四十路前男、バンコクとアユタヤで羽を伸ばす

2010/02/11 - 2010/02/17

貯まったマイルを利用して一人でタイへ。

バンコクとアユタヤをブラブラしてきました。

当初４泊の予定が急遽５泊になったりするハプニングもあって、思い出に残る旅行になりました。

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 自転車 タクシー
• 航空会社: JAL

初日の夕食は、ルンピニー公園近くの食堂「ウォンスリーランスアン」で。

お店のお兄さんのおすすめで注文したのがこれ。

牡蠣、卵、ネギの炒め物。
牡蠣がぷりぷりで美味でした。

あまり考えずに注文してしまったけど、途中から食あたりが心配に。お店を出るときに牡蠣の剥き身が冷やされることもなく、熱帯夜の中、タライに入れられてるのが目に入りますます心配に・・・。

大丈夫で何よりでした。

牛肉とネギの炒め物。日本のネギよりも細くてばりばりしてますが、僕はこの感じ、好きです。

ショウガ、トウガラシが程よく効いておいしかったです。

この後タイ風焼きそばを食べて、お会計。シンハービール2本とあわせて540Ｂ。1500円くらい。

2日目は鉄道を利用してアユタヤへ。

写真はフアラムポーン駅。

駅の構内です。

日本の駅より雰囲気があると思いませんか？

一番安い3等車でアユタヤへ。15Ｂですから40円くらい。旅行者もちらほらいますが、地元の人がほとんどでした。

途中、お弁当とか飲み物、子供用のおもちゃなんかも売りにきます。

懐かしい感じの電車に揺られ、2時間くらいでアユタヤ到着。

アユタヤでは、レンタサイクルで寺院めぐり。

1日40Ｂ。パスポートなどのＩＤを預けます。

まず、「ワット・マハタート」へ。

ほとんどの仏像は頭がとられてしまっています。
痛々しいです。

有名な仏頭です。

写真を撮るのはかまいませんが、立っていると近くの監視員に怒られます。帽子も取らないといけません。

しかし、暑いです。

「ワット・プラ・シー・サンペット」へ。

少年僧の一行が記念撮影をしていました。

わいわいがやがやと楽しそうでしたよ。

のどが渇いたので、ココナツのジュースでのどを潤しました。40Ｂでしたが、20Ｂが相場みたい。

「ワット・プーカオ・トーン」へ。

アユタヤの市街からは少し離れたところにあります。

塔が右側に少し傾いているのですが、写真でわかりますか？

自転車を返す時間が近づいてきたので、そろそろ戻ることにします。

帰りに「エレファントキャンプ」の脇を通過。

象が水浴びさせてもらっているのを見学できました。

象って気持ちいいと、耳をばたばたさせるんですね。

自転車を返した後、トゥクトゥクでライトアップされたお寺を見に行きました。

1時間のチャーターで200Ｂ。運ちゃんの言い値で。

アユタヤは夜。

昼間より感動しました。

でも、蚊が多いです。

ホント、きれいです。ぜひっ！

3日目は乗り合いバスでバンコクへ戻りました。（60Ｂ、１．5時間ほど）

ランチはホテルでタイカレーとシンハービール（180Ｂ）。

ホテルは、「テヴェート」港の近くの
Phra-Nakorn Norn-Len Hotel
バンコクの中心から離れた場所にあって、とても静かです。

通りから少し奥まったところにあって、なかなか見つけられなかったのですが、親切な地元の方に声をかけてもらい、無事たどり着けました。
カップクンクラー！

居心地のいい中庭があるので、部屋に閉じこもらなくてすみます。一人旅の人間にとってはとてもありがたいです。

この日は「ワット・ポー」へ。

寝釈迦を見物しました。でかい。

足の裏にはたくさんの仏教画が描かれています。

こんな感じです。

「ワット・ポー」からボートでラーチャウォン港へ移動。

夕食は、チャイナタウンにある「和成豊酒店」で。

ローストダックの炒め物。

ケールと海老の炒め物。

このほかワンタンスープとビール2本を注文。

550Ｂ。満足。

ちょうど旧正月の時期で、チャイナタウンはとても賑やかでした。

さすが南国、フルーツが豊富です。

トゥクトゥクに乗るのも、ずいぶん慣れてきました。

どのトゥクトゥクもエンジンが壊れるんじゃないかと思うほどアクセル全開です。

スピード感、伝わりますでしょうか？

移動中のスカイトレインにて。

タイでは、お坊さんにも席を譲らなければならないようです。

宿泊したホテルの屋上からは「ワット・イントラウィハーン」の巨大な仏像を見ることができました。

1日中、拡声器で念仏（？）を唱える声が聞こえてきます。

4日目。

連日の暑さと移動とで少々疲れたきたので、タイ式マッサージを受けることにしました。

足裏1時間、全身1時間の2時間コースで500Ｂ。1500円弱っていうのは、かなりお得感があります。

でも、痛いです。モーレツに。
くるぶしの下とか、足の中指の裏とかマッサージ慣れしていない場所をグリッと押されると、四十路前男でも声が出るほどです。

しかし、声を出してみたところでマッサージの力が弱まることはまったくありません。

このタコで押されれば、痛いはずです。

触らせてもらったんですが、ものすごい硬さです。パチンコの玉みたい。

夕食は、ホテル近くの屋台で。

お客さんの入りがよい屋台に適当に入ってみました。

お通しの野菜。

柑橘類の味がしましたけど、何でしょうかこれ？

知っている人、ぜひ教えてください！

言葉が通じないし、メニューもタイ語でわからないので、隣のおじさんが食べているものを指差して注文。

レバーとか臓物がたっぷり入ったあっさり味のスープでなかなかいけました。

このほかに、店先で焼いていた鶏肉と焼き飯、ビール3本で300Ｂくらい。我ながらよく飲むなあ。

言葉は通じないけど、お店の人はきびきびしていて気持ちのいい夕食になりました。

なまず、かな？

5日目、王宮へ。

金ぴかです。

旅の無事を祈り合掌を。

回廊の壁面には、壮大な仏教画が描かれています。

知識があればもっと楽しめるんでしょうね。

夕食は有名な「ソンブーン」のプーパッポン・カレー。サムヤーン駅降りてすぐのお店で。

カニがたっぷりでおいしかったけど、個人的にはすこし脂っぽいかなと思いました。

グループで少しずつ取り分けて食べたら、いいと思います。

そろそろホテルに帰ります。
すっかり気に入ったボートを使うことにします。

ちょうどよい時間だったので、きれいな写真を撮ることができました。

地元の人はDSとか音楽プレーヤーに夢中で誰も見向きもしていませんでしたが。

夕景のワット・アルン。

一日のお勤めを終えたのでしょうか、お坊さんたちもリラックスした感じです。

これで、タイともお別れのはずでした。

なんと、飛行機の翼の故障で機内で3時間ほど待機しましたが、結局、この日のフライトは取りやめに。

みんなヘトヘト。

ＡＭ２：00、飛行場近くのホテルを手配してくれたということで、みんなホテル行きのバスに向かいます。

タイにもう一泊することになりました。暇人ですから問題ないですが。むしろ嬉しいくらい。

ノボテル スワンナプーム エアポート ホテル。

旅行中でいちばん高級なホテルでした（笑）

なーんにも予定のない1日。プールで泳いだり、本を読んだり、昼寝をしたりとのんびり過ごしました。こんな過ごし方もたまにはいいですね。

わがままを聞いてくれた家族に感謝しつつ、再び帰り支度をしました。

つたない旅行記を最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

みなさんもよいご旅行を！

この旅行記へのコメント （6）

• mitsuhiroさん 2011/08/02 14:11:03

  楽しそうです

  アユタヤ、素晴らしいですね。ぜひ行ってみたいと思いました。バンコクはネパールに行くときに乗り継ぎで1泊したことがあるだけです。ゆっくりと巡ってみたいですね。
  一人旅も素晴らしいと思いました。私はいつも家族旅行なので、気ままな一人旅を経験してみたいです。

  Satoshiさん からの返信 2011/08/02 22:21:31

  RE: 楽しそうです

  mitsuhiroさん、コメントいただいてありがとうございます。
  
  アユタヤ、ぜひ行ってみてください。昼と夜、それぞれ違う面白さがありますので、できれば一泊するのがよいかと。タイの国鉄も時間があればぜひ。時刻表どおりには行かないと思いますが、のんびりと車窓の風景を楽しめます（特にたいしたものは無いんですが）。
  
  ネパールの旅行記、拝見しました。
  よさそうですね、バクタプル。リーマントラベラーですので、直行便のない国への旅行は厳しいんですが、いつかトライしてみたいです。
  
  今後も良いご旅行＆旅行記を。
  
  Satoshi

• おぷさん 2011/04/14 07:46:02

  いいですね

  気ままなバンコク一人旅いいですね。わたしも三十代後半でもうすぐ四十の子持ちサラリーマンパッカーをめざしております。ゆったりといどうしたり、ゆうひをぼーっと見るのは私もだいすきです。
  ワットアルンの夕焼けがすごくいいですね。ゆうぐれに行ったことがないので、次回チャレンジして見ます。
  次回の旅行記もぜひ楽しみにしています。

  Satoshiさん からの返信 2011/04/14 21:41:39

  RE: いいですね

  おぷさん、コメントどうもありがとうございます。
  
  バンコク、もう１年以上たってしまいましたが、いまだにワットアルンの夕焼けや1人屋台などを昨日のことのように思い出します。あの暑さの中必死に漕いだ自転車もまたとても懐かしいです。
  マイレージがまた貯まってきましたので、むくむくとまた1人旅の欲望が頭をもたげてきている今日この頃です。
  
  おぷさんのインド紀行、まだ全部は読めてませんが、大変楽しく読ませてもらっています。次はインドもいいなあ、なんて思いながら。あまり年取らないうちがいいんでしょうね。タイよりもエネルギーが必要そうですから。
  
  アラフォー同士、これからもお互い楽しい旅ができるといいですね。
  ではでは。
  
  

• densonshugenさん 2010/03/23 12:25:11

  香

  Satoshiさん、こんにちはー。
  札幌より、デンと申しまっす。
  
  仕事の合い間にチラっとブログをのぞいていると――、
  
  「この葉っぱは確か……」
  
  そうこれは確か、バイ・ホラパーとかいう葉だったと思います。
  間違ってたらゴメンナサイ（笑）。
  http://www.thai-square.com/shokuzai/yasai.htm
  
  ノボテル泊のハプニングも面白かったですねェ。
  新作、楽しみにしてます。
  
  では、またおじゃましま〜す。
  
  デン

  Satoshiさん からの返信 2010/03/23 23:04:08

  RE: 香

  デンさん、はじめまして。
  
  「バイ・ホラパー」ですか。
  
  喉に刺さっていた小骨が取れたようでスッキリしました。
  
  ありがとうございました！
  
  デンさんのブログも楽しく拝見しました。
  
  またお邪魔しますね。それでは。