2009/12/29 - 2010/01/03
182位(同エリア235件中)
azianokazeさん
- azianokazeさんTOP
- 旅行記488冊
- クチコミ0件
- Q&A回答12件
- 894,061アクセス
- フォロワー29人
2009年12月31日大晦日。
午前中、ゴール市内で開かれていた反政府武装組織LTTEの武器展示会を覗いて、午後からは仮面で有名なアンバランゴダへ30分ほどの列車の旅。バスでゴールに戻ると、丁度夕日がインド洋に沈む時間でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
ゴールの宿「Rampart View Guest House」の屋上から。
-
屋上は土で覆われ、朝日・夕日見物用にベンチも置かれています。
-
今日はまずまずの天気です。
-
スリランカでも健康のためウォーキングが流行りのようです。
海沿いの城壁は格好のウォーキングコースです。 -
部屋のある2階のベランダには朝食用のテーブルが置かれています。
-
インド洋、城壁、散策する人々を眺めながら朝食は最高の贅沢です。
-
昨日は天気がいまひとつだったので、朝食後、改めて宿の向かいにあるフォート先端付近の城壁を歩きます。
-
1〜2ドルのお金を払うと、城壁から海に飛び込んでその姿を写真に撮らせる・・・そんな稼ぎをしている若者もいます。
-
写真右手の黄色い建物が「Rampart View Guest House」
-
教会とモスクが目立つゴールでは、お坊さんはあまり見かけません。
-
城壁を降りると、屋台の土産物屋が。
ニゴンボでながめたアウトリガーの漁船の置物が気に入り、お買い上げ。
値段は内緒。品物の程度と現地物価水準を考えると相当な金額です。おそらく相場の何倍かでは。
天気も良くて機嫌がよかったので、少しばかり値切っただけで買ってしまいました。
土産物屋のおやじが、少しディスカントした後、「ほかの客には言わないでくれ」と。
こんな値段で買ったなんて、恥ずかしくて言えません。
パッキングしてくれと頼んだのに、屋台ですからビニール袋に入れておしまい。日本まで持ち帰るのが大変でした。 -
フォートを抜けて新市街へ。
写真は鉄道の駅です。午後からは鉄道でアンバランゴダへ行ってみるつもりです。 -
駅の隣はバスターミナル。
この付近の建物に、ネットカフェが2,3軒あるはずです。 -
バスターミナル付近のメインストリート
-
収容所の独房・・・ではなくて、駅前のネット屋さんのひとつ。
②で書いたように、「Rampart View Guest House」のWiFiは電波が弱くて私のPCではキャッチできないので、ネット屋さんを使います。
営業していない様子でしたが、使わせてくれました。
日本語が使えるようにしてくれと頼むと、結局技術担当者を呼び出すことになって、使えるようになるまでに30分ほどかかりました。
日本語のreadはできましたが、writeはできませんでした。
自分のPCで作成していたブログ下書きをアップ、必要情報をコピーしてホテルに戻り自分のPCで作業する形ですので、readだけでもOKです。1分4ルピー(約3.3円)。 -
日課のブログ更新をなんとか終えて、昨日城壁上から眺めた軍関係の催し物を見物してみます。
昨年5月に少数派タミル人の反政府組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)との内戦が終わったスリランカですが、そのLTTEから押収した武器の展示会かとも思ったのですが、写真の会場は政府軍の装備でした。新旧市街の間にある公園を会場として、入場料50ルピー(約40円)
陸軍の戦車 -
海軍のボート
-
空軍の軽攻撃機SP260 TPと攻撃用ヘリ
SP260 TPは、昨日上から見たときはLTTE“空軍”の飛行機かとも思いましたが、低価格でなかなかの名機のようです。
LTTEの飛行機は、もっとセスナ機に近いようなものとか。 -
空軍への勧誘ポスター
-
こちらは、LTTEからの戦利品展示会場。
会場内は一列になって見学する形のため、入場するためには炎天下15〜20分並びます。 -
LTTEから押収した武器
-
-
対戦車地雷
-
対人地雷のクレイモア地雷
ワイヤートラップやリモコンで起爆し、爆発により、内部の700個ほどの鉄球が扇状の範囲に発射されます。
最大加害距離は約250m、有効加害距離は約50m。
“安価で数多く使われる小型のものは、敵兵を殺すことではなく、敵兵に重傷を負わせることにより戦闘不能にすることを目的としている。敵兵を1人戦死させれば、それは敵の兵力を1減らすことになる。しかし、敵兵1名に重傷を負わせれば、敵は重傷者を後送する兵・手当てする兵を確保せねばならず、前線の敵兵力を2名以上減らすことができる。”“地雷による被害は人間が足を失ったり死亡したりする直接的な人的被害と、地雷が埋まっているかもしれない土地が不動産価値を失ってしまう経済被害に大別できる。”【ウィキペディアより】
アンコールワットに行かれた際は、シェムリアップにある、カンボジアの地雷撤去をされているアキラ氏の地雷博物館(博物館とは言っても、“小屋”みたいなものです。)を訪ねるのもいいかと思います。
爆薬を抜いた地雷を実際に自分の足で踏むこともできます。
足の下でバネがはずれる“カチッ”という音と感触が忘れられません。 -
-
こんな感じで見学しますので、入場に時間がかかります。
-
大型の武器も展示されています。
ただ、政府軍の攻撃用ヘリとか戦車に比べると、やはり装備に差があるように見えます。
LTTEの敗北の原因のひとつは、国際支援で近代化する政府軍の装備についていけなかったことがあるのではないでしょうか。 -
-
のどかなヤシの木、多くの血を見たであろう戦争の道具、それらを楽しげにながめる親子・・・非現実的な風景ですが、まぎれもないスリランカの現実の断片です。
-
おどろおどろしい武器展示会場を出て再び駅へ向かいます。
あちこちで、道路脇などに果物売りの屋台が出ていますが、みかんが旬のようです。
マンゴーとかドリアンではなく、日本で見慣れたみかんというのが少し意外な感じもしました。
列車の時間まではまだ2時間ぐらいあります。 -
駅近くの店で昼食。地元の人が忙しく簡単に食事するような完全にローカルな店です。
場違いな外国人が「何か食べたいのですが・・・フライドライスかカレーみたいなもの・・・チキンで」なんて言うと、女性店員が店頭に並べてあったランチボックスを持ってきてくれました。
対応は親切でしたが、味は正直なところ、あまり多くは食べられないものでした。
まだ時間があるので、朝とは別のネット屋さんでブログ用の情報集め。
このネット屋さんの兄ちゃんは、挨拶に毛の生えた程度の簡単な日本語もできる感じのいい男性です。 -
いったんフォート内の旧市街に戻って、ヒストリカル・マンションへ。
旧市街と新市街の移動はたいがいスリーウィーラーを使います。
“歩き方”では50ルピーぐらいとありますが、100ルピー(約80円)要求されることが多いので、100ルピーで使っていました。交渉すれば安くなるのかもしれませんが、あまり有効な時間の使い方とも思いませんので。
地元に方に聞いたところ、ガソリン料金が最近高くなっているので、やはり100ルピー程度だろうと言っていました。 -
ヒストリカル・マンションは古い建物を改装した、入場料無料の博物館です。
植民地時代の雑多な生活用具・陶器などが並んでいますが、個人的には興味を引くようなものはありませんでした。
宝石加工の実演、アクセサリー類の販売も行っています。観光客にこれを買ってもらって収益を上げているようです。 -
館内で説明者がはりつくのが面倒で、「トイレに行くから」と振り切って、中庭で一休み。
-
女性が留守番していたホテル近くのネット屋さんも覗いてみましたが、日本語対応ができないようでした。
そろそろ列車の時間も近くなったので駅に戻ります。
写真はヒストリカル・マンション -
二駅先の仮面の街、アンバランゴダまで36分のミニ“鉄道の旅”です。
料金は2等で60ルピー(約50円)、3等なら半額です。
ただ、3等の場合、列車が到着すると待っていた人がわれ先に乗り込むような混雑です。 -
スリランカの鉄道は数分から数十分の遅れは常にある状態とか。
理由は天候、故障のほか、動物が線路を横切っているとか・・・いろいろ。
ことときも15分か20分ぐらい到着が遅れました。 -
ゴール駅構内には車止めがありますので、終点のようにも見えますが、実際はスイッチバックしてマータラまで路線は続いています。コロンボ方面のアンバランゴダに行く時も、入船してきた方向へバックする形で出ていきます。
-
やっと到着した列車内。2等でもこの状態で、私はとろとろしていたので座れませんでした。
どうせ30分あまりですので、列車をつなぐデッキに立って外を眺めながら行くことにします。
車内では物売りなどがやってきます。 -
ゴールの街を出ていきます。
-
“世界の車窓から スリランカ南西海岸編”です。
デッキのドアはあけっぱなしですから、外の景色はよく見えます。 -
眺めはいいのですが、かなり揺れます。
-
スピードが出るに従って揺れも大きくなります。
デッキの開放部に立っていたのですが、油断すると車外に放り出されそう。
とても写真どころではなくなって、全力でしがみつきます。ヒッカドゥワを過ぎたあたりからは、安全な奥の方に引っ込みます。そんな訳で、ヒッカドゥワ付近の海岸なども写真はありません。
もうひとつ困ったのが騒音。車両と車両をつないでいる部分の天井の金属板が、なぜがバタバタしており振動に合わせて車両に打ちつけられます。まるでシンバルを耳元で叩かれているような具合です。
しかも人間の力ではなく、列車の力で叩きつけるのですから、半端な音ではありません。
のんびり汽車の旅・・・と思っていたのですが、なかなかに大変です。 -
ようやくアンバランゴダに着きました。
やれやれ・・・・。 -
駅前の通りは活気に溢れています。
昨日コロンボからゴールへの移動の途中にアンバランゴダを通過したときは、メインストリートのゴールロードのバスターミナル付近は夥しい人でした。正月用の買い物客だそうで、日本のアメ横みたいな混雑でした。 -
果物屋さんは色鮮やかです。
-
仮面博物館へは結局スリーウィーラーで。50ルピー。
仮面劇コーラムや悪魔払いの儀式で使用する仮面を展示してあります。
本当はコーラムを観たかったのですが、最近はあまり観る機会はないとか。
大きなホテルなどでは団体客があれば演じることもあるとも。 -
女性の係員が解説してくれますが、英語解説も面倒なので案内を断り、ひとりで見てまわります。
そんな訳で、どの仮面が何に使われるとか、何を表わしているとか、そういった詳細はわかりません。 -
-
-
とにかくいろんなタイプの仮面があります。
-
手塚治虫のアニメにこんな顔の登場人物がいたような・・・。
-
こちらは2階の売店です。
工房ではマスクを作成しているところも見学できます。 -
敷地内に牛が入ってきました。
博物館の人がパンを一斤投げ与えます。いまだ難民キャンプで暮らす人も大勢いることを考えると、人間以上にずいぶん恵まれた待遇です。
写真で見ると、道路の向かい側にも、もうひとつの仮面博物館があるようです。
仮面博物館がもうひとつあるのは知っていたのですが、現地では場所がはっきりせず、ここの博物館を観ただけで「まあ、こんなものかな・・・」って感じで引き返すことに。 -
静かな裏通りを歩いて中心部へ向かいます。ほんの数百mです。
-
メインストリートのゴールロード、バスターミナル付近。
帰りはバスにしました。
ゴールまで30ルピー程度。 -
スリランカのバスは、運転が相当に荒っぽいです。
特に、ヒッカドゥワを過ぎて乗降客が少なくなったあたりからは、ビュンビュン飛ばします。
途中、停車しているバスの直前を反対側に横切ろうとした外国人と、バスの後ろから来たバイクが接触しそうになり、バイクが転倒する危ない場面がありましたが、そんなこともおかまいなくビュンビュン飛ばします。 -
新市街の喧騒をよそに、夕刻のゴール旧市街はひっそりとしています。
-
ちょうどインド洋に日が沈む時間です。
-
今日は大晦日、2009年最後の夕日です。
-
今年1年もいろんなことがあったな・・・なんて感傷にひたることもなく、ただ日が沈むのを眺めます。
-
-
明日元旦は、スリランカきっての聖地カタラガマのプージャに参列する予定です。
早朝5時半にホテルを出発するよう車を手配してあります。
途中どこかで初日の出も見られるかも。
今日は早めに床につきます。
いつも静かなゴールの夜ですが、さすがに大晦日、何やら騒いでいる声も・・・、そんなことを思いながら眠りの中へ。2009年も終わります。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 唐辛子婆さん 2010/01/27 18:25:25
- 悲しい世界
- azianokazeさん、こんばんは
「一人殺すより重症を負わせたほうが敵へのダメージが大きい。」
なんて悲しい世界でしょう。
「爆薬を抜いた地雷を自分の足で踏むこともできる。」
にも震えがきました。
スリランカの平和がまた壊されることのないよう祈るばかりです。
仮面劇コーラムを見られないのは残念でしたね。
混んだ列車内に物売りが来るというのは面白いですね。
続きを楽しみにしています。
- azianokazeさん からの返信 2010/01/27 20:34:20
- RE: 悲しい世界
- 地雷の狙いは、戦争というか、戦争を行う人間の卑劣さを表わしているように思えます。こうした卑劣な行為を、地雷ではなく人間自らが実行したシエラレオネでの内戦などもありますが、聞くに堪えない話ですので止めます。
カンボジアのアキラ地雷博物館での体験は、旅行記にも書いたように、靴底を通しても足裏にながくその感触が残ります。
「爆薬が入っていれば、今私の足は・・・」
スリランカは昨日大統領選挙が行われ、先ほどニュースで現職大統領が勝利したことを報じていました。
現職大統領も野党が支持する前参謀長も、ともに内戦の遂行責任者ですが、選挙勝利のためにはタミル人の票がカギとなるとして、ともにタミル人票に期待したというのも皮肉な話です。
そのタミル人の最大政党は敗れた野党・前参謀長を支持しましたが、このことが再選を果たした現職大統領の今後のタミル人対策に悪い影響を与えなければいいのですが・・・・。
重苦しい話ばかりになってすみません。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
azianokazeさんの関連旅行記
ゴール(スリランカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ゴール(スリランカ) の人気ホテル
スリランカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スリランカ最安
579円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
63