現実逃避の一人旅　inペルー　③

2008/12/25 - 2009/01/02

12/28クスコ周辺観光
近くのカフェで朝食。割と洒落た店が多い。
街の中心、カテドラル（教会）に入る。
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂やパリのノートルダム大聖堂など
有名な教会にはいくつか行ったけど、私を含め「観光」で
「見に」来ている人が多いためか、建物としてしか見れず、
よく出来てるなーという感想しかなかったけど、
ここは、もの凄い強い信仰心で人が集まっているから、
その思いに圧倒された。私は場違いで申し訳なかった。
建物自体は大したことないけど、教会の存在に感動。

その後は近くの教会を廻る。その中の一つ、サンブラス教会。
こちらは世界で5本の指に入るという彫刻が。
地獄・人間界・天国を表現しているが、素晴らしかった。
写真が撮れないのが残念。何故、この地味な教会にあるのかは謎。

高山病がまだ慣れないので、ゆっくり歩き、中央市場へ。
沢山のフルーツや、豆、芋、チーズ・・・
強烈な臭いで肉を売ってる。その場で精肉してる。衝撃。
外では衣類が。何故か黄色いパンツ。その後も何度か見かけたが、
巣鴨で赤いパンツが沢山売られてるように、黄色が大量に売ってる。

なんだか気持ち悪くなって、タクシーで「サクサイワマン遺跡要塞跡」へ
タクシーの運ちゃんがフレンドリーで沢山喋ったので、
これをきっかけに他でも話や交渉が上手く行くようになった。
アミーゴは日本語で何だ？とかセニョリータ・ボニータとか
独身なら嫁に来いとか(笑)チップを多めにあげちゃったっ
遺跡はデカイデカイ。面積もデカイが石がデカイ。
車輪も無い時代にどうやって組み立てたかってのは未だに分かってない。
この遺跡の用途も定かではないが、ここからクスコ全体を見渡せるので、
特別な、城的なものだったと思われる。

再びタクシーにのり、クスコの大目玉コリカンチャ（太陽＝黄金神殿）へ
神聖な場所だったが、スペインの侵略で思い切り宝を奪われ壊され
カトリック教会が建てられた。
ペルーの人たちは批判しつつも、敬虔なクリスチャンっつう
なんとも言えない構造だ。
街の至るところで石畳は見れる。
世界中のどこの石組みとも違うのは、繋ぎがないところ。
全て石同士の重なり合いで出来上がってる。トンでもない構造。
しかも、大きな地震が起こっても壊れてない。
五重の塔が壊れないのと同じ様なスゴさ。
見てて全然飽きない。

夜はmixiで知り合った方々と合流してお食事。
女子は私一人で、男性4人。住んでるトコも仕事も年齢も
全然バラバラなのに、異国の地で集まって話してる。不思議～。
ペルーに来て、初めてのペルー料理。
最上級のおもてなし料理「クイ」と
ニットでお馴染み「アルパカ」を頂くが・・・・
正直言って、口には合わなかった。
お店で披露される民族舞踊や演奏も楽しく、
話は盛り上がって楽しかったが、眠気が襲いホテルへ。
翌日は念願のマチュピチュ！

エリア クスコ(ペルー)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー

中央市場
何でも売ってる。

14角の石。
触っちゃダメよ。

サクサイワマンから見たクスコの街並

コリカンチャ内
石組みの仕組み

インカ壁を壊して教会に