。この道の両側にはポルトガル風の建物が数多くあります。
-
大通りからほんのちょっと裏道に出ると、そこにも美しいレトロな建物が残されています。
-
同善堂という病院の建物です。これこそポルトガルと中国の文化が一つとなった象徴と言えないでしょうか。
-
病院の入口です。上部にはステンドグラスがはめ込まれ、西欧的なものと中国的なものとの調和が見事です。
-
-
-
-
道路を挟んで向かい側に同善堂薬局があります。こちらの建物は特に何ということもありませんが、中に入って驚きました。
-
中に入ると、50、60年前にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気で満ちあふれています。右側壁面には100個以上も戸袋のある薬棚が備え付けられてあり、その一つ一つに薬や薬草が入っているのでしょうね。患者の症状に合わせて、これらの中からいくつかの薬が調合され、患者に渡されます。
こんな古めかしい薬局は中国本土ではもう見られないのではないでしょうか。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Weiwojingさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
35