2008/09/25 - 2008/09/29
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キリさんですさん
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2008年秋に「はじめてのお使い」のようにドキドキしながら海外(タイ)へ一人で出かけた時の旅行記です。 航空券、ホテル等の手配は全て個人でインターネットで行い、会話は「旅の指差し会話帳」が中心。、タクシーも極力乗らず地図を頼りに行動しあくまでも一人でどこまで出来るかを試すことを狙いとしたチャレンジ旅行。 あまり細かいスケジュールは決めずに「行き当たりバッタリでノンビリとした旅」と「極力現地の人と触れ合うこと」をテーマとして活動してみた。 バンコクは政情が不安定な時期でもあり、最初は不安だらけで、無事に現地のホテルに着くのかも心配していたが、[案ずるよりも生むが易し」で何とかなることが分かった。(アユタヤでは多少予定外の出来事はあったが) 帰る頃にはBTS(モノレール)、船、列車、タクシー、トックトック等にも乗り慣れて地図なしで手ぶらで観光出来るようになった。自信がつき世界各地へ一人で出かけるキッカケとなった楽しい一人旅でした!!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- JAL
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-
行きの機内(写真は機内食)
政情不安定な時期なので観光客が少ないと思ったが予想外で座席は満杯に近い状態。隣に20代後半と思えるタイ美人が二人。幸先が良い。機内食が終わったタイミングを見計らって「旅の指差し会話帳」を使って会話。二人ともバンコク市内の生まれで日本に観光に行った帰りとのこと。バンコク市内で美味しいフカヒレ、トムヤンクンの店を教えてもらった。 ついでに王宮などの観光地名、美味しいタイ料理の店、飛行場名等をタイ語でメモに書いてもらった。(このメモが後でタクシー利用時に実に有効であった) 「通訳もなしで一人でバンコクに行き大丈夫ですか」と心配していた。もっと色々と話をしたかったがあっと言う間にバンコクに到着。 いよいよ一人旅のスタート。
ら -
空港からのタクシー
空港の係員のガイドでタクシーに乗ったが、しばらく走ってからメータがセットされてないことに気付き、「メータ、セット」と叫んだが、既に高速道路を走っており遅かった。 案の定、500バーツと吹っかけてきた。 通常300バーツ+高速代50バーツのはずなので、「高い、350バーツにしろ!」と値切り交渉を始めた。タイに来たら値切り交渉は覚悟していたが、まさか到着した夜から始まるとは。 何度かのやりとりの結果、420バーツで決着。 良く考えれば500バーツでも日本円で1500円程度で安く、あまりムキになることも無かったのだが・・。泊まったホテルはシーロム通りのNARAI HOTEL。このホテル名は日本語発音「ナライホテル」でタクシー運転手に通じるので便利。 一泊1800B(5400円)と安い割りには居心地の良いホテルでお勧め。まずは無事に到着し一安心。 -
船の観光
朝8時起床。 今日は船を使って観光することに決め、タ-クシン船着場に行き一日乗船券(150B)を購入。早速、船旅を楽しんだ。 ボートは青旗、黄旗などにより特急、快速、鈍行などが区別されており注意を要す。 川の水は茶色で思ったより汚かったが景色は良く川風が爽やかで気持ち良い。まずはDHANG船着場に近い王宮、ワットプラケオを見学。 政情が不安定な時期のせいか観光客は少ない。のんびりと王宮から王宮前公園の道を歩きタマーサット大学の構内で休憩。学生食堂みたいな雰囲気のところでタイ風ヌードルの昼食。近くの国立博物館を見学後、船でワットポーに移動。ワットポーは10年程前に視察で来た時に見学していたのでマッサージのみで済ませ、渡し舟で川向こうのワットアルンを見学。 の寺で有名な寺だが登るのが急勾配で大変。 やっとの思いで上り、チャオプラヤ川を見渡せる場所まで上った。誰もいないので遠くバンコク市内を見渡しながら船着き場で購入したビールを飲みながら休憩。 既に夕陽がさしてくる頃になり急いで船に戻り、夕陽に輝くワットアルン(何ともいえないほど綺麗)を見ながら帰路についた。素晴らしい船旅であった。 -
アユタヤ行き列車にて
8時起床。今日はアユタヤへ列車で行くことに決め地下鉄でファランボーン駅へ行きチケットを購入。窓口で「アユタヤ」と叫んだら、怪訝な顔で20バーツ(60円)と返事が来た。 やけに安いなと思ったがそのままチケットを購入し10時4分発の列車に飛び乗った。 ガラガラで空調も効いているし、思ったよりは良いなと思って乗っていたら検札が来て「ここはエアコン車両なので3等者へ行け」とのこと。 3等車は混雑していたが幸いにも空きの席があり、空調はないが窓は全面開放状態で風が気持ち良い。 地元の人と雑談しながら楽しい列車の旅であった。 -
アユタヤ見学
11時半頃にアユタヤ駅に着き渡し舟を渡った処でトックトックに乗った。値段は個別交渉でワットプラ・マハタートまで35B(105円)なので安心して乗ったら、途中で急に止まり「アユタヤの観光場所を数箇所廻って2500Bでどうか」と言ってきた。事前情報で聞いていたので「ワットプラ・マハタートに友人が待っているので、とりあえず行ってくれ」と断った。ワットプラマハタート、ワットプラシーサンペット、ウイハープラモンコンポピット等を時間を気にせずにゆっくりと見学。観光客も少なくのんびりできる、。途中で地元の方に道を聞くと手振りで笑顔で親切に教えてくれ、しばらく談笑。小さなマーケットの中の食堂でタイ風やきそばとコーラで昼食。計60B(180円)と安い。 しかし、ここで予想外のハプニングが発生した。 -
トラブル発生(写真はアユタヤ遺跡です)
次の観光場所に移動しようとしたがタクシー、トックトックは全てチャータ済み。観光客が少ないからか空きのタクシーはなし。やむを得ずに歩き始めたが、34度と最も暑い時間帯となりグッタリ。残りの観光をあきらめかけたところ、一台のトックトックが近寄ってきた。ワラをもすがる思いで捕まえてドアを開けたら何と先ほど断った男が運転していた。何たる偶然。再度値段交渉となった。先ほどと同じ2500Bでどうかと吹っかけてきた。 既に何箇所かは見学済みであり、遠いところは空調の効いたタクシーで廻るので、このトックトックでは300B程度が妥当と回答。 それでは自分のワイフのところまで送るのでワイフの車で残り全てを廻り1200Bでどうかときた。とりあえず場所を移動したかったので彼のワイフの車までトックトック送ってもらった。 到着すると泉ピン子を黒くしたような40歳前後の女性が寄ってきた。多少リスクはあるが笑うと愛嬌のある女性で安心できそうなので1000Bで交渉成立となった。 -
(バンバイア宮殿の写真です)
再度、仕切り直しで黒い泉ピン子と二人でアユタヤの残りを見学することになった。彼女は英語も全く話せないので、ガイドブックで行き先を指定。まずはバンパイア宮殿へ。 車で1時間弱と思ったより遠い。入り口近くで車を待たせて宮殿内を見学。時間もあまり無いのでゴルフ場のカートみたいなものに乗って1周した。ほとんど観光客がいないこともあり静かで予想以上に綺麗な宮殿であった。出口の売店でアイスを買って、車で待っているピン子にあげたら黒い顔をクシャクシャにしてお礼をしていた。続いてワットヤイチャイモンコン、日本人旧街と廻り、最後にワットポーにある寝姿の仏様の屋外版(あまり有名ではない)を見学し無事アユタヤの駅に到着。感じが良かったので料金を払った後でチップを渡そうと思ったら、先に日本語で「チップ下さい」と言われ、ガックリ。何とも逞しい夫婦であった。 帰りにサイアム・スクエアのコカ・スキでタイスキを食べフットマーサジに寄って夜10時にホテル着。 今日はいろいろとあったが面白かった。 -
BTS乗りまくり
前日疲れたせいか起きたら朝8時過ぎ。急いで朝食を済ませて9時に出発。今日は一日中BTS(モノレール)を乗りまくることを計画。サラデーンの駅に行き1日券(120B)を購入。意外と安い。何となく地図の右下にある東バスターミナルが気になったので行ってみることにした。サイアム駅でスクンピット線に乗り換え7駅目のエカマイ駅で下車。右側に下りて少し戻ったところに東バスターミナルがあった。思ったより小さい建物。待合室の椅子に座って色々な人種で様々な格好した人たちが右往左往している様子を見ているだけで面白い。次はトーンロー駅のグランドタワーホテルへ。続いて最近若者に人気のあるプロームポン駅前のエンポリウムでショッピング。さらにタイ通の人に有名なソイ11があるナーナー駅へ。ソイ11がイメージと違いガッカリ。アソーク駅に行き地下鉄に乗り換えチャトウチャックパークへ。公園散歩後再びBTSのモチット駅からビクトリーモニュメント駅の戦勝記念塔を見て再びチャトウチャックパークに戻りナイトバザール見学と忙しい。夜はマンゴツリーでタイ料理を食べフットマッサージで疲れをとりホテルに戻った。
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帰国(写真はカオサン通りです)
いよいよ帰国の日。 夜10時過ぎの便なので時間はたっぷりある。午前中は近くのルンビニ公園を散歩。太極拳をやっているおばさん達、ジョギングをしている若者、子供を遊ばせている奥さんなど大連の労働公園を思い出させる光景。日本の公園のように浮浪者がいないのが良い。 ホテルに戻り2階のプールでノンビリした後、11時過ぎにチェックアウト。 荷物はホテルに預けカオサン通りに行くことにした。 ホテル前のタクシー運転手が「カオサン通りは遠いよ300Bで行ってあげる」「馬鹿なこと言うな私はバンコクは詳しいのだ150Bなら乗ってあげる」と怒ったら、あっさりと150BでOKとなった。チャイナタウンと民主記念塔を経由させ写真を撮りカオサンへ。カオサン通りはバックパーカー向け安宿が多く沢木耕太郎も泊まったところだが今は原宿のような若者の町。ビールとピザで昼食。近くの国立美術館を経由してバングランプーの船着場のコーヒショップで休憩。船で対岸に渡りトンブリ駅を見学。 船でタークシンまで行きサラデーンの「大戸屋」で久しぶりの日本食で最後の晩餐。駅前でタクシーをつかまえホテル経由で空港へ。 空港で米国風のバーでジンライムを飲んでいたら眠くなり危うく乗り遅れるところだった。 帰りは夜行便で疲れているせいか機内食も食べずに熟睡。 朝6時半に無事成田空港に到着。 東京は雨模様の寒い日だった。 -
最後に。適当に撮った写真です
元々一人旅は話し相手もいないこともありあまり好きではなかった。 しかし今回、異国の土地を一人で旅することの面白さを実感した。 朝は適当に起きて、見学する場所を適当に決め、コンビニに寄り水・菓子を買い、気軽に公園やホテルで休憩し、腹が減ったら屋台やレストランで食べたいものを食べ、歩き疲れたらフットマサージに寄り、ホテルのプールでのんびりする。こんな贅沢な旅行はない。 また、日本人同士では何となく話しかけにくいが何故か異国の人とは気楽に話せる。言葉は通じなくても身振り手振りと「指差し会話帳」でかなり話ができる。 今回登場した人物以外でも、船の中の女子高校生のようなキップ検札員、アユタヤで昼食を食べた店のやたらに元気の良いおばさん、ルンビニ公園で雑談をした老夫婦たちとの会話も面白かった。一人旅に目覚めてしまったので、足腰が元気な内に世界各国を歩き廻るぞ!!!
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