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門前町坂本と三井寺(園城寺)詣で(その2)〜三井寺編〜

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2010/01/24 - 2010/01/25

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kalen

kalenさん

2日目は、朝日を観ることからスタートしました。

昨日宿入りした際に、部屋まで案内してくださった仲居さんが、《朝7時ごろが日の出の時間で、部屋の窓の正面ぐらいから見えるので、よければ早起きしてみてください》と教えてくれました。
ので、湖から上る朝日ってのはいいよね・・・ということで、目覚ましもセットして就寝。

もそもそと起き出してカーテンを開けると、薄曇りの模様。
「・・・・あの向こうに、もう上ってる?」
「・・・まだじゃない??」
と待つこと暫し。

赤い丸いものが、手前にある旅館から打ち上げられるような形で上ってきました
\(^o^)/

空の色が本当に短時間で様々なトーンに変わって生きます。
朝焼けが綺麗なときは、実はその後の天気が崩れるのですが、どうなることやら。

そして、まだ早いので『至福の二度寝』へと突入しました。(笑)

次に起きたのがなんと9時!!
朝食は10時までなので、速攻で着替えておりて行きましたが、既に他の宿泊客の方達はおらず(当然か・・・)貸しきり状態でサーブしてもらいました。

チェックアウトも11時とゆっくりできる旅館だったので、よかったです。

さて、本日は通称三井寺と呼ばれる園城寺詣でです。
その前に12時〜の『びわ湖花噴水』を観る予定で出発。
最寄駅は京阪となるので、旅館の方に京阪の坂本駅まで送っていただきました。

案の定というか、朝焼けの美しさと引き換えに天気は危うい様相を呈していて、でも二人とも傘を持ってきていなかったため(週間予報では、両日とも晴れてるはずだったんで)とりあえず、降らなければ良しとしようとの心境に。

しゃべっている間に、降りる駅(浜大津)に到着。
コインロッカーに鞄をほり込んで、さて噴水は何処??と見回す。
世界一なんだから、すぐ判るはずだよねぇと、湖側に向かうと、ぼんやりと吹き上げてるものが。

「!!あれだ! もう始まってる!!」と走り出す私。
鯨の潮吹きってこんな感じなのかしら?というものが目の前で展開してました。
曇りも嫌いではないので、これはこれで風情もあって楽しかったのですが、ちょっと見えづらかったかな。

10分ほど眺めてから、三井寺へと移動スタート。
少しポツとし始めたのですが、傘を買うほどでもないので、そのまま地図を広げて、疎水を目印に歩き出しました。

程なく、三井寺をみてからお茶&お土産購入に立ち寄る予定の『三井寺力餅本家』さんを発見。
これで、歩き出している方向があっていると安心して歩を進めました。
 ※私は、典型的な『地図の読めない女』なので、迷うことが多い。。。

5分ほどすると疎水と思しき水路を発見。
「疎水ってこれじゃない?」
「じゃあ、それを山側に進んできゃいいはず」
と、疎水沿いに湖を背にして進行していくと、行き当たりに。

おや?三井寺へのルートは?と見回すと、立て看板を発見したので、その矢印に従っていくと、すっかり忘れていた【三尾神社】の文字が!(・o・)!

なんだか人様のブログでみたのよりかなり《寂れている感》大で、社務所も閉じているし、修復に入っている?建物もあったりしましたが、手水のうーちゃんや御紋の真正面のうーちゃんを写真に収めてきました。

ここから少し来た道を戻って、ようやく三井寺に到着。
が、あとから判ったのですが、これは逆ルートだったようで、最後に大門から出てくるという順路を辿っていまし(笑)

入ってなんだか険しい道を登ってたどり着いたのが、観音堂。
ここで、少し雨脚が強くなりそうだったので、その前に湖を眺めるようにしてあるところに避難。

拝観料を払ったときにもらったリーフレットを出して眺めるに、これは観月舞台と判明。どうりで眺めもいいはず。
出るときに水筒につくったほうじ茶と、昨日購入した花びら餅にてブレークタイム。

そうそう。旅行には、荷物になっても水筒(保温タイプの)は持っていくといいかと思います。特に、寒い時期は温かいものを買ってもすぐに飲み干せないし、ちょっとでいいときのほうが多いと思うので。

一息ついて、冷えた体も温まったので拝観再スタート。
観音堂の入り口にて、お線香やネットでみた飴も売っていたので、欲しいと考えていた干菓子を探すも見つからず。
精算をされると思しきお坊さんにたずねると、
「・・・・そんなものは扱ってないのですが・・・」
という奇怪な返事が。

いやいやいや。こっちは、つい2日ほど前にHPで見ているんだって!!
粘って別の人に尋ねると、ここではなく金堂の売店にあるとのこと。

御礼を言って、金堂の方へ向かいました。
平日で天気も天気ということもあるのか、昨日に続き、人が本当にいなくて、いい感じです。

三井寺は、言い伝えで有名な鐘(2つもあります)だけでなく、他所から移築した建造物も多く、また重文扱いとなっている名宝も多いので、見所は満載です。
春の桜の時期が有名ですが、秋の紅葉も見事だと思われます。

さて、鐘ですが2つとも金堂の近くにあり、弁慶引摺鐘の近くに【三井の霊泉】という井泉が湧き出ています。
閼迦井屋という建物内にあるため、結構な音が響いていて驚きます。(天智・天武・持等の三天皇がこの水を産湯に使用したとか)

「なんだか、どこかから『ぼこんっっ』って音がしない?」
「え?ウソ?・・・・いやぁ〜〜何〜〜このなんかよからぬものが出てきそうな音はぁ〜〜」
という会話をして、薄暗い屋内を眺めていると、確かに結構な勢いで水が噴出してました。
夏とか、真っ暗な中できくとかなり怖いかも知れません。
まあ、そんな夜中に拝観できませんが。

そして弁慶鐘をみて、「いやいや、弁ちゃん、無理だから。これ楽に1t超えてるし。持ち上げて投げるなんて出来ないって(笑)」との感想を語りつつ、金堂へ。

ここで、先の観音堂で訊ねた干菓子を求めて売店のお坊さんにきくと、またもや《そんなものは扱ってない》発言が。
どこかへ電話して確認をしてもらったところ、なんとネット限定商品だという返事が!!

《干菓子って日持ちするじゃん、ここにも置いてよ〜〜》と思いつつ、あきらめて後にしました。

最後は、もう一つの鐘【三井の晩鐘】。
これは県指定の文化財になっているのですが、なんと300円で一つきさせてもらえるんです。

この注意書きをみて、食いついた私。。。
「ねぇ、鐘ついてもいい??」
「え?そんなとこに食いついたの(笑)」
「うん。だって、鐘なんてそうそうつかせてもらえると思わないじゃん。しかも指定された文化財をだよ」

ということで、喜んでついてきました。
鐘自体の出来がいいのだとは思いますが、中々にいい音を響かせることが出来たと思います。満足満足。

そして、大門をくぐって三井寺詣で終了となりました。

途中傘が必要とまではいかない程度の小雨にはあいましたが、2日間とも楽しい時間を過ごせました。























同行者
友人
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩

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