2009/12/29 - 2010/01/03
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azianokazeさん
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2010年元旦は、スリランカきっての聖地、島の南端に位置するカタラガマでプージャ(礼拝の儀式)に参列します。16年前にも参列したことがありますが、激しくベルを打ち鳴らす様が記憶に焼き付いています。
でも、正月ですので参拝者も多いのでは・・・。車・ガイドをお願いした現地旅行社も、そこらを考えての対応となりました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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ゴールからカタラガマまで、車で約4時間。(距離以上に時間がかかります)
1日3,4回プージャは行われますが、今日は10時半にも行われるとのことです。
スリランカでは正月は4月に祝いますが、そうは言っても内戦が終わった翌年のNew Yearということで、大勢の参拝者による混雑も予想されるので、早朝5時半にゴールのホテルを出発。
当然、まだ真っ暗です。途中どこかで初日の出も見られるかも。
ゴールから40〜45分ぐらいでしょうか、空もやや明るくなりかけた頃、道路脇に大勢の参拝者で賑わうお寺がありました。“歩き方”などにも載っていないようですが、車で通るときも外からの参拝を欠かさない有名なお寺だそうで、私たちも車を止めて初詣することに。 -
場所を聞くのを忘れました。
経過時間からしてウェリガマ、ミリッサ付近ではないでしょうか。マータラまでは行ってなかったような・・・自信はありません。どなたか写真のお寺がどこかご存じでしたら教えてください。 -
今回のカタラガマへの手配はヒッカドゥワの旅行社Blue Lotusさんにお願いしました。
(http://www.bluelotustours.com/index.html)
日本人女性とご主人のスリヤンガさんが経営されている会社で、今日のガイドはスリヤンガさん。日本語は達者です。料金は車、ドライバー、ガイドで17000円。英語ガイドならもっと安くなります。 -
それにしても、スリランカの正月は4月だというのに、未明から大変な人出です。やはり、1月1日は特別な日なのでしょうか。
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御本尊です。
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ゆっくりしたいところですが、先を急ぎますので、今年1年と今回旅行の無事をお願いした後、写真だけバシャバシャ写してカタラガマへ向かいます。
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2010年、初日の出。
雲が少しあったのと、ゴールを出てから海岸から少し離れた道だったので、初日の出はあきらめていたのですが、海沿いに出たところで、丁度太陽が雲間にのぞいています。
初日の出目当てだったら少し物足りないところですが、ついでの初日の出ですから、これで十分です。 -
本当に、雲間のわずかな時間でした。
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朝もやがかかった海岸では、もう網を引いています。
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ところで、この浜はどこでしょう?
先ほどのお寺から15分ほどでした。わかる方がいらしたら教えてください。
ところで、外国人の私にはシンハラ・タミルの区別など分かりませんが、スリヤンガさんに聞いても、「タミル人は服の色に原色を使うことが多いのでわかります」という具合です。日本人と韓国人の差程度ではないでしょうか。
南インド由来とされるタミル人同様に、シンハラ人とされる人々も歴史的には南インドとのつながりが強いのでは。
植民地を脱して、“自分達の国”をつくる過程で、“民族的差異”がことさらに強調され、流血を伴うような対立に至るのは多くの国でも見られる現象です。 -
写真は、海外付近の朝もやに煙るヤシの林。
タミル人反政府組織LTTEや内戦終結について、タミル人がどのように思っているかスリヤンガさんに尋ねると、「LTTEを支持している人もいますし、彼らを怖がっており戦争が終わったのを喜んでいる人もいます。」とのことで、判然とはしません。
仮にLTTEを支持していても、シンハラ人の彼には明らかにはしませんので、仕方ないことでしょう。
LTTEは海外のタミル人からの送金を大きな資金源にしていましたが、これも、送金しないと国内に残る親族がどのような目にあう・・・という脅迫のもとで行われていた部分も大きいとか。
“これから仲良くやっていけますかね?”という素朴な問いには、「大丈夫です。もともと仲良くしてきましたから。」と明快な答えでした。
“でも、学校でシンハラ語しか教えないとか、国教として仏教を強制されるようなことになるとタミル人も困るのでは?”と意地悪く尋ねると、いろいろ答えてくれましたが、先ほどの明快さはやや薄れたような・・・。 -
写真は朝食を買ったお店。品定めしているのがガイドのスリヤンガさん。
どんな望みも叶えてくれると言われているカタラガマ神は、もともとはタミル人の土着信仰の神様がヒンズーの中にとりこまれたもので、ヒンズーではガネーシャの弟とされています。
カタラガマ神の話は後にするとして、ガネーシャの頭がなぜ象なのか?なぜ牙が折れ、その牙を手に持っているのか?
母親の入浴の番をしていたガネーシャと、息子と知らなかった父親シバ神が口論となり、シバが怒って首を切り落とした。そして事情を聞いてとりあえず最初に見つかった象の頭を据えた・・・という話が一般的ですが、スリヤンガさんから別の話も。 -
車の中で食べた朝食。少しかじったサモサのようなものがおいしかったです。
さて、ガネーシャの話です。弟のカタラガマがある女性を見染めますが、なかなか言い出せず兄ガネーシャに相談します。
兄ガネーシャは「私が象に化身して彼女を脅かすから、それをお前が助ければ付き合えるようになるだろう」と策を与えます。ガネーシャは「うまくいったら、この水を私にかけてくれ。そうすれば私はもとにもどるから」と聖水をカタラガマに渡します。作戦は見事的中。しかし、カタラガマはうっかりガネーシャからもらった水を飲んでしまい、気付いたときは残り僅か。あわてて象の姿のガネーシャに水をかけますが足りず、頭は象のまま残ってしまいました。ガネーシャは怒りのあまり自分の牙を片方折ってしまったとか。
面白い話です。 -
そんな話をしているうちに、カタラガマも近いティッサマハーラーマに到着。
この街のホテル(写真はそのホテルのレストラン)で働いている、スリヤンガさんの知り合いだか親戚だかの男性を同乗させるとか。
更に、町の警察に寄って、その男性の知り合いである、警察の偉い人も加わるとか。
今日は新年でカタラガマのプージャは混雑も予想されるので、その警察の偉いさんの威光でなんとかしようという話のようです。
そんな話は初めて聞きました。警察幹部の肩書でプージャに参列するというのは感心した話ではありません。
ただ、すでにそういう段どりになっており、ここで事を荒立てるのも・・・。
それに、プージャに参列できないと、今回旅行の目的がかなりそがれてしまうというのも本音であります。
そんな訳で「然るべく」と任せることに。
結局、ドライバーもいれて総勢5名となりました。
そのうち、パトカーの先導でもつくんじゃないかいう具合で、スリヤンガさんは「まるで政府の偉い人の視察みたいですね」と笑っています。 -
カタラガマ参拝に先立って、お供えを買いそろえます。
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最初にお供えのサイズを、お盆の大きさできめます。
3つほどのお盆を見せられ、どれにしますか?と訊かれます。
あまり大きいのも高そうだし、小さいのにして「日本人はケチくさい」と思われるのもいやだし、中サイズで頼みます。後になって、小さいのにしておけばよかったと後悔します。その話は後で。 -
ひな壇に並べられた果物を盛り合わせてお供えを、ドライバーを除く4人分つくります。
左下のパイナップルの上に並んでいる茶色い玉はウッドアップル(現地名ディウル)。
砂糖、ココナッツミルクと混ぜてジュースにします。
カタラガマ参拝の帰りに、前出のホテルでジュースにしてもらいました。
スリヤンガさんは「日本人は好きな人も、そうでない人も」と言っていましたが、確かに酸味があって微妙な味です。あまりたくさんは・・・。 -
警察の偉いさんもいるためか、作業する店の人も真剣そう。
パイナップル、ヤシの実、バナナ、ウッドアップル、リンゴ、マンゴー、サトウキビ、お菓子類その他もろもろ。 -
中央に立っているチェック柄のシャツの男性が警察の偉いさん。
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上から赤い覆いをかぶせて出来上がりです。
これを各自膝の上に抱えてカタラガマへ車で向かいます。
重いです。なんせ山盛りのフルーツですから。
代金は確か750ルピー(約600円)払ったような気がします。 -
カタラガマは宗教公園になっており、カタラガマ神殿のほか、大きな仏塔キリ・ヴィハーラやイスラムのモスクも敷地内にあります。
本来は車では入れないエリアまで車で乗り入れます。検問所は警察の偉いさんの顔パスです。
カタラガマ神はもともとタミル人の土着信仰の神様ですから、ヒンズー教徒タミル人には人気があったのですが、政府がここに巨大な仏塔キリ・ヴィハーラを建設したことで、仏教徒シンハラ人の参拝者が増加し、逆にタミル人の参拝は減少してきたそうです。【地球の歩き方 スリランカ】
今年は内戦も終わり、タミル人の参拝者も多いのではとBlue Lotusさんは言っていました。
お供えは車に置いて、最初にキリ・ヴィハーラに向かいます。
銃を持った兵士だか警官だかが、付き従います。 -
仏塔キリ・ヴィハーラへの参道
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蓮の花を買います。
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正面の仏塔がキリ・ヴィハーラ。
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大勢の人で溢れています。
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警察の偉いさんは、警備の警官だか軍人だかと親しく談笑。
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仏塔の周りを願い事を念じながら時計回りに3周・・・のところですが、実際は2周で。
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祈る姿には心ひかれます。
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願い事を書いて結ぶ、日本の絵馬のようなものです。
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敷地は広く、猿も遊んでいます。
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近くにサファリで有名なヤーラ国立公園ありますが、ここにも象ぐらいはいます。
ヤーラまで行けばヒョウも見られるとか。昔訪れたときは、あんまり動物はいませんでしたが・・・。 -
キリ・ヴィハーラ参拝を済ませて、お供えを持ってカタラガマ神殿に向かいます。
神殿にはお供えを持った大勢のひとが並んでいますが、そんなことには一切関係なく、警察の偉いさんを先頭に「やあ、入るよ」って感じで中に入ってしまいます。いいのか・・・。 -
プージャ開始まで、まだ少し時間があります。
一般の方とは反対側の最前列で待ちます。
ここで問題発生。お供えが重いのです。重すぎます。
普段ペンと箸より重いものを持っていないせいで、とても耐えきれません。次第に腕がブルブル痙攣してきます。
床にいったん置こうとすると、「お供えは床に置いてはだめです」とスリヤンガさんに注意されます。
地元の人がやっているように頭の上に乗せようかとも思いましたが、安定が悪く果物が転げ落ちそう。水も垂れてきます。 -
悪戦苦闘しているとなにやら煙が・・・後ろの燈明の火がお供えにかぶせた布に燃え移っています。
前に立っていた警察の偉いさんがすぐに消してくれましたので騒ぎにもなりませんでしたが、危ないところでした。その偉いさんが見かねて、祭壇前のさい銭箱みたいなところに置くように指示してくれました。
偉いさんは最初から祭壇に置いています。
神殿内の写真の写りが悪いのは、暗いせいと、お供えの重さで腕がまひして震えるためです。 -
神殿はあまり大きくありません。一度に入れるのはせいぜい数十人です。
お供えを持った人は左側に、持ってない人は右側に並びますが、私たちは右側の最前方に。
プージャに参列する場合は、お供えは力持ちにまかせるか、あまり重くない小さなものにするか、頭の上に乗せられるようなものにするか、対策を考えたほうがよろしいようです。 -
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お供えを神殿の人に渡します。プージャが終わると半分ぐらい返してもらえます。
受け取ったお供えは、持ち帰って食べてもいいし、境内にいる人に分け与えてもいいです。
神様と共に食べる、日本の直会(なおらい)の風習と同じです。
祭壇にかかっているタペストリーに描かれているのがカタラガマ神で、頭が6個、腕が12本あります。
いわれはいろいろあるでしょうが、スリヤンガさんに聞いた話では、シバ神がいない間に妻パールヴァティーに6人の子供が生まれ、帰ってきたシバが尋ねると「みんなあなたの子供です」と。そこでシバはその6人を抱きしめると一人にまとまって、頭が6個、腕が12本になったとか。なるほど・・・。 -
みんな重いお供えを抱えています。軟弱な日本人の中でも、私はとりわけ軟弱なものですから・・・。
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白服の男たちが、祭事を取り仕切る神殿の人です。
頭が6個、腕が12本のカタラガマ神の絵の左側に天井から吊るされたいくつものベルが見えます。 -
祭事が始まると、みなで一斉にこのベルをガンガン鳴らします。
耳を聾する大音響です。
神様に祭事の開始を告げる合図でしょう。日本でも神社で拝むときガラガラ鳴らしますので同じようなものでしょう。ただ、こちらはその音が半端ではなく1〜2分鳴らし続けます。
祭事は、神様に供える聖なるフライドライスがうやうやしく祭壇に運ばれ(これは後で参列者に分け与えられます)、参列者に聖水が配られたり、額に何やら塗ってもらったりというふうに進行します。
ただ、狭い建物内に大勢が参列していますので、暑苦しいのも事実です。 -
プージャを終えて外にでると、ホッとします。
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外には建物に入りきれない大勢が並んでいます。本当はこの列に並ばないといけなかったのですが・・・。
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神殿の外。
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これは吉凶を占う儀式。
手にしたココナッツを思い切り岩に叩きつけ、割れたら“吉”という訳です。
私もやってみましたが、またしても軟弱ぶりをさらけ出してしまいました。
狙いが外れてうまく割れませんでした。
警察の偉いさんが気を使って「割れなかったから、もう一度やったほうがいいのでは」と言ってくれたのですが、まあ、日本のおみくじにも“凶”があるように、“吉”がでたら驕らず、“凶”がでたら注意して・・・ということです。「いや、気にしないですから」と再チャレンジはご遠慮しました。
本当は、再度やってまた割れないという軟弱ぶりを見せるのがいやだったためですが。 -
境内の菩提樹
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参列者の長い列が・・・。警察の権威を利用する形でズルしたことで少し気が咎めます。
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りっぱな牙をもった象がいました。
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その象を背景に、警察の偉いさん(右)が写真を撮ってくれとのこと。
いろいろと気を使っていただきましたし、儀式に参列できたのは彼のおかげです。
ただ、親切心からではありますが一行を仕切る警察の偉いさんに、“この人のご機嫌をそこねると面倒なことになるのだろうな・・・”といった感じも。
「おかげで助かりました」みたいなことを言わないといけないだろうな・・・とも思っていたのですが、ティッサマハーラーマの街に戻った後、挨拶の機会もなくいつのまにか別れてしまいました。
(今日、遅ればせながら、この象をバックにした写真をスリランカへ郵送しました。)
日本にいると、“権力”というのは縁遠い抽象的なものですが、スリランカみたいな社会では日常生活で目に見える形で機能します。
何より、コロンボのような銃を構えた兵士がいたるところにいるような場では、権力は銃口であり、逆らうことは拘束、場合によっては死を意味します。 -
ティッサマハーラーマ近郊では、道路沿いの小屋で“枕”を売っています。枕の中に入れる綿のようなものが特産のようです。
写真は、ティッサマハーラーマ近郊の大きな池。
大勢の地元の方が、食事をしたり泳いだりして、ピクニックを楽しんでいました。
水面に木が並ぶように見える風景はなかなかのものです。 -
ティッサマハーラーマ付近に貯水池が二カ所ありましたが、写真の池の名前は?
これもご存じの方がおられれば教えてください。
弾丸トラベルのため、明日の夜はもう帰国です。
最終日の明日はゴールの街をフラフラして過ごす予定です。
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この旅行記へのコメント (4)
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- コクリコさん 2010/01/30 23:14:54
- プージャの祭り
- aziznokazeさん、初めまして。
唐辛子婆さんのお薦めで、ガネーシャの頭がなぜ象になったのかという、もう一つの説を聞きにきました。
弟のためにそうなったという話もあるのですね。
シバとパールヴァティーの子供ってたくさんいるのですね!
カタガラマ神の話も興味深く読みました。
むかーし、スリランカの同世代の少女と文通していたことがあり、絵葉書とともに仏教のお祭りについて書いてきてくれたのですが、あの手紙も結婚する時にどこにへいったやら、、、
そしてタミールとシンハリとの内乱で文通も途切れました。
その頃は真面目に手紙を読んでいなかったので、aziznokazeさんの旅行記のプージャの祭りが書いてあったかどうか覚えていないのです。
それでも懐かしく読ませていただきました。
ありがとうございました。
- azianokazeさん からの返信 2010/02/09 14:03:49
- RE: プージャの祭り
- 返事が大変遅くなりました。
書き込みを頂いた頃から10日ほどタイ北部のチェンライ周辺を旅行しており、つい先ほど自宅に帰りついたところです。
神話の世界は、人間世界の反映でもあり、なかなかに面白いですね。
カタラガマのプージャは、一度体験すると、強烈なベルの大音響と濃密な空間が忘れられません。
マルセイユのホテル探しの話などの旅行記も拝見しましたが、私はもっぱらアジアの国々が旅行先です。
泊まるところと言えば、ゲストハウスと称する安宿が殆ど。
今回タイ北部旅行でも、山間部の田舎町タートーンやメーサローンでは1泊200バーツ。約550円。
それでも、メーサローンなどは、部屋のなかでワイアレスのインターネットが使えるというのが現代ネット社会でもあります。
今回タイ北部旅行もアップしていきますので、よろしければご覧になってください。
適度に猥雑で、また、のんびりもしていて、歴史の袋小路みたいな話もあれば、人間動物園と批判もされる少数民族“首長族”の話なども。
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- 唐辛子婆さん 2010/01/30 10:19:35
- 見ごたえ、読みごたえ
- がありました。投票一票じゃ足りません。
azianokazeさん、おはようございます
土地のお祭りに参加するのはワクワクですね。
いつも現地の人に案内してもらっていらっしゃるので
内容の濃い旅行記を楽しませていただいてます。
ガネーシャの「もうひとつの話」も興味深いし
お供えの手がブルブルというのもおかしいし(笑い事ではありませんね)
お供えを半分返してもらえるというのも嬉しい話ですね。
「権力は銃口であり」にスリランカに滞在していた頃のことを思い出しました。タミル人も不満なく暮らせるような社会にはやくなってくれることを祈りたいです。
〜唐辛子婆〜
- azianokazeさん からの返信 2010/02/09 13:22:04
- RE: 見ごたえ、読みごたえ
- 返事が大変遅くなりました。
ある事情で自由な時間がひと月ほどとれることになり、書き込みを頂いた頃から10日ほどタイ北部のチェンライ周辺を旅行して、今日帰国したところです。
カタラガマのプージャは、思いがけず現地の偉い方に同行してもらう形になって、ちょっと戸惑いもありました。ただ、参列できたのは彼のおかげです。
とにもかくにも、強烈なベルの音響が耳の奥底にこびりつきます。
お供えの重さは笑いごとではありません。
床に置くとだめと言われるし、腕は震えてくるし、火は燃え移るし・・・ギブアップしたいような心境でした。
ガネーシャの話は、以前からいまひとつ納得がいかないところあったのですが、今回の話の方がはるかに説得的に思われます。
いかにも人間が考え出した“人間臭い”話です。
先日の大統領選挙では、現職大統領と野党統一候補の前参謀長という、ともにLTTE討伐を成果に誇る候補の争いとなりましたが、シンハラ人の票は二分されるため、両候補ともにタミル人の票を得ようと努めたというのも皮肉な話です。
結局、タミル人有力政党は野党候補を支持しましたが、与党現職勝利となって、そのことが悪い方向に影響しなければ・・・という感があります。
チェンライ方面の旅行記も時間のあるうちにアップしていこうと思っています。よろしければまたご覧になってください。
深夜便で帰国して寝ていませんので、いつもにも増して頭がもうろうとしています。今日はこのへんで。
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