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1月2日。 <br />ぺトラへ行くため午前6時に宿を出発し、 <br />JETTバスオフィス前へ向かった。 <br />宿のスタッフはタクシーで行けといったが、 <br />暗闇の中歩いて行った。 <br /><br />JETTバスのオフィス前に着いたが、 <br />誰一人として居らずオフィス内を見回しても誰もいない。 <br />午前6時…。 <br />バスが来そうな雰囲気は無いし、 <br />誰一人として来ない。 <br />人が来ないのは路線バスでぺトラへ行く人は少ないということを事前に聞いていたので、 <br />そんなにも心配は無かったけど、 <br />6時になってもバスが来ないので、 <br />本当にバスが来るのか少し心配になったが、 <br />言われた通りに少し待つことにした。 <br /><br />6時15分…。 <br />JETTバスのスタッフがやってきた。 <br />前日、私にチケットを販売してくれた男性だった。 <br />彼は私を覚えていたらしく、 <br />待合室に入って座っておくように促した。 <br /><br />5分位してイタリア人とブラジル人の夫婦が待合室に入ってきた。 <br />そして彼らは「ぺトラに行くのか!?」って聞かれ、 <br />その後バスが来るまで色んな話を彼らとした。 <br /><br />バスが来るまで15分。 <br />続々とぺトラへ行く人がやってきた。 <br />アジア系は私だけであとは欧米人だった。 <br />ぺトラへ行くバスは人が少ないって聞いていたが、 <br />大型バスは満席になった。 <br />前は3列シートでゆったりしていたが、 <br />後ろを見ると「慰安旅行にでも行くんじゃないんやから…」 <br />って突っ込みたくなるようなコの字型のラウンジになっていた。 <br /><br />私は1人だったので運転手の計らいで、 <br />1人の座席に座るように指示があった。 <br />途中、パーキングに寄り休憩をとった後、 <br />ぺトラ遺跡へ。 <br /><br />ぺトラ遺跡の駐車場は観光バスで一杯で、 <br />観光客が非常に多く来ていることがわかった。 <br />運転手に午後4時に出発するから、 <br />アンマンに戻る人は10分前に戻ってくるように言われた。 <br /><br />駐車場からチケットオフィスへ歩いて向かう。 <br />ペトラ遺跡への入場料は33JD(約3500円)支払った。 <br />高い!!そんな高いお金を支払ってまでも見る価値があるのか!? <br />って考えるが、 <br />せっかくきたのでお金の事は考えないようにしようと思い、 <br />入場料を支払い中へ入った。 <br /><br />パルミラ、バールベックを見てきて日本人に会うことは無かったが、 <br />ここではアジア系の顔をした団体をよく見かけた。 <br />やはり、有名な観光地というだけの事はある。 <br /><br />両方の高い壁と壁の間を歩いていくとやがて広場に…。 <br />その広場には人がたくさん居り、 <br />私もテレビで何度も見たことがある建物?神殿?を見ることが出来た。 <br />大きくて彫刻も細かい。 <br />見てあまりのスケールの大きさに声が出なかった。 <br />ペトラは何百年もの間、 <br />人々に発見されなかったって聞いたことがあるが、 <br />「こんな岩と岩の間を歩いていかないといけないところにひっそりと建っていたら、そらわからんわ」って思った。 <br /><br />そのほかにも古代劇場や博物館などもあり、 <br />ゆっくり見たら恐らく1日では足りひんって思った。 <br />ペトラ遺跡の印象は「とりあえず広い!!」その一点に尽きるかも。 <br />神殿などの保存状態も良くスケールも大きいし、 <br />一生に一度は見ておきたい場所だって思った。 <br /><br />3時になり、ぼちぼち戻らないとって思って駐車場へ引き返した。 <br />4時前、バスがやってくる。 <br />乗客はアンマンから乗ってきた面々と同じだった。 <br />すんなりと出発できるもんだって考えていたら、 <br />「誰が後ろのラウンジ席に座るか!?」って言うことで、 <br />乗客がもめだした。 <br />本来は仕切らないといけない運転手は席に全員が座るまで出発しないって言い出すし、 <br />乗客同士で口げんかを始めるし…。 <br />どうしようもなかった。 <br /><br />そして、1人の女性が「一応指定席なので、一度全員降りて順番に座っていけばいい」って全員バスから降りるように提案した。 <br />しかし、ラウンジ席以外の席に座っている人間からは、 <br />「なんでおりないといけないんだ!?」って揉め始める。 <br />すったもんだした挙句、 <br />全員が一度降りる事で納得し、 <br />席順に座っていった。 <br /><br />結局バスは30分遅れで出発。 <br />バスの運転手は早く帰りたかったせいか無茶苦茶な運転を始めた。 <br />遅い車には煽り、片道1車線の道でバスやトレーラーを何台も追い抜かしてアンマンへ戻った。 <br />急いで帰ったということもあり、 <br />行きよりも30分以上も早くアンマンへ戻ってくることが出来た。 <br /><br />アンマンに着いた頃は日も落ち真っ暗。 <br />私はバスを降り、何か食堂で食べて帰ろうと思いアブダリのバスターミナルをうろうろしていると、 <br />遠くの方から「SATORU!!」って言う声が聞こえた。 <br />誰が名前を呼んでるんやろ!?って振り返ったら、 <br />シリア・ダマスカスからアンマンまで乗せてくれた <br />乗り合いタクシーの運転手だった。 <br /><br />その運転手に席に座るよう促されチャイを飲みながら、 <br />免税店で買ったタバコの利益などについて話をした。 <br />彼はまた「SATORU、お前も早く結婚しないとダメ」って言い、 <br />「子供はどれだけかわいいか」って彼の子供の写真を見せながら、 <br />私に話した。 <br />彼の子供はまだ小さく可愛かった。 <br />彼の幸せそうな顔を見て本当に羨ましかったが、 <br />「残念ながら、結婚の予定も無いわ」って笑いながら彼に言った。 <br /><br />そして、彼と30分くらい談笑し、 <br />アブダリのホテルに戻った。 <br /><br />

キプロス・中東旅行記8(ペトラ)

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2010/01 - 2010/01

226位(同エリア1748件中)

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55

SATORU

SATORUさん

1月2日。
ぺトラへ行くため午前6時に宿を出発し、
JETTバスオフィス前へ向かった。
宿のスタッフはタクシーで行けといったが、
暗闇の中歩いて行った。

JETTバスのオフィス前に着いたが、
誰一人として居らずオフィス内を見回しても誰もいない。
午前6時…。
バスが来そうな雰囲気は無いし、
誰一人として来ない。
人が来ないのは路線バスでぺトラへ行く人は少ないということを事前に聞いていたので、
そんなにも心配は無かったけど、
6時になってもバスが来ないので、
本当にバスが来るのか少し心配になったが、
言われた通りに少し待つことにした。

6時15分…。
JETTバスのスタッフがやってきた。
前日、私にチケットを販売してくれた男性だった。
彼は私を覚えていたらしく、
待合室に入って座っておくように促した。

5分位してイタリア人とブラジル人の夫婦が待合室に入ってきた。
そして彼らは「ぺトラに行くのか!?」って聞かれ、
その後バスが来るまで色んな話を彼らとした。

バスが来るまで15分。
続々とぺトラへ行く人がやってきた。
アジア系は私だけであとは欧米人だった。
ぺトラへ行くバスは人が少ないって聞いていたが、
大型バスは満席になった。
前は3列シートでゆったりしていたが、
後ろを見ると「慰安旅行にでも行くんじゃないんやから…」
って突っ込みたくなるようなコの字型のラウンジになっていた。

私は1人だったので運転手の計らいで、
1人の座席に座るように指示があった。
途中、パーキングに寄り休憩をとった後、
ぺトラ遺跡へ。

ぺトラ遺跡の駐車場は観光バスで一杯で、
観光客が非常に多く来ていることがわかった。
運転手に午後4時に出発するから、
アンマンに戻る人は10分前に戻ってくるように言われた。

駐車場からチケットオフィスへ歩いて向かう。
ペトラ遺跡への入場料は33JD(約3500円)支払った。
高い!!そんな高いお金を支払ってまでも見る価値があるのか!?
って考えるが、
せっかくきたのでお金の事は考えないようにしようと思い、
入場料を支払い中へ入った。

パルミラ、バールベックを見てきて日本人に会うことは無かったが、
ここではアジア系の顔をした団体をよく見かけた。
やはり、有名な観光地というだけの事はある。

両方の高い壁と壁の間を歩いていくとやがて広場に…。
その広場には人がたくさん居り、
私もテレビで何度も見たことがある建物?神殿?を見ることが出来た。
大きくて彫刻も細かい。
見てあまりのスケールの大きさに声が出なかった。
ペトラは何百年もの間、
人々に発見されなかったって聞いたことがあるが、
「こんな岩と岩の間を歩いていかないといけないところにひっそりと建っていたら、そらわからんわ」って思った。

そのほかにも古代劇場や博物館などもあり、
ゆっくり見たら恐らく1日では足りひんって思った。
ペトラ遺跡の印象は「とりあえず広い!!」その一点に尽きるかも。
神殿などの保存状態も良くスケールも大きいし、
一生に一度は見ておきたい場所だって思った。

3時になり、ぼちぼち戻らないとって思って駐車場へ引き返した。
4時前、バスがやってくる。
乗客はアンマンから乗ってきた面々と同じだった。
すんなりと出発できるもんだって考えていたら、
「誰が後ろのラウンジ席に座るか!?」って言うことで、
乗客がもめだした。
本来は仕切らないといけない運転手は席に全員が座るまで出発しないって言い出すし、
乗客同士で口げんかを始めるし…。
どうしようもなかった。

そして、1人の女性が「一応指定席なので、一度全員降りて順番に座っていけばいい」って全員バスから降りるように提案した。
しかし、ラウンジ席以外の席に座っている人間からは、
「なんでおりないといけないんだ!?」って揉め始める。
すったもんだした挙句、
全員が一度降りる事で納得し、
席順に座っていった。

結局バスは30分遅れで出発。
バスの運転手は早く帰りたかったせいか無茶苦茶な運転を始めた。
遅い車には煽り、片道1車線の道でバスやトレーラーを何台も追い抜かしてアンマンへ戻った。
急いで帰ったということもあり、
行きよりも30分以上も早くアンマンへ戻ってくることが出来た。

アンマンに着いた頃は日も落ち真っ暗。
私はバスを降り、何か食堂で食べて帰ろうと思いアブダリのバスターミナルをうろうろしていると、
遠くの方から「SATORU!!」って言う声が聞こえた。
誰が名前を呼んでるんやろ!?って振り返ったら、
シリア・ダマスカスからアンマンまで乗せてくれた
乗り合いタクシーの運転手だった。

その運転手に席に座るよう促されチャイを飲みながら、
免税店で買ったタバコの利益などについて話をした。
彼はまた「SATORU、お前も早く結婚しないとダメ」って言い、
「子供はどれだけかわいいか」って彼の子供の写真を見せながら、
私に話した。
彼の子供はまだ小さく可愛かった。
彼の幸せそうな顔を見て本当に羨ましかったが、
「残念ながら、結婚の予定も無いわ」って笑いながら彼に言った。

そして、彼と30分くらい談笑し、
アブダリのホテルに戻った。

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  • 古代ダム跡。<br />あまりに小さく注意深く見ないと、<br />見落とす可能性大。

    古代ダム跡。
    あまりに小さく注意深く見ないと、
    見落とす可能性大。

  • アンマン行きのJETTバス。<br />片道6.75JD。<br />3列シートで快適だったが、<br />後ろはコの字型のラウンジシート。<br />誰がラウンジシートに座るかもめにもめ、<br />1時間近く遅れアンマンに向け出発。

    アンマン行きのJETTバス。
    片道6.75JD。
    3列シートで快適だったが、
    後ろはコの字型のラウンジシート。
    誰がラウンジシートに座るかもめにもめ、
    1時間近く遅れアンマンに向け出発。

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